リブ・ラブ・サプリ〜SEASON #061 pickup5



みなさまこんにちは、hazamaです。この3連休、いかがお過ごしでしたでしょうか? 全国的に寒い日となりましたし、忙しかったお年始からほっとひと息ついて、イエでゆっくり過ごされた方が多かったかも知れませんね。そして、〈イエはてな〉にもみなさまじっくり書き込みをいただいて、どうもありがとうございます! 私は、遅くなった年賀状をしたためて、やっと出し終えました〜w この冬は例年にない寒さですが、その分、お部屋でのあったか時間が何と幸せに感じられることか。今年は、ファンヒーターを少し節約して、おこたでまったりとあったかいお茶を淹れられる、茶道用の風炉と炭型ヒーターを導入しようかとも検討中です♪


リブ・ラブ・サプリ〜SEASON #061 ピックアップ賞・ノミネート賞

さて、今日は“リブ・ラブ・サプリ〜SEASON”#061のピックアップ賞・ノミネート賞のご紹介です。今回もすべてテーマにわたって、みなさまどれだけの下書きをされたことかと想像される、丁寧なレシピや調べ事を盛り込んだメッセージをたくさん頂きました! 今年最初に、濃密な語らいを展開してくださり、心から感謝です!


「あったか鍋料理」テーマでは、「湯豆腐」「野菜鍋」「水炊き」「牛鍋でなく〈すき焼き〉」「肉団子」をはじめ、ご家庭それぞれの工夫やレシピがいっぱい。「冬の健康づくり」テーマでは、「ストレッチで冬の寒さと眠気を吹き飛ばせ!」「冬こそ走りましょう」など、気軽にカラダを動かすご提案や食を通してのヘルスライフを教えてくださいました。また、今年もいろいろ聞かせていただきました、「2011年の通年サプリ」。こちらでも、「マイブック(文庫本サイズ日記帳)かほぼ日手帳を使って」家族の連絡帳作りや、「毎日お酢養命酒を飲む」「小さな運動をこつこつやる」といった健康管理の心掛けなど、一つひとつの話題が大切に語られて、読みながら心に銘じる思いでした!


そんななかから、またいつもに増して迷いながら、学びと楽しさに満ちたシーズン・サプリを、ピックアップ賞・ノミネート賞に選ばせていただきました。今回は本当に、すべてのタイトルを賞に選びたかった……それほどに〈イエはてな〉というコミュニティのクオリティにあらためて驚かされた語らいでしたw


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「作りすぎて食べきれないザワークラウトを利用して鍋料理!」
by id:momokuri3


ザワークラウトは様々な付け合わせに重宝するドイツ風漬け物ですが、少人数の家庭では、漬けたはいいけど余ってしまって食べきれないということがありがちだと思います。そんなことが重なるうちに、せっかくの手作りを諦めて市販の少量パックを買うようになる。これはとても残念なことですね。そこでザワークラウトを使った鍋料理。独特の酸味がマイルドに変わり、具材のおいしさと混ざり合う、絶妙な風味が楽しめます。余り物処理料理ではなく、この鍋のためにザワークラウトを仕込みたくなるおいしさですよ。


【スープ材料】
コンソメスープ 鍋の大きさに応じて適当に。固形スープの素をお湯で溶いた物で可。
ローリエ スープ1リットルあたり2〜3枚。
・白ワイン 少々。
・塩、コショウ 少々。


【最初から煮込む具材料】
・豚肉ブロック。
・タマネギ。
・ジャガイモ(煮崩れにくい品種を)。
・ニンジン。
ザワークラウト どっさり。


【テーブルで追加しながら食べる具材料】
・ソーセージ。
ブロッコリー等々。


【下ごしらえ】
ブロッコリーは下茹でして、ソーセージと共にお皿に盛って別にしておきます。
ブロック肉は一口大に切り、コショウをふりかけてよく叩いてなじませ、30分ほどおきます。さらに塩少々をふりかけ叩いてなじませたら、熱したフライパンに油を引いて、軽く表面を焼き固めます。まだこの時点では中までは火を通しません。
フライパンから豚肉を取り除き、タマネギを炒めます。タマネギが透き通ってきたらニンジンを入れてさらに炒め、適当に火が通った所でスープの一部をフライパンに注ぎます。底に付着したうま味までスープに溶かし込む気持ちでかき混ぜ、本番用の鍋に移します。


