ディア・ライフ PickUp5

「山椒の葉の佃煮」by id:CandyPot 正確には佃煮とちょっと作り方が違いますが、わが家のやり方をご紹介しますね。材料は、山椒の葉、お醤油、そして味醂です。 1.山椒の葉を摘み、固い軸を取り除きます。 2.大きなお鍋に湯を沸かし、山椒の葉をどばっと入れ…

「焼かないドリア、名付けて〈イオニアごはん〉」by id:momokuri3 まだ小学生だったころ。「今夜はドリアよ」という母の言葉に、わくわくして夕食を待っていました。ところがキッチンから聞こえてきたのは、「あちゃー、チーズ切らしてたの忘れてた」という…

「ハタチからの揚げ出し豆腐&簡単お手軽揚げ出し高野豆腐」 by id:YuzuPON 父親が息子に対して抱く夢の代表例は、少年時代のキャッチボールと、二十歳を過ぎてからの一緒に一杯でしょう。うちの父は、とりわけ後者を楽しみにしていたようで、私が二十歳にな…

「これがわが家の冬の味、タマネギスープの温かさ」by id:TomCat リブ・ラブ・サプリの第一回目で書いた冬恒例のタマネギスープ。これは子供の頃からのわが家の冬の風物詩でした。 寒さが冷たさに変わってくる頃になると、母がブイヨンを仕込みはじめます。…

「むいた皮でもう一品、母の作るきんぴら」by id:TinkerBell 病気で入院していた時、食べたくて仕方がなかった料理は、母が作るきんぴらでした。 母の作るきんぴらは、いわば野菜屑のリサイクル。 むいた根菜類の皮で作る、ついでの一品です。 けっして主菜…

「祖母お手製の綿入り半纏」by id:offkey 今、私は綿入り半纏を着てキーボードを叩いています。 朱色の地に黄色の絣がついた生地で裏地も朱色。襟は黒。 この半纏は学生時代の私と妹へ祖母が手作りしてくれたものです。 祖母とは同居していなかったので、お…

「ハムスターのケージ」by id:watena 中学生の頃、ハムスターを飼っていました。出会いは某ホームセンターでした。今は法律がしっかりして、ちゃんとした許可を受けたお店でなければ動物の販売は出来ないことになっていると思いますが、そのハムスターはとて…

「親父の工具箱」by id:maruiti 親父の両開き工具箱。 金槌、ペンチ、ニッパー、鋸、錐、レンチに精密ドライバーに大きなプラスとマイナスのドライバー、カンナにラジオペンチ。 千枚通しに肥後守(ひごのかみ)そしてカッターナイフに金やすりにサンドペー…

「家族の歴史と百人一首」by id:sumike 子どもの頃の家族の、楽しい思い出といえば、何と言っても家族で火花散らした百人一首かるたです。 何歳から始めたかは記憶にありませんが、物心ついた時にはもう参加していました。 父に言わせれば、四〜五歳からやっ…

「古いラジカセ」by id:C2H5OH 横幅は25cmくらい、高さは10cmくらい。モノラルのおもちゃみたいなラジカセです。メーカーは東芝。製造年代は分かりませんが、おそらく1970年代か80年代でしょう。これがずっと以前から、わが家では現役として使われ続けていま…

「草木染めのテーブルクロスの色」by id:Catnip 突然父に先立たれてしまった母は、そのまま後を追ってしまうのではないかと思えてしまうくらい気落ちしていました。もちろん私も父を失ってしまったわけですから、しばらくは何も手に付かない日が続きましたが…

「あかい花」by id:offkey うちの父は尻が落ち着かないというのか、なにかやることを見つけてはちょろちょろ動き回っているタイプなのですが、そんな父とは対照的にゆったり構えている母は、時におだて、時にしかりつけながら父の少々軽薄な部分をしっかり補…

「何故か幸せを呼ぶ黄色」by id:Cocoa はじまりは、小さな頃に着ていた服の色だったのかもしれません。私は黄色のワンピースが大好きでした。それを着ている日は、なぜかごはんに大好物が出てきたり、父がおみやげを買ってきてくれたりと、いいことずくめだ…

「ピアノの鍵盤の白と黒」by id:TomCat わが家の幸せの色といったらピアノの色、特に鍵盤の白と黒です。母はピアノが大好きでした。白と黒の鍵盤の上を、母の指が滑るように動いていきます。私はそれを眺めているのが大好きでした。母が天に召されて何年にな…

「家族の色」by id:sumike 玄関に家族の写真を飾っています。 家族の写真をハートのフォトプレートに入れてあり、それが集まって四葉のクローバーを形作っています。 ハートの色は家族それぞれのイメージカラーです 夫 ・・・・青色(気持ちのおちつく色) …

