PickUp3

「薬(漢方薬)の匂い」by id:Fuel一時期、母が体調を崩していたことがありました。顔色が悪く、毎日がとても辛そうでした。病名ははっきりとせず、原因がよくわからないので病院の薬など効くわけがありません。そのうち母は漢方薬を試すようになっていまし…

「豆炭コタツの香りと、真性コタツみかん。」by id:hanatomi昔は、コタツをめくっても真っ黒で、アチチの鉄の籠がついていて、その中に豆炭が入っていました。そういうコタツがあるのはおばあちゃんのコタツだけで、他のコタツもあるのにそのコタツがお気に…

「パンの焼ける香りと猫のにおい」by id:MINT今はすっかりパン焼きにこっている私ですが、子供のころは、パン焼きは母の独擅場でした。私は、ぶわーっとふくらむ生地をふしぎだなぁとのぞき込んだり、たまーに生地をこねこねして形を作らせてもらうだけ。オ…

「女性陣は父の取り合い係」by id:TinkerBellわが家は父と母と私の三人家族。母と娘で父を取り合う(ように見せる)のが、女性陣の役割です。最近面白いのは、母と私で作った料理のどちらが、より父の評価を得られるかという競い合いです。べつに母と私が本…

「ドアガール。ドアボーイ。」by id:fumie15うちでは猫が家の中を移動するとき、ドアをあける人は猫のドアガール・ドアボーイと呼ばれています。 このいわしのツリーはコチラから

「家の色彩を担当する母」by id:toughわが家の色彩は、全て母の担当です。玄関に花を置いたりするのはもちろんですが、母の役割として特に重要なのが、室内の様々な色を季節ごとに変えていくことです。子供のころからそうでした。家に帰るとまず玄関のマット…

「歯型」by id:booboo_002歯医者さんでもらってきました。型のとり方がきになったのと、自分の生の記憶として。一番古いのは20年前のもの。歯医者さん的には、ヘンな患者だったろうなと思いますが…何かと理由をつけて、一定期間を経たときにもらうことにして…

「父の書く掛け軸」by id:toughわが家自慢の無用の長物は、父が揮毫する掛け軸です。本人自らが、また無用の長物を書いちゃったよ、すまんなと笑っていますから間違いありません。ちなみに色紙や短冊に揮毫する場合、父はそれを「無用の短物」と呼んでいます…

「裏庭の隅にあるバス停の標識」by id:Fuelわが家の裏庭の隅には、セメント台付きのポールの上に丸い行き先表示板の付いた、お馴染みのバス停の標識(正式には何というのでしょう?)が置いてあります。路線が変更になって廃止されたバス停の物で、路上から…

「「こえん」ってみんな言わないの?」by id:H-Hうちは、玄関のたたきの事を「こえん」と言います。おそらく「小さい縁側」から来ていると思われます。うちは「こえん」に明日の用意を全部置くので「こえんに置いといたよ〜」と大活躍です。体操服やら、給食…

「ジェントルマンはドンタッチ」by id:kitchensamurai父がビジネス英語教室に通っていて、その影響だと思うのですけれど、お説教はなぜか英語まじりでした。いわく、「人間はジェントルマンにならなくちゃいけない」、「買わない商品はドンタッチ(Don't touc…

「けたっぷ」by id:TinkerBellなんとこれは、朝のおはようの言葉です。小さなころ、父は朝私が起きるといつも、今朝もいい朝だよ、と声をかけてくれていました。きっと私の方からその言葉を言ってみたかったんでしょうね。ある朝私は、がばっと起きあがるな…

「家自体がぐるぐる回っている家」by id:chocogasukiかなり前にテレビで知り衝撃をうけたのですが、しっかり見ていなかったせいで構造や場所などがわからず、、確か、朝日が昇る時も夕日が沈む時も窓から太陽の光が入ってくるとか、花がよく育つとか言ってい…

「いつでも放送局が開けるスタジオを作ってしまった家」by id:C2H5OHカラオケの走りの頃、一坪くらいの大きさの個室カラオケブースがありました。それを手に入れた友人がいます。部屋の中でそれを組み立て、中に机とマイクを設置し、様々なオーディオ機器や…

「アースシップ」by id:sayonarasankakuスマトラ島沖地震のあと、古タイヤと空き瓶などで家を作る番組をみて感動しました。土台は古タイヤを積んで、壁は空き瓶とモルタルで安い建築費で家を作るのです。その家について調べていたら、同じアメリカ人の人たち…