【キッチンでの煮込み】
本番用の鍋に残りのスープも注ぎ入れ、豚肉とローリエも入れます。強火で沸騰させたら火を弱め、浮いてくるアクをすくい取りつつ煮込みます。アクが出なくなってきたら蓋をしてさらに10分ほど。
蓋を取ってジャガイモとザワークラウトを加え、スープが足りなかったら適宜追加し、好みで白ワイン少々を加えてさらに煮込みます。ジャガイモに串がスッと通るころにはザワークラウトの酸味がまろやかに他の素材の味と馴染んでいると思いますので、スープの味を見ながら塩コショウで整えます。


【いよいよテーブルに移動】
テーブルのセッティングは、卓上コンロ、ソーセージやブロッコリーを盛ったお皿など。
ボリューム感のある追加具材が必要な場合は茹でたジャガイモも。この場合のジャガイモは、前節のザワークラウトを加える段階で一緒に加えて煮込んだ物をお皿に上げて盛っておきます。
ソーセージ用のマスタードブロッコリー用のタルタルソースなどもあるといいですね。


お鍋を卓上コンロに移したら、後は普通の鍋料理と同じく、各自好きな具を取ってスープと共に食べるだけ。後から追加していくソーセージはスープと共に食べてもいいですし、熱々を鍋の中のジャガイモなどと共に別皿に取って、加熱しないザワークラウトを添えて食べてもおいしいです。こうすることで、鍋料理とディッシュ盛り付けの二通りの食べ方が楽しめるわけですね。


なお、日本のお鍋は〆におじやを作ったりしますが、この鍋はホワイトソースを加えてクリームシチュー風にして締めるのもお勧めです。合わせるお酒は、辛口の日本酒か、辛口の白ワイン。冬においしいキャベツでザワークラウトを仕込んだ上で、ぜひお試しください。


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「粋なお江戸の〈ねぎま鍋〉」by id:Fuel


今は「ねぎま」というと鶏肉とネギを交互に刺した焼き鳥のことを指すのが一般的かもしれませんが、本来の組み合わせはネギとマグロ。焼き鳥と同じように串に刺して煮たり焼いたりされますが、この組み合わせの鍋料理もあります。天保以降のお江戸の町ではマグロが人気。このアラを使った庶民的な料理が「ねぎま鍋」だったんです。


落語にも「ねぎまの殿様」というのがあります。向島に雪見に行くと言い出した殿様が、煮売り屋(今で言う総菜屋、あるいはそういった家庭的料理で酒を飲ませる庶民的な居酒屋)が軒を連ねる通りにやってきて、漂ってくるいい香りにたまらず、お供の三太夫の止めるのも聞かずに店に入ってしまうという筋立て。高貴な殿様が庶民の食べ物に接して、そのズレたやり取りが笑いを誘うという「目黒のさんま」とほとんど同じ感じの噺ですが、この殿様が食べたのが「ねぎま鍋」。醤油ベースの割下で仕立てられるすき焼き風のこの鍋は、寒い冬の日には、さぞ魅力的だったことでしょう。


ということで、このお江戸の町の粋な鍋を、ぜひ皆さんにも味わっていただきたいと思います。材料となるマグロは適当なアラでもいいですが、もしサイフが許すなら、中トロ以上の脂の乗ったサクを買い求めてください。なぜかというと、江戸時代のマグロのアラとは、トロの部分だったからなんです。


冷凍庫や冷蔵庫など無かった江戸時代、マグロはもっぱらヅケ(醤油漬け)に加工されていました。ところがトロは脂が多くて醤油が染み込みません。ちょっと痛みが来れば、もう捨てるしかないわけです。そういうのを安く買い叩いてきて鍋にしたのが「ねぎま鍋」だったので、赤身の部分ではその本来の味が出せないってわけですね。


実際、鍋物として煮てしまうと、赤身はパサパサしてあまりうまくありません。加熱して食べるのですから、鮮度にはあまりこだわりません。閉店間際の半額セールなどを利用して、お安い材料を探してください。


あとの具はお好みで自由に選んでOK。基本的にはすき焼きと同じように考えてください。極端な話、長ネギだけでもいいんです。マグロに、どっさりのネギ。このシンプルさもまた格別です。


