★(一ツ星)

「フードプロセッサでケバブ料理」by id:CandyPot


ケバブには、お馴染みのドネル・ケバブのほか、シシュ・ケバブ、コフテ・ケバブなど色々な調理法があります。ご紹介するのはこのうちのコフテ・ケバブ。ミンチに香辛料などを練りこで焼いていくものです。ケバブにはラムやチキンなどが用いられますが、ラムの挽肉はなかなかないので、これをフードプロセッサでやっちゃう作戦です。


材料はアバウトでいいのですが、二人で食べるなら、
ラム肉 200g(部位は適当で大丈夫)
たまねぎ 小振りのを半分くらい
ニンニク 1かけ
焼く時に使うオリーブオイル 適宜
塩 岩塩をミルでひいて小さじ1
スパイス類
 コリアンダー 小さじ1
 クミン 小さじ1
 フェンネル 小さじ1/2
 ブラックペッパー 小さじ1/2
ぐらいの感じでいいと思います。


フードプロセッサにも色々あると思いますが、ホールのスパイスが砕ける物なら、たまねぎとニンニクを入れ、ホールのスパイス類も入れて、高速で回して一気に粉砕してしまいます。刃を替える場合はここでミンチ用に替えて、適当に切ったラム肉を入れ、塩を振りかけてさらに回します。回しているうちに塩の働きでミンチになった肉に粘りが出てきますから、そうしたら取り出して手で軽く練って空気を追い出して、肉200gなら4等分して、薄っぺらいハンバーグみたいなものを4枚作りましょう。分厚いのがお好きなら2等分でもいいですね。


焼くのもホットプレートでできます。熱したプレートに軽くオリーブオイルを塗ってジュー。両面をこんがり焼きましょう。焼けたら別途用意したピタパンや薄切りのパンにお野菜などと一緒に挟み、お好みでケチャップなどをかけて食べます。辛いのが好きな人はチリソース。さわやかなヨーグルトソースなども用意できるといいですね。これはヨーグルトを清潔な布巾などに乗せて水切りをして、お好きな味付けにして作ります。お野菜は、薄切り晒したまねぎ、トマト、レタスなどが定番でしょうか。


お肉のパテをたくさん作ってテーブルで焼きながら食べたら、パーティーメニューにも使えると思います。立食形式ならパーティールームの一角にホットプレートを置いて、ケバブ屋さんを開店。回して焼いてそぎ落として作るドネル・ケバブは特別な装置がないとできませんが、ミンチにして焼くコフテ・ケバブならとってもかんたんです。


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ミシュランコメント

「フードプロセッサ」ひとつでラム肉をミンチにしながらパテを作る。そして、みんなで「ホットプレート」を囲んでパーティー感覚のエスニックな食事を楽しめるこのアイデアに、を贈呈します! なるほど、羊などのちょっと特別なお肉はお店でミンチになっていないけれど、フードプロセッサでカンタンに挽くことができるんですね。これは、外国のお料理をイエで楽しんでいる人にしかわからないことかも知れません。そして、ホール状のスパイス類もみんな一緒に砕いて、ひとつの器具でできてしまうのも、洗い物が出なくてエコですね。楽しい「コフテ・ケバブ」作りのご提案、ぜひうちでも友達を呼んで作ってみたいです!