イエコト・ミシュラン #078 PickUp3
みなさまこんにちは、hazamaです。クリスマス連休が明けたとたん、今年もにわかに年の瀬ムード。明日が仕事納めという方も多いのではないでしょうか。〈イエはてな〉も、今日が2011年最終のダイアリーとなりました。今年は5周年を一緒に祝ってくださり、また、1年を通して本当にたくさんの素晴らしい暮らしのメッセージをお届けくださいまして、みなさま心からありがとうございました。おかげさまで、実り多く、また新しい歩みを進めることができた年になりました! 年明けは、1月5日(木)にまずは新年のごあいさつ、そして10日(火)の“イエ・ハック”#002より語らいをスタートします。8日間のお休みをいただきますが、みなさまもどうぞよい休暇とお正月をお迎えくださいね! 私も、2012年の幕開けを楽しみに、じっくり充電のウィンター・ホリディを過ごしたいと思いますw
イエコト・ミシュラン #078 ピックアップ賞・ノミネート賞
さて、今日は“イエコト・ミシュラン”#078のピックアップ賞・ノミネート賞のご紹介です。今回のテーマは、シーズンには少し早めの「バレンタイン・デーのイエ・イベント・コンテスト」でしたが、スイート&ハートフルなメッセージがいっぱい並びました! 手作りがあったかい「クッキー・デコ」や、フランスの「レザン・ドレ・オ・ソーテルヌというお菓子」、「バレンタインデー・イエ・チョコスイーツ・パーティ」など、チョコレートを囲むテーブルや贈りもののご提案。そして、愛情料理レシピに、お花、手紙、音楽、さらには折り紙や宝探し、バードウォッチングや植樹といったユニークなイエ・イベントまで、バレンタイン・デーに新たな視点をもたらしてくれるアイデアも満載!
そんななかから、愛情と感謝とそれぞれの願いがじっくりとこめられたメッセージを、★(一ツ星)〜★★★(三ツ星)のピックアップ賞&ノミネート賞に選ばせていただきました。ともすればチョコレートを贈るという習慣になってしまうバレンタイン・デーが、心豊かに過ごすメモリアル・デーになる1ページです!
*今回のピックアップ賞は、〈みんなの住まい〉2011年1月末日公開の特集記事として編集、ご紹介させていただきます。
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★(一ツ星)
今までも色々な機会に植樹をしようと勧める書き込みがありましたが、バレンタインデーにも、愛の記念樹を植えることが出来たら素晴らしいと思いませんか。2月中旬はまだ雪に覆われている地域や気温が氷点下になる地域もありますから、そういう所ではちょっと無理ですし、庭がないイエでは植樹そのものも出来ませんが…。
いや、植樹といったら地面に植えるものという思い込みを取り払って、鉢植えでもいいではありませんか。ご夫婦や家族みんなで木を選び、それを植えるということの意義においては、鉢植えでもなんら遜色はありません。
どんな木を植えましょうか。落葉樹の花木や果樹は、落葉してまだ芽吹きが始まっていない時期が植え付けの適期です。2月中旬ではまだ土の温度が低く根を傷めやすいので、庭植えには早い地域が多いと思いますが、鉢植えなら大丈夫ですね。植えた後は鉢を保温効果のある材質でくるみ、冷えない場所に置いてやりましょう。
そして、今回hazamaさんがクリスマスツリーとして紹介されていた「ピースフルな世界を願う白いリボン」、
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20111221
これをぜひ、記念樹に施したいと思います。
人を愛することを知ったら、愛し合う者同士が戦禍で引き離されない世界を願わなければ嘘ですね。バレンタインデーのいわれを紐解くまでもなく、愛の記念樹には、平和を願うシンボルがふさわしいです。
おそらく植えられた木はまだ落葉中で寂しい姿でしょうから、思い切り大きなリボンを付けてやりましょう。あるいはクリスマスツリーのモールのように、白いリボンを木全体にフワリとかけてやるのもいいですね。
