「乾パンを焼いてみる」by id:momokuri3


非常食としてお馴染みの乾パンは、明治時代にドイツのビスケットを元に、日本風にアレンジして開発された物でした。その名も「重焼麺麭」(じゅうしょうめんぽう)。ビスケットの語源であるラテン語の「ビスコクトゥム・パネム」(二度焼いたパンの意)そのままですね。後に「重焼」が「重傷」に聞こえて縁起が悪いと「乾麺麭」(かんめんぽう)と呼ぶようになり、現在では麺麭の語をパンに置き換えて「乾パン」の名称が定着しています。
何ごとも自作してみないと気が済まない私ですので、今回は乾パンの正体を知る意味も含めて、ためしにこれを焼いてみることにしました。・・・続きを読む