イエコト・ミシュラン #003 PickUp3
みなさまこんにちは、ハザマです。はや師走も半ばに入ろうというところ、もう年賀状の用意をはじめられている方も多いのでしょうか。昨日、実家への電話で、父がやっと年賀状作りをはじめたと母のボヤキ…。やっと?と思うでしょう?違うんです、これはまだ下準備。父はいまだにゴム版を彫刻刀でカリカリと削ってハガキ大ハンコなんです。いつも一番にはじめて一番遅い刷り上がりになるのが通例で、頼んでいる母が気をもむこと…。私も人のことは言えず毎年スタート遅れがちなので、今年はもっとゆっくりメッセージが書けるように、そろそろ準備したいと思います(^^)。
さて、今日は“イエコト・ミシュラン”#003のピックアップ賞のご紹介です。「あったかく過ごすお部屋での工夫」、本格的な冬を迎えるこの季節とあって、実にさまざまなアイデアが出揃いましたね!寒がり日本一に近い私には冬のバイブルのようないわしにして頂きました。あ〜、読んでるだけでもあったか〜いw 今回もみなさまのアイデアと楽しいトークをどうもありがとうございました!
イエコト・ミシュラン #003 ピックアップ賞
#003は「冬の省エネ、あったかく過ごすお部屋での工夫を教えてください」という質問にご回答頂きました。
やはり日本の冬には日本の知恵でしょうか、今回頂いた書き込みには昔ながらのあったかい衣食住の話題が多くて、元来のエコロジーに触れた気がしました。「葛湯」「甘酒」「粕汁」「トン汁」「鍋料理をする」などカラダをあたためる食と飲み物。「体の暖まる生姜紅茶」では生姜のスパイスパワーに、「辛いものを食べる」ではニンニクと唐辛子の組み合わせで倍増のポカポカ効果にナットク。「あったかいキッチン、焼き菓子、スープ」は情景も素敵でした。衣類では、「ももしき」がモリ盛(笑)。「綿入れの半纏」「腹巻き」「毛糸のぞうりとフリース足袋」「毛糸のスリッパ」「ひざかけ」…。「古いセーターでレッグウォーマー」というアイデアもいいですよね。あったか器具・グッズでは、今色々なアイテムが出ている「湯たんぽ」や「カイロ」が人気の話題でした。気になる「炭火コンロ」のツリーからは火鉢のお話に発展、自然のやさしいあたたかさに関心が集まっていたのが印象的でした。住まいの工夫では、二重カーテンにも匹敵する「障子」の断熱効果や「ドアの下から侵入する冷気をシャットアウト」する工夫、「ホットカーペットの下に」断熱材を敷いて熱効率をアップする工夫などどれも効果的なものばかり。さらに過ごし方の工夫も多く、「なるべく一つの部屋に集まって過ごす」「お風呂にゆっくり入る」「足浴」「室内で筋トレ、ストレッチ」…。「子供を抱っこ」からはニャンコやワンコを抱っこのお話で盛り上がり、「こたつ」で猫や家族と一緒に過ごすというツリーもモリ盛。なかには「夫婦でベタベタ」や「抱き合い」というココロまであったかくなるツリーも(笑)。
今回のピックアップ賞は、あらためてサプライズ!させてくれたアイデア実践から、★(一ツ星)〜★★★(三ツ星)を選ばせて頂きました。どれも一石二鳥、三鳥の効果があって、省エネにもつながっている冬のお部屋づくり。どれもあったかい光景が目に浮かぶようではありませんか?