「従兄の〈おにいちゃん〉にひっついて過ごした夏」by id:Cocoa 小学校二年生の夏休み。なぜか突然、従兄の「おにいちゃん」がわが家にやってきました。「おにいちゃん」は高校生。後で分かることなのですが、「おにいちゃん」は親と大喧嘩をして、家族と口…

「夏フェス! with 父」by id:momokuri3 音楽好きの夏といえば夏フェスです。巨大な野外ライブですね。その夏フェスに一緒に行くはずだったうちの一人が、突然の腹痛で倒れてしまったのです。本人は無理してでも行きたい様子でしたが、真夏の炎天下であるこ…

「父と歩いた夕立の後の道」by id:Fuel その日私は夏休みを利用したバイトの帰りでした。乗換駅のホームで仕事帰りの父とよく行き会いますので、今日もいるかなと探してみると、いつもと同じ場所に立っていました。その日の気分によって、知らんふりして離れ…

「友達や家族、みんなの力でやり遂げた地域こども祭り」by id:watena 地元の商店会が主催する地域まつりイベントが、ついに終了することになってしまいました。個人商店の数が減り、続けられなくなってしまったのです。自治会が引き継いで継続開催をという声…

「キャンプで母と過ごした森の一夜」by id:YuzuPON こちらでご紹介した軽トラをベースにしたキャンピングカー。この夏、これで母と一緒に出かけてみました。 http://q.hatena.ne.jp/1267765009/255893/#i255893 最初は私が留守番をして父母二人で行く計画に…

「父の寝顔の写真で知った愛のカタチ」by id:TinkerBell 女の子には、父親の存在が素直に受け入れられなくなる時期があります。 私にもそんな時期がありました。 ちょっと前までは一秒でも長くそばにいたい、大好きなお父さんだったのに、です。 なんとなく…

「一週間だけの家族だった犬の写真」by id:momokuri3 ペットとはあまり縁がないわが家ですが、ほんの一週間ほど、家族として過ごした犬がいたんです。それは私がまだ小学生だったころ。わが家の庭に迷い込んできた小型犬でした。よく人になれていましたので…

「懐かしいイエの庭のニシキギの写真」by id:C2H5OH 私は物心が付くか付かないかの頃に、一度引っ越しを経験しているそうです。普通なら記憶に残らないはずのそのイエの、特に庭の様子を、私はハッキリと知っています。それは、庭いじりが好きな母が、四季折…

「妊腹写真」by id:sumike 私の幼少時からの写真アルバムの一枚目に貼ってあるのは、 母親の、臨月の姿を庭で撮影した妊婦写真です。 (マタニティドレスを着た、記念写真みたいなものです) 小さい頃、その写真を母と一緒に見ながら、 「このおなかの中に、…

「入学式と遊具」by id:offkey 父と一緒に写した小学校の入学式へ行く前の写真があります。母親が選んだ晴れ着とかばん。私の入学した小学校はランドセルの変わりに肩掛けかばんを推奨していたので。 父は型どおり背広を着ています。 ところでこの入学式へ行…

「家そのものが思い出」by id:offkey 家と家族の思い出は小さなことから大きなことまでいくつかありますが、家族全体が団結して一つのことをしたという点では家の新築というのが一番大きいです。 建築業を営んでいた父はある日宣言します。 「新しく家を建て…

「猫のいる光景」by id:YuzuPON 家族が揃うリビングで、すーすーと寝息を立てている猫。よく見ると、時々ヒゲがピクピクと動きます。誰かが「夢を見てるんだね」と言うと、猫は口をペチャペチャペチャ。あはは、食べ物の夢だ。こんな猫と家族の揃う部屋が、…

「父がイキイキするお好み焼きの光景」by id:momokuri3 わが家のスペシャルイベントに、お好み焼きがあります。父はお好み焼きをこよなく愛する人で、焼くのも食べるのも大好きですから、お好み焼きをしようと決まった休日は、とてもハイテンションです。 父…

「何もせず、ただベランダで風に吹かれる光景」by id:Cocoa 両親はベランダが大好きです。ベランダに佇んで、風に吹かれている時間が大好きなんだと言っています。休日になると、父がベランダに立って外を見ています。すると家事の手が空いた母がやってきて…

「祖父と過ごした夏の光景」by id:Catnip 短期間ですが、わが家に祖父が滞在していたことがありました。祖父は見るからに厳格な雰囲気で、近寄りがたい感じの人だったので、その祖父としばらく同じ屋根の下と聞いて、私はかなり緊張していました。ところがで…