リブ・ラブ・サプリ〜SEASON #001 PickUp5



みなさまこんにちは、ハザマです。ひと雨ごとに寒くなって、コトコト煮込み料理やお茶、それにゆっくりのバスタイム、体をじ〜んとあっためて過ごす時間が増えてきました。私は毎年の根菜たっぷりスープ鍋の季節に入り、今年はそこにすいとんほうとうやきりたんぽを入れて味わっています。カラダがポカポカあったまって、栄養もしっかり。これからの寒い季節を、あったかく元気に過ごしていきたいですね(^^)。あ、そうそう、明日は“リブ・ラブ・サプリ〜FORTUNE”#001がはじまります。こちらでもホットなトークをご一緒下さいね!
さて、今日は“リブ・ラブ・サプリ〜SEASON”1回目のピックアップ賞のご紹介です。今回は晩秋を楽しむサプリが充実。ワインやお酒に美味しいもの、手仕事や読書や音楽…。お部屋で過ごす時間をさまざまなお楽しみで彩って頂きました。みなさま、いつもながら豊かな語らいをどうもありがとうございました!

リブ・ラブ・サプリ〜SEASON #001 ピックアップ賞

#001は「ワインとともに」「紅葉を楽しむ」「秋の夜長に」のテーマでご投稿頂きました。
ワインの楽しみ方はさすが、ひと味違ったレシピやお料理がずらり。「赤ワインでビーフシチュー」「秋の夜長にホットワイン」「ワインといえばそりゃチーズでしょう」「ワインとチーズフォンデュ」「ワインと共に大きなフランスパン」「パスタとワイン」「ワインにレモン」「ワインとともにチョコレート!」「ボジョレー・ヌーヴォーとともにクラシック♪」…なかでも「手作りワインはいかが?」のツリーはキットのご紹介とともに作り方のお話で盛り上がりましたね。紅葉テーマも、「近所でさくらの紅葉が降り注ぐ」「子供の落ち葉の楽しみ方:落ち葉でタップダンス」「落ち葉拾いでアロマテラピー」「落ち葉を工作にっ」「お皿にもみじをポンッ」「手漉きはがきにもみじ」「写真撮影して壁紙に」など、色や香りをそれぞれに楽しむメッセージがどれも素敵でした。そして秋の夜長の話題は尽きませんでしたね!「秋の夜長は染め物と編み物」「秋の夜長は大人のぬり絵」「フェルトでブローチ作ってます」といった手仕事から、「秋の夜長を映画で過ごす」「秋の夜長に好きなCD、飲み物もお供に」「読書の秋、そして芸術の秋」「コーヒー、お茶と文章」など鑑賞の時間、さらに「虫の声を聞きながら熱燗」「ブリの季節ですよー」「真夜中のキッチン」(でお菓子作り)など美味しいものと過ごす時間まで…。「秋の夜長に真空管アンプ作り」ではマニアな会話が展開、また「こたつに入って」や「牡蠣の季節だぁ!!」「ゲームをしてみたい」のツリーがモリ盛で、すっかりみなさんと楽しんじゃってる気分になりました(^^)。
ピックアップ賞には、「ワインとともに」テーマから、ワインよもっと美味しくなぁれと『魔法に挑戦、デキャンタージュごっこ』、これはもうプロのレシピ!『ワインでお菓子作り』を。「紅葉を楽しむ」テーマからは、うちの中で季節の風情『露天風呂気分の紅葉風呂を楽しむ』と、自然がつくり出すアート!『落ち葉で魚拓ならぬ葉拓を』。「秋の夜長に」テーマから、まるで絵本のような語りが素敵だった『秋の夜長はコトコトお鍋の横で読書』を選ばせて頂きました。
どれから手をつけようか、迷ってしまうほどのおうちサプリ。この秋冬に凝ってしまいそうなコトも見つかりそうじゃないですか?