そして、バレンタインデーが終わったらそのリボンの一部を切り取り、みんなでそれを日常持ち歩く物に結びつけて一年を過ごしましょう。白いリボンですから、だんだん薄汚れたり擦り切れたりしてきますが、それは平和を願うリボンなんて必要がなくなる世界、本当の平和が訪れる世界に近付いているからだと思いましょう。
家族の愛のあかしの記念樹に結ばれていたリボンをいつも持ち歩いていると、あまりハメを外した夜遊びなどもしなくなりますから、家庭の平和も保たれると思いますw。
★★(二ツ星)
好きな相手を虜にしてしまう魔法の料理、というのを教えてもらいました。といっても、昔々の時代に惚れ薬として扱われていたと言い伝えられる食材を使うだけなのですが、以下、いくつかの例をご紹介します。
◆焼きリンゴ
リンゴは古代バビロニアで惚れ薬とされていたとか。シナモンは昔々のアラビアで惚れ薬とされていたそうです。この二つが合わさったら焼きリンゴですね。
甘さはハチミツで。ハネムーンの語源になったほどの食材ですから、これほどすてきな甘味はありません。
同様にアップルパイも、好きな相手を虜にする魔法の料理になるそうです。
◆カレー
日本の代表的なカレールーの一つに「リンゴとハチミツ」をキャッチフレーズにした物がありますね。焼きリンゴの項を踏まえると、もうこれだけで効きそうですw。
カレーにどっさり使われるタマネギは、カーマ・スートラにおいて惚れ薬の扱いです。
辛味はトウガラシを足しましょう。この成分であるカプサイシンは脳内麻薬の異名を取るエンドルフィンの分泌を促進させる働きがあります。
隠し味にはチョコレート。僅かのチョコレートはカレーのコクを増してくれますが、それだけでなくカカオにはある種の神経作用があると言われます。
そしてライスは一手間かけたサフランライス。なんとサフランも昔は惚れ薬と言われていたんですね。
◆ルッコラ料理
ルッコラは地中海沿岸原産のアブラナ科野菜。これはローマ帝国の時代からの有名な惚れ薬だったそうなのです。サラダなどで生食されることが多いと思いますが、バルサミコを使ったイタリアン風味の炒め物などにしてもおいしいくて、私は大好きです。
フライパンにオリーブオイルをひいて潰したニンニクを炒めて香りを出し、続いてベーコンを炒め、ルッコラを加えてザザッと炒めて火を止め、バルサミコとコショウで和えて出来上がり。手軽に出来ておいしいですよ。
朝食にはこれにスクランブルエッグなどを添えて。余熱でチーズを絡ませるとおいしいですね。卵もチーズも昔はとても高価な食材だったので、惚れ薬と考えられていたそうです。
と、例をあげるとこんな感じ。実はこれらはみな、お付き合いしている女性が作ってくれた料理なのですが、私はすっかり魔法にかかってしまいました。
これらの料理を、バレンタインのイエ・イベントに使ってみたら楽しいと思いませんか。たとえば母と娘の魔法料理大会〜。お父さんには内緒でキッチンに集った魔法使いと魔法少女。お父さんのためにおいしいお料理を作りましょう。
魔法使いのお母さんが、食材の効果を一つ一つ説明しながら、呪文を唱えて切ったり混ぜたり。お玉や菜箸がバトンのかわり。くるくるやって料理に魔法をかけましょう。
こんなお料理大会は、とても楽しいイベントになると思うんです。もちろん仲良しのお友だちとやってもいいですし、いっそのこと男性陣も加えて、家族全員でこの魔法料理大会を楽しんじゃうのもいいかもしれませんね。
ほかにも、好きな相手を虜にしてしまうと言い伝えられてきた食材は色々あると思います。探して研究して、独自の秘密のお料理を開発していってください。
★★★(三ツ星)
結婚して一年になる友人が、すごい名言を口にしました。「俺達、超近距離恋愛中」。あぁ、結婚てそういうことなのかと、まだ未婚の私は感動してしまいました。
そこで思いついたのが、バレンタイン・デーに、一時間手をつなぎっぱなしで過ごしてみようという体験イベントです。恋人同士が家族という超近距離の関係になったのを、さらに接近させてしまおうというイエ・バレンタイン・デーならではの企画です。
スタートしたら、とにかく一時間経過するまでは手を離してはいけません。ソファに座っているような時は、ちょっと照れくさいのを除けば普通に過ごせると思いますが、ミカンの皮をむく時はどうしましょう。二人、共同作業でやってみましょうか。
