リブ・ラブ・サプリ〜KIDS #013 pickup5
みなさまこんにちは、hazamaです。梅雨も中休みといったところでしょうか、しばらく雨が降らないと思ったらにわかに夏日がやってきた先週後半。みなさまいかがお過ごしでしたか? わが家では、お部屋にいても蚊に悩まされることが多くなってきたので、慌ててハーブ精油で虫除けスプレーを作りました〜。レシピは、レモングラス・オイル(7滴)とゼラニウム・オイル(3滴)、無水エタノール5ミリリットル、精製水45ミリリットル。これらを混ぜて煮沸消毒したスプレーボトルへ。これならお肌にも、カーテンや網戸にも安心して使えます。香りも爽やかな夏のハーブオイル活用、みなさまもぜひ本などで調べながら手作りして、快適にお過ごしくださいね!
リブ・ラブ・サプリ〜KIDS #013 ピックアップ賞・ノミネート賞
さて、今日は“リブ・ラブ・サプリ〜KIDS”#013のピックアップ賞・ノミネート賞のご紹介です。今回は「扉」「あかり」「イエ遊び」いずれのテーマにも、素晴らしいキッズ・サプリのご提案が充実で、賞のタイトル選びには本当に頭を抱えてしまいました(笑)。「あかり」テーマで、妹さんとの思い出を綴ってくださった「懐中電灯」や、先日の沖縄台風での停電のエピソード「台風の中の明かり」、そして「イエ遊び」テーマの「夜光塗料のおもちゃ」や「祖母とのイエ遊び」も、私の気持ちではノミネート賞なのです!
そんな思いを抱えつつ、今回も悩み抜いて、ピックアップ賞5タイトル・ノミネート賞10タイトルを選ばせて頂きました。子どもの頃に楽しかった遊びから、最近子どもたちと楽しまれた豊かな時間まで、こんなにも多彩なメッセージの数々。みなさまどうもありがとうございました!
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扉絵。英語で言うとfrontispiece。本の扉部分を飾る絵のことです。コミック雑誌などの場合は、各作品の冒頭に付されるタイトルや作者名が入ったページのことを扉絵と呼びますね。それらは作品の内容を読者に印象づける、とても大切な役割を持っています。でも、扉絵が無い本もたくさんあります。子供の読む本も、学年が進むにつれて文字だけになっていき、扉絵のある本が少なくなります。
本をたくさん読みなさい。父も母もそう言いました。でも、マンガと違って、文章だけの本は、その世界に入り込むのに時間がかかります。子供はけっこうそれが苦手。特に挿絵がない本は、なかなか読む気が起きません。
「またマンガばかり読んで、少しは本も読みなさいよ」「だってぇ、絵がないとお話しに入っていけないんだもん」「なら自分で描けばいいじゃない」「あ…面白そう」。
ためしに、もう読んでお話しが頭に入っている本でやってみることにしました。画用紙を本と同じ大きさに切って、そこに色鉛筆で描いてみました。描けたら本に挟み込もうと思って、丁寧に時間を掛けて描きました。「出来た〜!」。本の表紙の次の所にそれを挟み込んで母に見せに行くと、立派な扉絵が出来たねと褒めてくれました。
「扉絵?」「そうよ、こういう所に入っている絵をそう呼ぶの。ちょっと待ってて。」
母が持ってきたのはエアメール用の便箋でした。薄い、透けるような紙です。
「本当はトレーシングペーパーっていう紙をかけるんだけどね。」
絵の裏に便箋の端を貼り付け、表側に折り返して絵の表面を覆って、サイズを合わせて綺麗に切ってくれました。
「ほらこれで豪華になったし、色鉛筆の粉で本が汚れることもないわよ。」
やったー!すごいー!私は大喜びで、すぐまた他の本の扉絵にも挑戦しはじめました。
そのうち描く本が無くなってしまったので、それまで持っていながらちゃんと読んでいなかった本も読みはじめました。すると不思議。どんな絵を描こうかなと思いながら読んでいると、文字だけの本なのに次々と物語の情景が頭の中に浮かんできます。私はどんどんお話しの中に引き込まれていきました。
一冊読んでは扉絵を描き、また一冊読んでは扉絵を描きを繰り返しているうちに、すっかり読書が好きになっていきました。読み終わってから描くこの扉絵は、いわば絵による読書感想文。本の余韻を楽しみながら絵を描く時間も、より物語の世界を深く理解させてくれる素敵な時間になりました。