煮汁となる割下も、ほぼすき焼きと同じように調味すればOK。一例を次に書いておきます。
1.切れ目を入れただし昆布を水に漬けて約30分。中火にかけて沸騰直前で引き上げる。(沸騰させるとヌメリが出て出し汁になりません)
2.削り節をどさっと入れる。いったん下がった温度が再び沸騰直前にまで上がったら火から下ろし、削り節が自然に全て沈んだ頃合いで漉す。
3.醤油・味醂・酒をほぼ同量ずつ加えて好みの味の濃さに調味する。
あとはこの割下を使って、すき焼きと同じようにして食べればいいわけですね。素材の投入順序は、まずネギから。どっさりとネギを入れ、それがよく煮えてからマグロを入れる。こうしてネギのうま味がたっぷりと出た汁でマグロをいただくからうまい!と、そういう鍋だと思ってください。しばらくするとネギの方にもマグロのうま味が行き渡って、これもいい味となっていきます。


なお、すき焼きと違って、卵を絡めて食べたりはしません。基本的には鍋から取ったそのままの味で食べていきますので、マグロのうま味を消してしまうほどの濃い味付けにはしないことが大切です。ちょっと薄目に感じるくらいの味付けにして、粉山椒を振ってそれを味のアクセントとしていく食べ方もお勧めです。


マグロを煮すぎないのも、おいしく食べるコツの一つ。元が鮮度の落ちかかったアラを使った料理ですから、しゃぶしゃぶのような加熱具合で食べては本来の味からかけ離れますが、かといって煮すぎてもおいしくありませんから、芯まで火が通って衛生上の問題が無くなったらすぐに口に運ぶ、といった感じで食べてください。ですから、マグロの切り方も、火の通りやすさを考えた厚さとしてください。私は普通の刺身と同じように切っています。


割下をちょっと濃いめの味付けにすると、血合いなどでもおいしくいただけます。刺身で食べられる赤身を、ほとんど煮ないでレアの状態で食べるという楽しみ方もあります。これらは本来の江戸の味とは異なりますが、それもまた一興。手に入る材料で自由自在に作って楽しんでください。俳句では冬の季語ともなっている「葱鮪鍋」を、皆さんの食卓にもぜひどうぞ。


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「冬の食中毒から家族を守る」by id:TinkerBell


食中毒というと食べ物が腐りやすい梅雨時や夏などに起こりやすそうですが、冬にもありますよね。
そうです、ノロウイルスです。
これによる胃腸炎や食中毒は年間を通して発生していますが、冬は特に流行しやすいと言われています。
元が健康な人なら感染しても軽い症状で済むことが多いみたいですが、小さなお子さんやご高齢の方、その他色々な理由で体が弱っている人は要注意。
また、軽い症状でも嘔吐を伴うと、吐いた物が気道に詰まって窒息したり、肺に吸入されて重い肺炎を起こすなどの危険もありますから、甘くは見られません。
ノロウイルスのワクチンはまだありませんから、これを防ぐのは一人一人の努力だけ。
それではこの冬の食中毒から家族を守る方法を考えていきましょう。


まず大切なのは、徹底した手洗いです。
わが家の手洗い手順は次の十段階。


1.手を十分に流水で濡らす。
2.せっけんをよく泡立てる。
3.手の平洗い。手の平をこすりあわせる。
4.指の間洗い。手の平を合わせたまま両方の指の間をよくこすりあわせる。
5.手の甲洗い。手の甲と指の間をよくこする(両手)。
6.指先洗い。指先を立てて反対側の手の平にこすりつける(両手)。
7.親指洗い。親指を反対の手で包むようにしてよくこする(両手)。
8.手首洗い。手首の方までよくこする(両手)。
9.流水で完全に泡を流す。
10.清潔なタオルで拭いてできあがり。


こすり合わせるところは、それぞれ最低15回ずつこすります。
特に、指先洗い、親指洗い、手首洗いは普通あまりしないと思いますので、しっかりと行っていきましょう。
6の指先洗いには、爪の間を洗うためのブラシも併用します。


石鹸にウイルスをやっつける効果はありませんが、洗い流すことはできますから、その意味での効果は大きいんです。
手の脂と一緒に洗い流すことを考えると、温水を使えばさらに効果的なことがわかりますね。
なお、新型インフルの流行でアルコールを主成分とした手指消毒剤が普及しましたが、ノロウイルスに対してアルコールはほとんど効きません。
消毒剤といっても万能ではないんだなぁと知っておいてくださいね。