ケータイにメールが来ました。返事を打たなければ。あ、利き手側をつないでしまったぞ。反対側の手で打つのは大変だ。一生懸命打っていたら、つないでる手も、いつのまにか一生懸命握りしめてたよ。
ピンポーン。ドキッ、お客様です。お手々つないで玄関に行くのかな。どうしよう。
様々なことが起きて、色々なエピソードが生まれると思います。どうしても離さなければならなくなってしまった時は、再びつなぎ直した時からさらに一時間というルールにしておきましょう。
お腹空いたね。手をつないだままだと食事の支度が出来ないからピザでも取ろうか。賛成。ブロロロロ。あ、バイクが来ました。早いね。ピンポーン。しまった、またつなぎ直しだ。などという楽しいことが一日続くかもしれません。
毎年やっていると、何のアクシデントもなく一時間が過ぎることもあるでしょう。そういう時はもう一時間延長して記録更新に挑戦も楽しいと思います。
夫婦だけでなく子どもも一緒に手をつなぐと、もっとたのしくなりそうですね。三人以上になると両手が塞がれる人が出ますから、時々つなぐ順番は入れ換えてもいいことにしましょう。
手の平は体の中で、最も愛を表現する部分の一つです。撫でるという行動だけで、どれだけ愛が伝わるでしょう。子どもは愛する親に撫でてもらっただけで幸せになります。不安だって安心に変わります。それは大人も同じです。その手の平をずっとつなぎ続けてみる。この経験から得られるものは、きっと大きいと思います。
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「バレンタインデーに花を贈ろう」by id:maruiti
バレンタインデーに日本では女性が男性に、チョコレートとともに愛を告白する日という風潮がある。
しかし世界では国によって事情は違えども、男女が互いに愛や感謝の気持ちを伝えあう日であり、男性から女性に花を贈る国が多いようだ。
フランスでは「男性は女性に花を贈らねばならぬ日」とも言われているようで・・・・(^^;)・・・続きを読む
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「バレンタインは折り紙で愛を伝えて」by id:Dictionary
バレンタインと言えば街中はチョコレートの販売で溢れ、ご自宅で手作りされる方も多いのかなと思います。
私も毎年チョコのケーキやクッキーなどお菓子をこしらえて、家族や友達、また、大好きな人に送ったりしています。
でも、来年は少し変わった贈り物やおもてなしをしてみるのも良いなと思って考えてみました。
そこで、題して「折り紙で愛を伝えるバレンタイン」・・・続きを読む
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「バレンタインデーにバードウォッチングをしてみよう」by id:TomCat
これは特にお子さんがいるご家庭にお勧めしたいプランです。
昔からイギリスなどでは、バレンタインデーに鳥たちが「つがい(繁殖のためのペア)」になると言われていました。つまり、鳥の結婚ですね。なんともバレンタインデーに相応しい言い伝えです。
「カンタベリー物語」の作者、ジェフリー・チョーサーの「Parliament of Foules」という作品の中にも、このことに言及された個所があります。・・・続きを読む
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「バレンタインデー宝探し」by id:Cocoa
“家が宝島、宝探しごっこの思い出”というのを書かせていただいたことがありました
http://q.hatena.ne.jp/1297227184/280013/#i280013
これを、家のバレンタインデーに取り入れてみたらどうかなというのが今回の私の提案です。
やり方は簡単。イエのどこかにプレゼントを隠して、それを探してもらうのです。私の子供の頃の宝探しは、まず一枚目のメモに書かれたヒントを頼りに場所を探し当てると、そこにまたヒントが書かれた紙が置かれている、といった形式でした。・・・続きを読む
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「エコラッピングに愛を込めて」by id:ekimusi