私はけっして絵が上手な子供ではありませんでした。でも楽しんで描ければそれでいいんです。読んだお話が好きであればあるほど、いい絵が描けます。その頃の本も、自分で描いた扉絵も、みんな大切にとっておいてあります。大人になった今、それはとても大切な宝物です。絵が上手でなかった子供でも、そう思える絵が描けるんです。それは、素晴らしいお話しの力を借りて描いたからだと思います。
読んだ物語の絵を描いてみる。それで本の扉を飾ってみる。皆さんのお宅でも、ぜひやってみてください。本の世界も絵の世界も、何倍にも膨らみます。
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一番欲しい扉は?と聞かれたら、私は今でも「どこでもドア」と答えます。そんな私にとって、地図と百科事典が心の世界の旅の扉を開いてくれる「どこでもドア」でした。特に世界地図が好きでした。
知らない地名が出てくると、まず事典でそれを調べました。最初に調べたのはブレーメン。ブレーメンの音楽隊の話を思い出して、いったいどこの話だろうと興味を持ったのでした。事典で調べてみたらドイツでした。ブレーメン州というのがあって、その首都がブレーメン。事典には写真も載っていました。石畳の広場やクラシカルな建物が本当に童話の世界みたいでした。国が分かったので、続いて開くのは世界地図です。どこかなどこかな。ありました。上の方、北海に近いあたりです。地図と事典の写真を交互に眺めながら、ロバや犬や猫やニワトリと一緒に旅をしている気分に浸りました。
そんなことがきっかけとなって、ほかにも色々な場所のことを調べてみました。テレビなどで知らない地名を聞くと、食事中でも早く調べてみたくてうずうず。食べている間に聞いた地名を忘れないようにと必死だったのを思い出します。
そのうち、ニュースなどにも出てこないような島に興味を持ちはじめました。世界中には知らない島がたくさんあります。特に南洋の方には、小さな島がすごく離れて点在しています。こんな所に人が住んでいるのだろうかと思って調べてみると、ちゃんと人が住んでいたりします。すごいなぁ、最初にここに住み着いた人はどうやってここまでたどり着いたんだろうなどと思いを巡らせているうちに、地図による島巡りが趣味になっていったのです。
特にポリネシアが好きで、その島々のことを色々調べました。ハワイ、ニージーランド、イースター島というすさまじく離れた三個所を結ぶ範囲内がだいたいポリネシアです。そんな広い海域に共通の文化を持つ人々が散らばっていることが驚きでした。特に興味を持って深く調べたのはトケラウでした。最も高い所で海抜2m くらい。全ての陸地がサンゴ礁の上という不思議な三つの島からなる地域です。詳しいことがなかなか分からないので、図書館にまで行って調べたりしました。そして、どんな島だろう、いつか行ってみたいなぁと夢を膨らませました。
図書館で調べたことをノートに書き写したのがきっかけで、イエでも調べたことをノートにまとめるようになりました。ノートにまとめるというと勉強みたいでつまらなそうですが、趣味ですからこれが面白いのです。調べたことが貯まっていくごとに、旅をした場所が増えていく気持ちになりました。
白地図が手に入ったので、調べたことのある場所に印を付けてみたりもしました。あれ、アメリカが少ないです。よし、今日はアメリカ横断だ!こんなふうに休みを一日潰して、地図上の「どこでもドア」を開き続けたこともありました。
今は百科事典のないイエが多いと思います。代わりに、調べ物はネットですね。でもネットを子供が自由に使えるイエも少ないと思いますから、もし子供が地図の楽しさに目覚めたら、ぜひ大人が調べ物をサポートして、一緒に心の世界での旅を楽しんでください。地図を開く。心の世界での旅の扉を開く。これは本当に楽しいです。
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ロウは手作りできるって知ってました? 木の実から、本当にあかりが灯せるロウが取り出せるんです。
日本の伝統的な蝋燭につかう蝋の原料はハゼノキの実。昔は近い種類の植物であるウルシの実も多く使われました。どちらも蒸して絞ると、蝋がとれるんです。椿の実などから油を絞るのとやり方が似ていますね。