「父の横顔に少年の涙を見た「砂山」」by id:TomCat同じ詩に山田耕筰と中山晋平の二人が曲を付けていますが、父が歌っていたのは中山晋平の曲の方でした。まだ私が小さかった頃。たしか、夏の夕方だったと思います。父が窓から夕日を見つめて、「海は荒海 向…

「ザ・ベストテンをラジカセで録音」by id:Beirii「録音するからしゃべんないでね!」と言い、再生ボタンと録音ボタンを同時押し。息を殺してテレビに見入っていると「そろそろお風呂入りなさいよ」と言いながら台所から母が登場!「静かにしろって言っただ…

「お父さんの音楽ラジオ」by id:H-H我が家に初めて録音機能付ラジカセが来たとき、兄が司会兼プロデューサーになり、「お父さんの音楽ラジオ」をつくりました。2,3年前にカセットテープを処分する時にみつかり、思い出しました。私の音痴な「森のくまさん」…

「わっしょい!!」by id:MINT家訓というか、わが家の合い言葉が「わっしょい」です。なにかをする時はみんなでテーブルを囲んで輪になって、せえの、わっしょーい!!父が言うには、わっしょいの語源は和一緒で、和をもって一緒にやっていくという時のかけ…

「恋は命とおなじ」by id:TinkerBell古い歌の歌詞の一節だそうです。父と母がまだ結婚前、何かで大げんかをしたことがあるそうです。二人とも、もうこんな相手とは一緒にいられない、別れようと思ったそうです。その時、この歌詞が流れてきて、二人とも、恋…

「清明正直」by id:YuzuPONわが家の先祖代々の家訓はこの四文字です。清く明るく正しく素直に。これは神道の極意だそうで、惟神(かんながら)という言葉をわかりやすく説明するとこういうことになるそうです。これは生活態度にも応用される言葉かもしれませ…

「Gパンでカバンや小物入れ」by id:tadataraiお気に入りのGパンですが、結構くたくたになっても捨てられずに溜まっています。そこで、近所のGパン屋さんのお兄さんに聞いて、作ってみました。足を切って、縫うだけで、お腹周りとおしりのところがちょうど…

「カンカラ三味線完成〜(^-^)v」by id:TomCat長年の夢だった三味線がついに完成しました。リサイクルショップで三味線の棹だけが放置されているのを発見。いくら?と聞くと、売り物ではないという返事。でも、これに胴を付けて再生しますか? 別の胴を持って…

「パソコンはある意味リサイクル?」by id:flowerhill最初は、叔父が仕事で使う為に購入。スペックに不満が出たので買い替え。最初のを私が貰いました。私もすぐに不満になり、自分専用を購入し母にあげました。母も低スペックに悩み、叔父の2台目を貰い、…

「何もないと言いながらどんどん出てくる田舎のおもてなし術」by id:Fuel漁港の近くに住んでいる親戚があります。ここは遊びに行くとすごいんです。続柄もよく分からないような遠縁ですが、私が泊まりに行くと、いつでも良く来た良く来たと歓待してくれます…

「あかりでおもてなし」by id:mayomaruうちに夜遊びに来る友人達は、子供が大きい家庭ばかりなので、家のことが一段落した時間帯に、子供を置いて、夫婦でくる人達が多いです。日常のバタバタを一旦おいといて、ちょっとしたデート感覚みたいですので、私た…

「長火鉢で燗をつけた酒でもてなす先輩の家」by id:toughわが家ではありません。先輩の家の話です。先輩の家には立派な長火鉢があり、秋や冬などに伺うと、それに火を入れて待っていてくれます。部屋に通されると火鉢の向こうとこちらに座布団が置いてあり、…

「田植えはお祭り!」by id:haru-taka田植えには近所のおばさん達が沢山手伝いに来てくれます。おおまかな所は田植え機がやってくれるんですが、どうしても田んぼのすみには植え残しの場所が残ります。そこを手作業で植えてもらうわけです。10時の一服の時…

「選挙前の家族討論会」by id:MINT情緒ないですけど…。ベルマーク集め会議が恒例のわが家では、選挙が近くなると家族討論会も開かれます。これは私や弟がまだ選挙権の無かったころからの恒例行事で、生きた社会勉強をさせたいという父の発案で始まりました。…

「サツキを見に来てくれる人をもてなす」by id:Catnip以前も書きましたが、わが家の自慢といえば、父が丹誠込めて盆栽に仕立てたサツキです。毎年花の季節になると、何人もの人が花を見にやってきてくれました。そして同じ趣味を持つどうしの話を、飽きるこ…