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「魔法に挑戦、デキャンタージュごっこby id:momokuri3


デカンテーション」というと科学実験等の時に沈殿物を混ぜずにうまくビーカーから溶液を注ぎ移すことをさしますが、ワインのデキャンタージュにもそれと同じ、一種の魔法使いに近いアルケミストの雰囲気があります。ワインのデキャンタージュは、十分に熟成されたワインに対しては単にオリを取り除くというまさに科学実験のデカンテーションそのものですが、まだ若いワインに対しては、固く閉じた味や香りを、空気に触れさせ酸化を促すことで花開かせる化学変化そのものです。
さて、私たちが普通買えるワインというと、安物です。いかにもグルメ本に出てくるような高級銘柄でも、実際に飲むとガチガチに渋くて、何がうまいんだこんなもん、という程度の物しか買えません。それをデキャンタージュによって至高の逸品に変化させられるかどうか。これが面白いんです。実際、驚くほどに味も香りも変わってくる場合があります。しかし物によると何の変化も感じられないばかりか、むしろしないほうがよかったという場合もあります。栓を抜いて一口味わってどちらがいいか見分けられたら、そして鮮やかな手つきでそのワインに適したデキャンタージュが行えたら、きっと魔法使いに近付きます。
なんてことを遊びながら飲む。テイスティングごっこをし、デキャンタージュの真似事をし、また飲み、こうして魔法使い属性を持つアルケミストになった気分でいつのまにか一本開けている。そんな飲み方は楽しいものです。お気に入りのデキャンタを持つと、ワインが楽しくなります。


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「ワインでお菓子作り」by id:TomCat


◆その1 ワインゼリー


ワインは飲み余したら無駄になってしまいます。パーティの後ちょっと残ってしまったワインなどがあったら、それでお菓子を作ってみませんか。一番手軽なのはワインゼリーでしょう。


分量は1人分として、
・赤ワイン 大さじ4
・粉ゼラチン 5g
・水 1/2カップ
・砂糖 大さじ2


基本はこんなもん。ゼラチンさえあれば、あとは特殊な物は何も要りません。


作り方もごく簡単。赤ワイン、砂糖、ゼラチン、水を鍋に入れて火にかけて、ゼラチンと砂糖が溶けたら火から下ろして、何か適当なお洒落なグラスに入れて冷蔵庫で冷やすだけ。


これだけだと芸がないと思う場合は、フルーツなんかをあしらってみましょう。いちご、キウイ、リンゴ、何でもいけます。サイの目に切って、まだ固まらないゼリーに浮かべて固めます。


ただしキウイはタンパク質分解酵素を含むため、生のままで入れるとゼラチンが固まらなくなります。必ず事前にレンジでチンして加熱して冷ました物を使ってください。パイナップルも同じです。またリンゴは食感が固いため、やはり事前に加熱した方がいい感じに仕上がります。サイの目に切ったら色変わりを防ぐためにレモン汁を振りかけてから加熱してください。フルーツは缶詰を使うという手もありますね。


これでフルーツパンチ気分のワインゼリーの出来上がりです(^-^)


◆その2 ワインジャム


世の中にはワインジャムなんていうのがあったりします。作り方はとても簡単。


・ワイン 普通のボトルで1本(白でも赤でもお好みで)
・ジャム用ペクチン入り砂糖 1kg
・レモンの絞り汁 1個分


これをただ鍋に入れて適当に煮詰めればもう出来上がりです。冷めると砂糖に含まれたペクチンで、しっかりジャム状になります。
ただし煮詰めている間にかなりアルコールが蒸散します。換気をしながら煮詰めてください。また鍋に火が入りやすいので、万一火が入ったら慌てず騒がずコンロの火を止めて鍋に蓋を被せてください。これですぐ消火します。消火したらまた作業の続きをすればOKです。煮詰め加減は普通のジャムと同じ。木べらなどで鍋底をこすると一瞬鍋底が見えるくらいになったら火から下ろします。熱いうちに煮沸消毒した瓶に詰めてください。


やっぱ何度か作って様子を知っておかないと、最初からワイン1瓶を加熱するのはちょっと危ないかもしれませんね。最初はワイン1カップくらいの分量で作るとか、無理のないところでやってみてください。


