イエ・ルポ 2 #002 PickUp5



あたたかいレモネードを飲みながら、こんにちは、ハザマです。また一段と寒くなって、大の寒がりの私は今“イエコト・ミシュラン”#003で書き込み頂いているあったかく過ごすお部屋での工夫をじーっくり目を凝らして読んでいます(笑)。昨夜は友人がワインを持って遊びに寄ってくれたので、しばし静かな音楽を聴きながら、ホットワインを少々いただきました。ハーブワインって、ティーバッグの葉を煮出すだけでも出来るんですね。そう聞いて、ミントのティーバッグで作ってみました。即席で作るにはフレッシュよりこちらの方がフレバリーかも。寒い日はカラダがあったまるホットワイン、いいですね(^^)。
さてさて、今日は“イエ・ルポ 2”#002のピックアップ賞のご紹介。「あなたのイエの次代に残したいモノたち」、今回はすべてのご投稿をピックアップしたい!そう思わずにはいられないほどに、暮らしの文化と家族の歴史が詰まった素晴らしいツリーばかり!みなさまが心から大切にしているモノ・コト、願いのこもったルポをどうもありがとうございました!

イエ・ルポ 2 #002 ピックアップ賞

#002では「あなたのイエの次代に残したいモノたち」のテーマでご投稿頂きました。
次代を思えばなお今大切にしたいモノたち…。今回のご投稿には、すべてにそれぞれの願いが綴られて、本当の暮らしの豊かさを聞かせて頂いた思いです。たとえばお義母様から受け継いだピアノや大切に弾いてきた「楽器」、お父様の代から今に続く「レコードとCDのライブラリ」、家族を見守ってきた「家具」をはじめとする我が家の宝物。そして、地方やそのイエの味を伝える「料理のレシピ」や「我が家のお雑煮」、「ご先祖様の話」や「父が書いた掛け軸」なども含まれるであろう、「次代に残したい、その家の文化」。また、「着付け」「もちつき」「雛段」「歌(短歌)」「歌…童謡とか唱歌とか」など、日本の文化と習慣を伝え継ぐもの。それから方言などの「言葉」や「古い地名、合併前の街や村の名前、通りの名前」、「地域のつながり」といった、地方とマチの歴史。さらに、「森」「土地」「風景。」「きれいな水」「野鳥が住める環境」「地球」など、「次代へつなげていく豊かな大地。」…。有形・無形を問わず、どれも素晴らしい、美しいメッセージ。あぁ、やっぱり「イエはてな」のみなさんだな…と、一つひとつの書き込みに深い誇りを感じました。
ピックアップ賞は悩みに悩んで、まずは親から子への贈り物「着物と帯」、家族の記憶とともに孫の代まで残したいと願う「家」、次代に豊かな知と文化を伝える「集めまくった本たち!」、我が家の大切なポリシーを受け継ぐ「家訓」、そして日本と我が家の伝統習慣を残していく「時代が変わっても変わらないもの」を選ばせて頂きました。
ほかにも「名前の由来」や「写真アルバム」「映像」「家系図」など、家族への思いが詰まったメッセージもたくさんで、あたたかかった。一つひとつの家族のものがたりから豊かな自然まで、次の代へと伝えたい真心からの願い。今回のいわしもまた、「イエはてな」らしい1ページになりました。


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「着物と帯」by id:teionsinonome


母にもらった真っ赤にキジ・松・梅のやたらおめでたい柄の着物と、去年かってもらった金糸が入った袋帯
これはなんとしても次世代、次々世代まで残したいです
職人さんが減っちゃうと着物の質って極端に良いか安いものかに分かれちゃうと思うので、そんなに高級品じゃないけどそこそこ質が良い着物は今が最終チャンスかと思います
あ、着付けのテクも伝えていかないといけませんね