実をたくさん集めることが出来れば、この作業は家庭でも行えます。でも困った事が一つ。ハゼノキもウルシも、かぶれるんです。このかぶれはウルシオールと呼ばれる揮発性物質によるアレルギー反応で、体質によっては木の近くに行っただけでかぶれてしまうことがあります。ですから、これはちょっとお勧めできませんね。
そこで、ヤマモモの登場です。なんとヤマモモの実からも、立派な蝋がとれるんです。ヤマモモは主に関東以南の中山間地などに自生しています。またヤマモモは、海を守るための植林にも多く用いられてきました。海岸近くの山にこれをたくさん植えて、土砂の流出を防いだんですね。ヤマモモは発芽率が良く、痩せ地でも良く育ち、実も食用として楽しめますから、こういう目的にも最適だったんです。結実の時期はちょうど今頃です。
もしこの実がたくさん手に入ったら・・・・。もちろん食べたいですよね。ヤマモモの実はとても美味しいです。でも、もし食べきれないほど実が採れたら!! その時は蝋をとってみましょう。ヤマモモの実をグツグツと鍋で煮ると、油のような物が浮いてきます。それを冷ますと、ほーら、固まりました。これがヤマモモの蝋なんです。
実の量が少ないと、それこそ雀の涙くらいの蝋しかとれないかもしれませんが、ここではとりあえずある程度の量が確保できた物として、これでフローティングキャンドルを作ってみることにしましょう。
まず、蝋を水から引き上げて、よく乾かしておきます。その間に、
* 蝋を溶かすための小さな金属カップ
* 芯になる糸
* チョコなどの流し型
* 割り箸
を用意しておきましょう。
蝋を溶かすための小さな金属カップには、アルミ製の空き缶などが使えます。キャットフードの小さな缶などが大きさ的にピッタリです。缶の上のリング部分をハサミで切り取ってしまい、縁の一個所をラジオペンチなどで抓んでクイッと引き出して注ぎ口を付けてやると使いやすくなります。缶の切り口で手を切らないよう、注意して作業して下さい。軍手をはめて作業すれば安全性が高まりますね。小さなお子さんの場合は、大人の人がやってあげてください。
芯にする糸は、できればキャンドル芯専用として作られた物を用意するのがお勧めです。キャンドルの芯として作られた糸は、よく見ると、ランプの芯と同じような編み上げ構造になっています。これが溶けた蝋を安定して吸い上げて燃焼させてくれるヒミツなんですね。撚っただけの糸とは、ちょっと作り方が違うんです。どうしても手に入らなければ、凧糸などで代用出来ない事もありませんが、不安定な燃焼による炎の揺らぎや黒煙の発生などは起こりやすくなります。素材は必ず木綿としてください。絹や毛糸などの動物性繊維や合成繊維などは使えません。
チョコ型は、一口大のチョコを作る時に使う物。食べ物からとった蝋ですから、お菓子作りの道具が安心して流用できますね。さらにヤマモモからとる蝋は融点が40数℃と低いので、プラスチック製の型でも大丈夫なんです。
割り箸は蝋が固まるまで芯を挟んでおくために使うだけですから、他の物を流用しても構いません。
さて、作りましょう。まず蝋を小さな金属カップに入れて湯煎します。この時、お湯を蝋の中に入れてしまわないように注意。蝋が溶けたら、適当な長さに切った芯を浸します。よーく蝋を染み込ませてください。芯を引き上げて、ピンと真っ直ぐにして冷やします。端を1cm弱、直角に折って、L字型にしておいてください。
あとは、こうして作った芯をチョコ型の中心に立てて蝋を注きます。この時、割り箸を型の上に渡して、芯を挟んでおくんですよね。あ、もちろん芯は、L字型に折った側が下ですよ。冷えてしっかり固まったら、型から抜いて、これでフローティングキャンドルの完成です。
このキャンドルは水盆に浮かべて火を灯します。倒して火事になったりする危険性が少ないタイプのキャンドルです。原料は100%自然の恵み。しかも蝋から手作りの完全なハンドメイド。こんなキャンドルで夏の一夜を過ごしたら素晴らしいと思いませんか!!
実際には、たわわに実るヤマモモの大木を見つけられる人は少数でしょう。実が手に入っても、ほとんどは食べてしまうと思います。残った実も、普通はジャムか果実酒ですよね。でもいつか、それでも使い切れないくらいのヤマモモが手に入ったら、その時は甘酸っぱい美味しい実を楽しみながら、手作りキャンドルで過ごす素晴らしい夜!!