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★(一ツ星)
冬は乾燥するので
ストーブの上にポットをおいて加湿器のかわりにしています
普段は加湿器をつかっているのですが
これだとお部屋もあったかくなるし、湿度も適度に保たれて一石二鳥
更に、おでんや豚の角煮など時間をかけて味をしみこませたいものも
ストーブの上においています。
ガス代がかかりませんし、すぐ近くで見ていられるので安心です。台所だと時々見に行かなければならないのが面倒だし、たまに忘れることも^^;
タマネギは煮込むとおいしいですよね。
形がなくなるくらいとろとろのスープを作ったりしますが、
これもストーブの上でやっちゃいます。
確かにちょっとぶつかったりするとなべが落ちて危ないですよね。
慣れていない人は注意が必要かも。
★★(二ツ星)
昨シーズンは蛍光灯を白熱電灯と同じような色調の「電球色」に取り替えることで、とても暖かな感じの部屋にすることができました。
http://q.hatena.ne.jp/1168408947/64832/#i64832
そこで今年はさらにもう一歩進めて、照明でさらに暖かさを演出する工夫をしてみました。色々調べてみてわかったことは、低い位置にサブ照明を配置すると暖かな印象になるということ。そこで使っていなかった床置き型の電気スタンドを引っ張り出してきました。シェードはオレンジ色っぽい、いかにも暖かそうな感じの色です。
ランプは省エネということで白熱灯は使わず、電球型の蛍光灯を使ってみることにしました。使用したのは東芝のネオボールZ リアルという製品です。これは発光色からランプの形状までほとんど白熱灯と変わらないことが特徴の製品で、特に形状が全く普通の電球ですから、簡単に白熱電球を蛍光灯に置き換えることができます。発熱量も白熱電球比約1/5と少ないので、白熱電球が使える器具ならほとんどの器具に楽勝で安全に使えます。色も全く白熱電球そのものの温か味のある色で満足しました。
実際にスタンドをつけてみると、たしかに低い位置からの灯りはそこにいる人を包んでくれる感じで、とても暖かな印象になります。天井の蛍光灯を1本消してみましたが、スタンドのサブ照明のお陰で明るさは十分でした。スタンドに使っているランプは10W弱の消費電力しかありませんから、天井の蛍光灯を1本消して、差し引き10W強の省エネになりました。
部屋の大きさや用途によって向き不向きがあると思いますが、天井からの灯りだけでなく、低い位置にサブ照明を配置するのは、温か味のある部屋の演出にとても有効です。床置き型の電気スタンドが一つあれば実現できますので、ぜひ皆さんも試してみてください。
★★★(三ツ星)
某通販カタログにダイニングコタツというのが掲載されていました。椅子に座って使えるダイニングテーブルサイズのコタツです。しかし価格が5万円前後と高く、おまけに新しく買ってダイニングテーブルの代わりに置くとしたら、冬の間使っていないテーブルの置き場に困ります。
そこで母のリクエストによって、家族総出でダイニングテーブルをコタツ仕様に改造してみました。電気部分はコタツ用のヒーターユニットを買ってきて、それをテーブルにネジ止めするだけです。これは購入と取り付けを私が担当しました。
大変なのはこたつ布団の上に乗せる天板ですが、これは父が、メラミン合板というのでしょうか、そういうのを買ってきて、うまいこと作ってしまいました。周囲には市販の天板のようなセル巻きが施されて、とてもよい出来映えです。器用な人です。
問題なのはテーブルの高さです。従来のテーブルにこたつ布団と天板が加わりますから、実際に座ってみるとずいぶん高くなった感じで違和感があります。これは椅子に座布団を追加して座る高さを調節することで解決しました。座布団作りは母が担当しました。ついでに椅子の脚の間から暖かい空気が抜けていかないように、椅子の脚と脚の間を二重にしたキルティングで覆います。これもマジックテープで簡単に脱着できる構造の物を母が作りました。専用こたつ布団も母の担当なので、母が一番活躍したことになります。
これで買えば5万円するというダイニングテーブルコタツが完成しました。母が作ったこたつ布団はとてもよく工夫されています。足を入れる位置の両側に大きくヒダが取られていて、座るとヒダが膝掛けのように足を包みます。持ち上がった布団の隙間から暖かい空気が逃げません。さすがは主婦です。こういう細工は男にはちょっと真似ができません。
完成記念に、テーブルの上にコンロを置いてお鍋をしました。父の作った天板は安定性がよく、暖かな夕食が楽しめました。
「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
電球装飾でないクリスマス・イルミネーションはめずらしいですね。
まわりにちりばめられたたくさんの光も美しくて。
マチが一番華やぐ季節、こんな光の風景が見られるのもお楽しみですw
−ハザマ−