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「家」by id:hanatomi


家というと大きいものですが、残していきたいものです。
わたしの実家が建て替えたのです。「これからずっと使えるものを」ということで、しっかりしたものにこだわったようです。
もともとの家も50年以上たっていて、地元でも古い家が残っているねといわれる形の、玄関は土間になっていて、裏に庭や縁側があるような家でした。家は、いろんな思い出がたくさん。修理したり手を入れながら、孫の代まで続いていって欲しいですね。

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「集めまくった本たち!」by id:blanccasse


活字中毒なので、9畳の部屋の壁中+入りきらない位の本や漫画があります。
絶対に捨てられないものだけで、この有り様。
幼い頃に買ってもらった絵本も童話も、大人になって買った学術書も漫画も・・・諸々。
どうしても、これを残して行きたいです。
私自身は子どもがいないので・・・残せるか分かりませんが、
甥っ子たちが大きくなって文字を読めるようになった時、宝の山と思ってくれるといいなぁ。


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「家訓」by id:Cocoa


というか、わが家らしさを醸し出しているポリシーみたいなもの?です。
私の家では「感謝」がポリシーです。でもわが家で言う感謝はちょっと特別で、「サンキュー」「ありがとう」の意味だけではなく、感謝を「感じて謝ること」の意味にもとらえます。
「ありがとう」と「ごめんなさい」の両方が素直に言える人になる。そして「ごめんなさい」から「あなたと一緒にいられるのがうれしい、ありがとう」が生まれるし、そういう素直な心が幸せを呼び寄せると教えられてきました。
だからうちでは親も子供にごめんと言います。お母さん、今朝は何々お願いって頼んでおいたのに、あ、ごめんなさい、あ、私の方こそ無理言ってごめんなさい、みたいに親子でごめんなさいを言い合って、お互いの事情を理解し合います。時にはけんかになることもありますが、そのあとは謝り合戦になります。
こういうのはほんの一例ですが、わが家らしさを作っているポリシーみたいなものが、ずっと子や孫の代まで受け継がれていってくれたらうれしいと思います。


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「時代が変わっても変わらないもの」by id:TomCat


その家その家にずっと伝えられてきた習慣。ちょっと時代が変わると、そんなのもういいや、って捨て去ってしまうことが少なくないと思うんですが、そうじゃないですよね。時代が変わっていくからこそ、ずっと残して伝えていきたいものってありますよね。


前のいわしで「花命日」と命名して頂いた母の月命日に花を生ける私の習慣も、元をたどれば母が月に一度、同じように花を生けていたことに由来しています。


お正月には、わが家では0時直前に皆で正座して、0時きっかりに「昨年はまことにありがとうございました、本年もどうぞよろしくお願いいたします」と手を付いて挨拶し(もう毎年のことですから挨拶のセリフも一言一句決まっているんです)、続いて新春を言祝ぐ和歌を唱和するという、とてつもなく前時代的な習慣がありました。


もー、若い夫婦が子供を交えてこんなことするわけですよ。一時はいくら正月とはいえずいぶんアナクロな家だなあと思ったこともありますが、今思うと、あれがおそらく父の家の「文化」だったんだと思います。ですから私も今は一人暮らしですが、毎年正月には必ず一人でもそれをやります。家族がいると思って手を付いて挨拶し、そして和歌を詠み上げます。これをやらないと新年を迎えた気がしません。


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「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」


「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
テーマ「リブ・ラブ〈MYフェイバリットツール〉スナップ」から、今日の一枚をご紹介!
id:H-Hさん、ご投稿ありがとうございました。





「コッコクック」
レンジでゆで卵と半熟卵ができます。うちはふた口コンロなので、レンジでゆで卵ができるととても助かります。にわとりも愛嬌がありますよね。


スナップコメント

うふー、とっても可愛いコッコちゃんですね。
半熟卵まで調整してくれるとは、さすがニワトリとタマゴの親子(笑)。
クッキングツールとして日々の活躍もさることながら、
こんなひとがキッチンにいてくれるだけでホッと和んじゃいますねw
−ハザマ−


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