キッチンを預かる人は特に手洗いを念入りに。
タオルについては、キッチンではちょっともったいないですが、使い捨てのペーパータオルが適していると思います。
清潔を保つべき所では惜しみなく使い捨て品を。そのぶん別の所で資源の節約。
これが賢いキッチンライフですよね。


キッチンでは、調理器具のお手入れも大切です。
包丁、ふきん、菜箸などなど、調理器具は使い終わったら必ずきれいに洗い、さらに85℃以上のお湯で1分間以上の加熱消毒を行います。
ノロウイルスは空気中に漂うインフルエンザウイルスなどと違って、主にウイルスの付着した物に接触することで伝播していくらしいですから、洗った後の管理が清潔なら次に使う時も安心だと思いますが、不安がある時は使う前にもまた熱湯消毒してくださいね。


まな板は大きいので煮沸消毒は難しいですが、ノロウイルスに対しては次亜塩素酸ナトリウムが効きますから、これを主成分としたキッチン用塩素系漂白剤が効果的です。
そんな化学薬品は嫌だという人も多いと思いますが、次亜塩素酸ナトリウム医療機関でも消毒薬として使われているものですから、正しい使用法で必要最低限度で使うことは、家族の健康維持に役立つと思います。
気になる残留塩素は、使用前に熱湯で流すことで対処できます。
なお、ノロウイルスに対して必要な塩素濃度は200ppm以上とされていますので、代表的な製品の適切な使用量は次のページなどを参考にしてくださいね。
http://www.kao.com/jp/soudan/topics/topics_083.html


調理についての注意は、とにかく中までしっかり加熱することに尽きるようです。
ノロウイルスは熱に弱いので、調理器具の消毒の所で書いたように、85℃以上1分間以上の加熱で安全だといわれています。
でも、食品の中心部までしっかり火が通っていないと意味がありませんから、素材の質や大きさ厚さなどをよく考えてお料理したいですね。


最後に気を付けたいことは、ちょっとでもノロウイルスっぽい症状があったら、きっぱりキッチン仕事から離れること。
これがとても大切だと思うんです。
わが家では母と私の二人がキッチンに立ちますので、いつも二人で健康チェック。
少しでも異状があったらお料理禁止を申し渡す決まりにしています。
幸いまだ二人とも禁止を言い渡されたことはありませんが、家族の健康を預かるキッチンのこういうルール、大切だなぁと思っています。


ノロウイルスは少ないウイルス量でも感染を広げます。
ですから、厚生労働省の「ノロウイルスに関するQ&A」には、つぎのように書かれています。

食品への二次汚染を防止するため、食品取扱者は日頃から自分自身の健康状態を把握し、下痢やおう吐、風邪のような症状がある場合には、調理施設等の責任者(営業者、食品衛生責任者等)にその旨をきちんと伝えましょう。
そして調理施設等の責任者は、下痢やおう吐等の症状がある方を、食品を直接取り扱う作業に従事させないようにすべきです。
また、このウイルスは下痢等の症状がなくなっても、通常では1週間程度長いときには1ヶ月程度ウイルスの排泄が続くことがあるので、症状が改善した後も、しばらくの間は直接食品を取り扱う作業をさせないようにすべきです。

http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html
このことはイエでも同じ。
一家の主婦(主夫)といえども、体調がおかしかったらキッチン仕事はお休み。
家族のためにも自分のためにも休養を取って、ゆっくりしてくださいね。
こういう時のためにも、家族みんなが簡単な料理くらいこなせるようになっておくことが大切だと思います。


そのほか、色々大切なことが厚生労働省の「ノロウイルスに関するQ&A」に書かれていますので、上でご紹介したページをよく読んで、ぜひ参考にしてください。


ノロウイルスそのものは、そんなに恐いウイルスではないかもしれません。
でも、ノロウイルスによる健康被害を防ぐ努力は、インフルエンザなど他の病気を防ぐためにも役立ちますから、キッチンから家族の健康を守っていくという気持ちで、これからも続けていきたいと思っています。


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「冬のあったか飲み物ココアで健康づくり」by id:Oregano


ココアの原料であるカカオは、元は南米に自生していた植物と思われますが、それをマヤ文明が栽培作物としたそうです。当時は神への捧げ物とされていたとも、不老不死の薬として王族らに珍重されたとも言われています。カカオがいかに尊ばれていたかは、後に中南米の一部でこれが通貨代わりとして流通していたことからもわかります。