好みでオレンジの皮のすり下ろしを加えたり、アニス、クローブ、シナモンといった香辛料を加えても個性豊かなジャムになります。


で、このジャム、いったい何に使うのかですが、ベーシックにパンに付けて食べるも良し、白ワイン製なら凍らせて冷製フォアグラに添えるとか、赤ワイン製ならフレンチのワインベースのソースに加えてまろやかさを出すような使い方も出来ます。ゼリーのようにグラスに盛ってヨーグルトをかけてもおいしいです。


紅茶の甘味づけにもいいですよ。こういう時は、香りを強く主張しないオレンジペコなどの茶葉が似合います。


あ、そうそう。ペクチン入り砂糖というのは、ちょっと耳慣れない人もいるかと思いますが、これはジャム用砂糖として市販されている物です。「ジャム用ペクチン入り砂糖」「ジャム用砂糖 ペクチン」などのキーワードで検索すればネット上でも売っているお店が見つかると思います。


私は「コンフィシュック」というフランス・サンルイシュクル社製のものをよく使います。これにはクエン酸も添加されているので、この場合はちょっとレモン汁の分量を減らして作ります。ま、ジャムですから分量はアバウトでOK。機会がありましたら是非試してみてくださいね(^-^)


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「露天風呂気分の紅葉風呂を楽しむ」by id:Oregano


きれいに色づいた紅葉の葉を5枚くらい拾ってきます。バスタブのお湯にお気に入りの温泉の素を入れて紅葉の葉を浮かべます。ただこれだけ。菖蒲湯や柚湯と違って、紅葉の葉には何の香りもありませんし薬効もおそらくないと思います。でも、雰囲気がいいんですよ。ちょっとした露天風呂気分です。紅葉の葉を拾うと、あ、風呂に浮かべよう!と持ち帰ります。葉はもちろん洗ってから使いますが、できれば拾った直後に現地で洗ってください。そうすれば家に帰るころにはよく乾いています。乾いた葉ならよくお湯に浮きます。
湯上がりには刺身です。温泉気分で上がったあと、刺身で一杯。刺身の器にも紅葉の葉をあしらうとさらに気分が盛り上がります。イエで温泉。イエで極楽。これ、なかなかいけますよ。紅葉の葉を拾ったらぜひお試しください。


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「落ち葉で魚拓ならぬ葉拓を」by id:vivisan


落ち葉をつかった葉拓をとることができることを最近知りました。
一晩押しをした葉を和紙の下に敷き霧吹きをして暫く置き、タンポンに色を付け上から軽く叩くと植物の葉脈が浮かび上がってきます。
これを使って色紙に葉拓アートを作ろうと思っています。
現在床の間プロジェクトwを計画中です。床の間に色紙掛を飾って、季節に応じて色紙をとりかえるというものです。
色紙なら安価ですぐにとりかえられるので、しつらいにはうってつけ。
最初は絵を描こうと思っていたのですが、せっかくの落ち葉があるのにもったいない。
構図を考えればちょっとした静物画になって、しかもきれい。
和紙とかに葉拓をとって扇形なんかに切って、それを色紙に貼ってもいい感じではないでしょうか?
葉拓もいろいろな方法があるようなので、ためしてみようと思っています。
きれいな色紙ができたら、文字でも書いてみようかなw


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「秋の夜長はコトコトお鍋の横で読書」by id:TinkerBell


シチューにボルシチ、もう少ししたらブリ大根。
コトコト煮込むお鍋の横で、キッチンの作業テーブルを机にしながら本を読みます。
母は寒くなってくると、よくそんなことをしていまた。
テーブルの上には母のお気に入りのティーポットとカップ
食パンを小さく切ってカリカリに焼いて、こっそりジャムをつけて食べていたりもします。
キッチンだからほかにも何でも出てきます。
そんな姿がとても幸せそうでした。
今は私がそんなことをやっています。
じっくり煮込んだ愛情たっぷりのシチューだよ。
とろけるような牛テールがすてきでしょ。
でも本当は、秋の夜長の読書の副産物なの。
今宵のシチューはミステリー風味。
今度のブリ大根は日本の名作でも読みましょうか。
食卓のメニュー計画と読書計画が同時進行です。


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