とりあえず今は、ヤマモモから蝋がとれるんだということだけ、知っておいてください。いつか実現する時がくるかもしれません。ヤマモモのキャンドルは、石油が原料のパラフィンで作られた物と違って、燃焼時の匂いも爽やかです。お子さんと一緒に、いつか作ろうねと、夢を膨らませてみてください。
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まず、「あぶらひかり」です。これは昔、凧揚げの凧の絵などに使われていた方法の一つで、たとえば武者絵の目の部分などに油を塗ると、そこがお日様の光を透かして光っているように見える、というものです。
これを応用した遊びを、子供のころにやってもらいました。まずお父さんが、白いコピー用紙のような紙に、鉛筆でにゃんこの顔を書いてくれました。目玉が大きくて、お口もニカッと大きく開けている、まんがに出てくるような猫の顔でした。
私に渡されたのは、黄色とピンクの油性マーカーでした。
「お目々とお口だけを塗ってごらん」
「はーい」
私が塗り終わると、お父さんは黒のポスターカラーマーカーで残りの部分を書き加えていきました。黄色の中に縦長の瞳を入れ、顔の輪郭を書いて、塗りつぶしていきました。黒猫さんです。
ちょきちょきちょき。ハサミで輪郭を切り抜いて猫の顔だけにして、それを両面テープで窓ガラスに貼り付けると…。うわぁ〜、目と口の色が鮮やかに光を透かす真っ黒にゃんこのできあがり!漆黒の中に黄色とピンクが浮かび上がって、まるでステンドグラスみたい!!私は飼っていた猫を連れてきて抱っこしながら、すごいね、きれいだねと、ずっとそれを眺めていました。
淡色の油性マーカーは、まるで油を塗った紙のように光を透かします。それに対して黒のポスターカラーマーカーは不透明で光を通しません。その対比が、すてきな光のサプライズを作り出してくれたんですね。
少し大きくなって、その経験を夏休み工作に応用しました。豆電球を使った電気スタンドのミニチュアです。まず真っ黒い画用紙のような紙をランプシェードの形の展開形に切り取りました。そこにカッターで三日月やお星様の形を切り抜き。裏から色んな色のセロファンを貼り、くるんと丸めるとランプシェードのできあがりでした。「あぶらひかり」とはちょっと違う作り方でしたが、色を透かして漏れてくる光の美しさをもう一度味わってみたくて、こんな工作をしてみたんです。
もう一つ、日本の行灯みたいな物も作りました。本の写真を見ながら割り箸で骨組みを作り、そこに和紙…というか習字用のお半紙を貼って、透明水彩絵の具で朝顔の絵を描きました。これの中にも豆電球を入れました。
夜、暗くなるのを待ってわくわくしながら点灯してみたら、どちらもすごくきれい!!色セロファンを通した光も、透明水彩を通した光も、暗闇の中で本当に美しく光りました。これらは今でも心に残っている工作です。
皆さんも、光に透ける絵を描いて、窓に貼ったり、豆電球…今の時代だと発光ダイオードなのかな、そういうのを入れた工作を楽しんだりしてみませんか。どんな紙に、どんな用具で色を付けるときれいに光が透けて見えるか、色々試してみてくださいね。和紙に本当に油を塗って光らせてもきれいです。
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小さい頃から見立て遊びが好きで、特に「お家ごっこ」が昔から大好きな息子。
積み木やブロックで、イエを作り、その中でブロックで作ったロボットや乗り物、動物で遊んでいた。
最近はさらにその工夫に磨きがかかったきた息子。娘もそれを見ながら真似っこして遊んでいる。
そんな子供たちが熱中して遊んでいるのを見るのが自分は嬉しく遊んでいる背中をながめているのが至福の時だ。
本当は前からじっくり眺めたいが、自分(親)の視線は時として遊びを邪魔することとなる。
今年、息子が年中に上がり、たびたび一緒に遊ぶようになった年長さんの部屋では、大きなドールハウスがあり喜んで遊んでいるそうだ。
しかし、木のお洒落なドールハウスは、小さいながらもなかなかの高級品w
色々調べてみて、ハンドメイドのドールハウスなどの作り方が載っている本を発見!