そのカカオの健康成分の第一は、やはりポリフェノールでしょう。ポリフェノールといえば抗酸化作用。体のサビと言われる活性酸素と結びついて細胞を守ってくれる作用です。


さらに鈴木登教授(聖マリアンナ医科大学免疫学・病害動物学、発表当時助教授)の「チョコレート摂取のヒト免疫能に対する影響」
http://www.chocolate-cocoa.com/symposium/pdf/sympo_04f.pdf
を見ると、カカオのポリフェノールには免疫調整作用があるのだとか。


さらにポリフェノールは血液をサラサラにしてくれますから、体の中心をなす循環器系はもちろん、指先までの血液循環を良くして、冷えの改善にも一役買ってくれるのです。冷え症にはいくつものタイプがありますが、特に冬に辛くなるのは、手足の先など末端部の体温が低くなるタイプだと思います。ただでさえ飲むと温まるココアですが、体の仕組み面から言っても、こういう冷え症の人への頼れる応援団と言えそうです。


ココアで注目できる成分のもう一つは食物繊維です。煎じるのではなくパウダーを湯に溶いて飲むココアは、かなり良質な食物繊維の供給源。ココアパウダーの重量の1/3から1/4は食物繊維と言われていますから、1杯のココアにティースプーン2杯のパウダーを使うとすると、少なくとも半匙分は食物繊維ということになります。これでお腹が元気になれば、体全体が元気。冬の健康の土台を、体のど真ん中から作ってくれますね。


さらに神谷茂教授(杏林大学医学部感染症学講座微生物学部門)の「消化管病原細菌に及ぼすココアの抑制効果」
http://www.chocolate-cocoa.com/symposium/pdf/sympo_04c.pdf
を見ると、ココアに含まれる遊離不飽和脂肪酸が、胃潰瘍の原因となるピロリ菌などに対して効果を発揮することが書かれています。


こうした効果を特に期待するならば、空腹時、たとえば朝の「おめざ」としてココアを飲むとよさそうです。


ココアなんてチョコと同じで太りそう、と思われる方も多いと思いますが、ココアパウダーはカカオ豆を発酵、焙煎、種皮と胚芽を取り除き、すり潰してカカオマスとした後に脱脂して作られますから、意外に脂肪分は少ないのです。さらに、先のいわしを見ると、ポリフェノールの一種であるお茶のカテキンには「肝臓に届いたカテキンが脂肪燃焼酵素を増やして素早く片付けてくれる」効果があるそうですが、
http://q.hatena.ne.jp/1292994072/277816/#i277816
ココアにもお茶と共通するカテキンが含まれていますから、その点でもむしろココアは体脂肪の蓄積を防いでくれる食品と言えそうです。


甘くしすぎないビターなココアとして楽しめば糖分の過剰な摂取は防げますし、甘いのが好きな人も、ティースプーン2杯の砂糖とご飯1〜2口はほぼ同じカロリーですから、全体の食事量でカロリーをコントロールすればいいですね。私もココアは大好きです。冬にうれしいココアを活用して、寒い季節の元気を増していきましょう。


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「通年サプリは〈お日様を楽しむ〉」by id:MINT


今年のお正月も好天に恵まれ、いい初日の出が拝めました。そこでハッと思い付きました。そうだ、今年の通年サプリは「お日様を楽しむ」にしようって!!


まず、毎朝をお日様とともにスタートする、名付けて「毎日が初日の出」プロジェクトです。お日様は世界中で神様です。自然崇拝のない一神教でも、神様は光として表されることが多いと思います。世界中の人が、太陽の恵みを受けて生きていると実感してきました。そのお日様に、初日の出以外の日にも毎朝ごあいさつ。先日のいわしにも太陽礼拝の勧めがありましたが、どんなやり方にせよ、一日の始まりをお日様と一緒に過ごすことは、とても大切だと思うんです。もちろん曇りの日も雨の日も、雲の向こうにあるお日様に向かって行います。
http://q.hatena.ne.jp/1292390414/277493/#i277493
id:Dictionaryさん


それから、ひなたぼっこ。特に冬は、この幸せってありませんね。天気のいい休日は、家族みんなでたっぷりお日様。光の中の団らんです。このお正月休みも、ゆっくりとお茶などを飲みながら家族の時間を楽しみました。