今度のバレンタイン、我が家のチョコレートはラッピングいらずの「チョコラータ」にしたいと思います♪
手作りのディナーの後、カップル、夫婦、家族でほっこりしたいという方にもオススメな一品。
以前イエはてなで紹介したチョコラータの作り方がこちらです。
http://q.hatena.ne.jp/1265172647/249050/#i249050
しかし、この時紹介したのも手軽でいいのですが、せっかくのバレンタインデーですから、一工夫してみました。・・・続きを読む
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「バレンタイン・デーに音楽を楽しむ」by id:momokuri3
世代によってバレンタイン・デーにまつわる思い出の音楽は様々だと思いますが、愛し合って一緒になったご夫婦なら、きっと二人のバレンタインの思い出につながる音楽があると思います。告白し合った年に流行っていたラブソング。ドキドキしながら待ち合わせた街角で流れていた歌。あるいは二人で口ずさんでいたメロディ。そんな音楽をBGMにしながら過ごすバレンタインの夜…なんてすてきですね。
あるいは、チョコレートや花に添えて、愛する人に聴いてほしい音楽、思いを共有したい音楽のCDを贈るというのもどうでしょう。・・・続きを読む
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「バレンタインデーに手紙を書き合う」by id:Oregano
今回のテーマに投稿するにあたり、父に話を聞いてみました。
「お父さんの若いころ、バレンタインなんてやってた?」
「うーむ、チョコを贈り合う習慣はあったけど、ほとんどの男は無関係だったな。」
「結婚してからは?」
「それなら毎年欠かさずやってるぞ。」
「欠かさず?今も?それは知らなかった。」
「そりゃそうだ。子どもが大きくなるころには、もうチョコのやり取りなんてしなくなってたからな。」・・・続きを読む
2011.12.27 〜 2012.1.4
12月27日
「冬の野鳥への贈り物・バードケーキ」by id:TomCat
「バードケーキ」というのは、小鳥に与えるケーキのこと。小さな体で高い体温を保たなければならない小鳥は、とてもたくさんのエネルギーを必要とします。しかし、鳥は空を飛ぶ都合上、食べ貯めが出来ない体の作りになっていますよね。そこで、少量でも高い栄養が摂れる餌を用意してあげると、特に冬場は、小鳥達がとても助かるわけです。
バードケーキで検索するといろいろな作り方が出てきますが、私が作っているのはこんな感じ。材料は、パン粉50g、砂糖10g、ピーナッツバター10g、ひまわり油25g。ウェブサイトなどで紹介されている作り方には、小麦粉とラードの組み合わせが多いようですが、私は小麦粉ではなくパン粉を使い、油脂も小鳥の食性に合うひまわり油を使っています。コーン油でもいいですね。
これをポリ袋の中に入れて、あとは練るべし。しっとり落ち着いてきたら取り出してケーキのような形にして、餌台に置いてあげればOKです。餌台がなくても、ちょっと太めの針金で螺旋を作ってケーキを固定し、庭木やベランダの軒下に吊してあげても。
アッシジの聖フランチェスコは、こうおっしゃいました。私たちの姉妹である小鳥に害をなしたり捕獲したりしないでほしい。クリスマスには道ばたに麦粒を蒔き、小鳥たちに食べるものを与えてほしい。クリスマスだけでなく、生きとし生けるものすべてに感謝しながら、できればひと冬、バードケーキを鳥たちに。きっと、心暖かな冬が過ごせます。
12月28日「冬の風物詩・歳末警戒」by id:YuzuPON
12月29日「新たな冬の暮らしの風物詩、冬の省エネ・省資源・エコ計画!」by id:TinkerBell
12月30日「笑い締め、笑い初め」by id:maruiti
12月31日「二年参り」by id:Fuel
1月1日「お正月は、まず初日の出を見る」by id:iijiman
1月2日「新年二日の新行事、DIY好きの事始め企画案」by id:Oregano
1月3日「お屠蘇(とそ)風呂」by id:mongoikan
1月4日「おめでたい松葉で温まる松葉風呂」by id:momokuri3