これを見ながら近いうちに息子たちと一緒にドールハウスを作るのを夢見ている。
まずは土台作りから。
本格的なものは板を適当なサイズに切って作るのだが、手軽に作るのならプラダンボールや二重ダンボールなどを利用してもいいだろう。
でもせっかくなら最初に挑戦したいのは木を使ったシンプルな箱型のワンルームw
三面の壁の上に乗せた屋根は取り外せるようにしたい。
そして同じタイプのイエをいくつか作って、重ねられるようにしておけば、ある時は二階、三階建てのイエになり、
家族や友達と一緒に遊ぶ時には分けて数軒のイエにして遊ぶのも良し。片付けるのにも便利だ。
用意するのはハウスの材料となる木材と、手の一部となる道具たち、小刀・のこぎり・かなづち・釘、錐にカンナ・金尺など。
今までにも使ったことがある道具もあるが、初めて触る道具も沢山ある。でもきっと使っていくうちに、徐々に上達していくだろう。
ケガをしないように扱い方の注意はしつつ、基本的には作業は自由にさせてやりたい。
親父が自分に教えてくれたように工具の使い方を、今度は自分が息子に教えたい。
近頃は、小学校の授業で工具に始めて触り、上手く使えずケガをする子も多いそうだ。
イエでは音や場所の問題もあり、また必要にもせまられないので金槌や木槌を使ったりする機会が少ないからだと思うが、
工具の使い方は体感して覚えることが一番だと思うので、ドールハウス作りはまたとない工具を使った物作りの腕を磨くチャンス。
おまけにドールハウス作りは木工あり、ラグや人形の服、布団などの裁縫あり、食器や食材などの粘土細工に、壁紙やベッドなどの
紙細工ありと物作りの集大成でもある。
ドールハウス作りを極めれば、応用がきいて色んなパターンの物を作り出せるようになる。
また、家具や小物などアイテムを増やすたびに、確実に遊びの幅が広がっていき、とても楽しいものだ。
ただ、工夫することも大切で、欲しいと思ったものをすぐ作るだけではなく、あるもので代用応用することも大事なのである。
階段や机はブロックやレンガ積み木で作ったり、マッチ箱に紙を貼って机やベッド、テーブルに見立てたり。
昔、自分と弟が小学生の頃、共同で作ったドールハウスは三階建てで、先にあげたように分割できる仕様で、
床板以外はダンボール製だったが、こだわりの天井につけた照明代わりのライトはちゃんと光った。
もちろん作るうえで、自分達だけでは難しい部分があり、その時々で親父にも協力をあおいだのは言うまでもない。
こうして親子で協力して作った作品は丁寧に扱い、また壊れても直し、新たなアイディアが浮かぶとリフォームもしたw
ドールハウスは作るだけではなく、自分以外のものや人になりきって遊ぶことで、心の成長にもつながっている気がする。
そんな子供たちと自分はこれからも一緒に遊びつつ、そして時にはそっと支え、見守っていきたい。
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「心に『開けるための扉』を新しく作ろう」by id:momokuri3
今回は、具体的な暮らしのノウハウやアイデアの提案ではありません。でも「扉」というテーマで思い出した話がありますので、それをここにご紹介させていただきたいと思います。
小学校5年生の時だったと思います。夜、友だちから電話があり、クラスの一人が家出したことを知りました。
「居場所は知ってる、A子から電話があった。家の人はまだ動いていないようだ。・・・続きを読む
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「子どもと沢山の扉」by id:ekimusi
昔、テレビの「ドラえもん」を見ていて、私も『どこでもドア』があったらいいのにな〜ってつぶやいていました。
そうしたら母親が、「あなたにはもう『どこでもドア』、あるじゃない。実はお母さんも、持ってるのよ」。
って言い出したので、私はすごくビックリしました。・・・続きを読む
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「手影絵で遊ぼう!!」by id:Oregano
「あかり」と「イエ遊び」が合体したら影絵です。“リブ・ラブ・サプリ〜KIDS”の第一回目で「色の光で影絵」ということで子供のころに父母が見せてくれた影絵シアターのことを書きましたが、今回はもっとシンプルな手だけで影を作る手影絵です。
こちらは日本に昔からある手影絵のやり方を解説してくれているページです。「かに」や「いぬ」などは、皆さんも子供のころにやったことがあるのではないでしょうか。・・・続きを読む
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「雨の日のイエ・ピクニック」by id:shokoshoko
シトシト雨の降る夕方ってなんだか暗くて、寂しい感じがしますよね。
トタンの屋根を打つ、雨の音だけがやけに大きく聞こえます。
そんな雨の日の夕方のアイデアです。
小学低学年の私に、母が唐突に「今日は手抜き!イエ・ピクニックをしよう」と言いました。・・・続きを読む
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「折り紙でつくる魔法のイエ」by id:pokoandpoko
赤、黄、青などの折り紙の端をテープでペタッととめると、そこには吹き抜けのイエが。
そして、ハサミで切り込みを入れるだけで、そこには不思議なドアが現れます。
切り込みを入れたドアを開けて中をのぞき込むと、そこは2才の子供にとって無限の空間が広がり続けているようです。・・・続きを読む