お布団干しも、大切なお日様の恵みです。疲れる〜、めんどくさい〜、と思いながらやるのと、夜もお日様のくれる幸せをと思いながらやるのでは、楽しさがぜんぜん違いますね。お洗濯も楽しみになりました。乾燥機も花粉の季節や梅雨時などには欠かせませんし、おまけに楽ですが、お日様に干せる時は明るい日差しの下で働くことを楽しみたいって思えるようになりました。


ちょっと手間がかかるけどぜひ実践したいと思っているアイデアの中に、「ゴミ減量という名の太陽利用」があります。


生ゴミは8割以上、少なく見積もっても6割以上が水分だと言われています。水は燃えませんから、焼却時にはただ蒸発させるためだけに加熱しなければなりません。1気圧で水1gを蒸発させるために必要な熱量は、学校で習ったと思いますが、539カロリー。水分たったの1gにつきこれだけのエネルギーが必要なのです。
仮に生ゴミ5kgの6割が水分だったとすると、その水分量は3kg。これを蒸発させるのに必要な熱量は3000×539cal…。すごい熱量が必要です。

http://q.hatena.ne.jp/1243226993/219015/#i219015
id:watenaさん
ゴミの量は同じでも、天日に干して水分を蒸発させて出すだけで焼却に必要な重油が大幅節約できるという、すばらしいアイデアです。さらに干しながらガーデニングの堆肥にできる素材を分別。これで二重のゴミ減量が図れます。あ、ガーデニングそのものもお日様の恵みですね。

食材を干すことも、色々楽しんでみたいと思っています。今やっているのは割り干し大根。からからになるまで干さなくても、軽く干すだけでおいしさがギュッと濃縮された感じで、煮物などの味がとてもよくなります。キノコも、椎茸だけでなく、色んなキノコが干すことによっておいしくなりますね。これもイエはてなで教えてもらった技。自家製ドライフルーツも色々作ってみたいなぁ。さらにこれから体験してみたいのは、干すことによってアク抜きになるという技です。
もうひとつの天日干しの効能
http://q.hatena.ne.jp/1243226993/219006/#i219006
id:vivisanさん
アクの強いフキも数日の天日干しを併用することでおいしくなる。へぇぇぇって感じです。これはぜひ色々な食材で試してみたいと思います。
野草茶作りもいっぱい楽しみたい。今までどれだけたくさんの野草茶がイエはてなで紹介されてきたでしょう。いくつかは作ってみましたが、まだ試していない野草茶がたくさんあります。同じように野草や葉を干すことで、薬草風呂に使う浴剤も作れますね。お日様の恵み、四季の恵み。これもどんどん楽しんでいきたいと思っています。


もちろん、季節そのものを楽しむ二十四節気も。太陽の動きから季節を割り出す二十四節気を意識しながらの暮らしは、まさにお日様と一緒の暮らしです。イエはてなには、今までたくさんの二十四節気に関する書き込みがありましたし、「祝4周年スペシャル -1 YEAR LIFE SUPPL. CALENDAR!-」の時の、hazamaさんの「暦で一年の季節を楽しむ〈節月会〉」も忘れられないサプリ・メッセージです。
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20101102
私も立春冬至といった大きなイベントの日は大切にしてきましたが、今年は年間を通じて二十四節気を、さらにそれを細かく分けた七十二候を実感しながら過ごしてみたいなぁと思っています。


ほかにも、きっとたくさんの「お日様を楽しむ」サプリが編み出せますよね。それを考えることも楽しむ一年にしていけたらいいなぁと思っています。あ、ヒマワリも植えよう。種が採れたら小鳥も呼んで、お日様の恵みを分かち合いたいと思います。


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「山形の郷土鍋料理、どんがら汁」by id:YuzuPON


私は山形出身ではなく、大学時代に庄内地方から来ていた友人に作り方を教えてもらったものなので、本場の方から見ると「それは違う」という部分もあるかもしれませんが、とにかくおいしく温まる鍋なので、ぜひここでご紹介させてください。


材料は、
・寒ダラのアラ 1匹分
・豆腐 1丁
・長ネギ、その他好みの野菜類(大根など) 適宜 ・・・続きを読む

「雪鍋を囲んで」by id:ekimusi


昨夜は、前日に揚げ物をしたので、今夜は身体に優しい温かいものを食べたいな〜ということで、
お正月のお餅の残りも使った「雪鍋」を作りました。
雪鍋は別名みぞれ鍋とも言います♪


たくさんの大根おろしを入れて、鍋に火が通り半透明になった姿が「みぞれ雪」に似ていることから、「みぞれ鍋」または「雪鍋」と呼ばれています。・・・続きを読む

「七草鍋」by id:Dictionary


いよいよ七草の日。
明日なので、このイエハテナさんの語らいが終わるころには七草の日も終わってしまっているのですが是非紹介させてください。
そして見てくださった方は是非明日興味持ってくだされば嬉しいです。


七草と言えばお粥。
これが定番ではあるのですが、ちょっとだけ工夫を凝らして。
今年は七草鍋を明日行いたいと思ってます。・・・続きを読む

「とろける湯豆腐鍋」by id:sumike


寒いこの季節の休日には、身体の芯からポカポカと温まる、「とろける湯豆腐鍋」がよく食卓に登場します。


普通の湯豆腐は長く煮込むと豆腐は硬くなり、鬆が入るのに対して、この「とろける温泉湯豆腐」は煮込むほどに
やわらかくなり角が取れ淡雪のように柔らかくなり、汁は白濁してコクが出て、野菜や肉を煮込んで一緒にいただくとさらに深い味わいとなります。・・・続きを読む

「自転車通勤」by id:xnissy


昨年までは暖かい時期だけ自転車通勤をして、冬の間は寒いのが辛いので自動車通勤をしていました。でも、今年度から職場を挙げて自転車通勤を奨励するようになり、私も通勤手段を自転車として届け出ています。自転車通勤手当をもらっている以上、寒くても自転車通勤をしないわけにいきません。
ちょうどこの時期、こたつにこもったりして体を動かさなくなりがちですが、自転車通勤のおかげで今年は少しは運動ができています。・・・続きを読む

「手軽な生姜湯」by id:yukosaitoh


飲んで身体を温めて健康作りをする方法として、生姜湯を飲まれている方も多いと思います。
この生姜湯を飲もうと思うと、生の生姜をすり下ろして…などちょっと手間がかかります。
最近では、手軽な粉末なども発売されているようですが、できたら自分で納得のいく生姜で作りたい!と思っているかたも多くないですか?
私も、その一人でした。
意外に簡単な方法で作れるので、ご紹介です。・・・続きを読む

踏み台昇降で運動不足を解消」by id:offkey


私の住んでいる地域は冬になると雪に閉じ込められてしまうので、夏のように自転車を楽しんだり、散歩するのもままならず、どうしても運動不足になりがちです。
室内の運動というと体操とか腹筋背筋などの運動くらいで、心肺機能を使うような有酸素運動がなかなかしずらいという面があります。
もちろん、スポーツジムへ通うのもいいのですが、通うこと自体が雪で結構大変だったりします。


もう十年以上も前の話になるのですが、踏み台昇降で運動不足を解消している人がいるという話を聞きました。・・・続きを読む

「生活の中の『動作』を意識して」by id:evitiamo


毎日、忙しく一日が過ぎてしまうと思いますが
生活の中の『動作』を運動と意識して
無理なく体を動かしていきたいです。


朝一番でテレビ体操をしたら(朝から食がすすみそう)
乾拭きの窓拭きと(冬は結露になりますから)
水拭きの床掃除(寝ている間に落ちるホコリ。舞い上がる前に拭き取ってしまいたい)・・・続きを読む

「暮らしに森を活かす、暮らしの中から森を守る、暮らしの中で森を楽しむ」by id:TomCat


これが今年の私の通年サプリ。なぜって、今年は国連が定めた「国際森林年」(International Year of Forests)だからです。森を守る、森を作る、林業を育てるなどなど、森林に関わるあらゆるレベルの認識を高めようと、国連総会において決議されました。


森林は樹木だけでなく、土壌、水、そしてそれらに生息する様々な生物の総体です。森林には、地上に生息する、ほとんどあらゆる型の生物が存在します。・・・続きを読む

「〈頑張れ〉の代わりになる歌を集める(2011年の通年サプリ)」by id:tough


きっかけは、ちょっと小耳に挟んだ歌でした。初めて聞く曲でしたが、伸び伸びとした澄んだ声の女性ボーカルがいい感じでした。歌詞の内容も、夢だけでは終わらせない、チャンスはきっとあるはず、大丈夫、僕らは一人ではない…といった前向きな明るいもので、いい歌だなと思いました。アレンジもシンプルで、これなら覚えたてのギターでも歌えそうです。


さっそくうろ覚えの歌詞の一節をキーワードにしてネットで検索。曲名はすぐに分かりました。・・・続きを読む