大寒の季節は〈イエ・エコ!旬間〉・〈鍋6か条〉でCO2削減を」
by id:momokuri3


「チャレンジ25キャンペーン」(旧・チームマイナス6%)に参加している企業や団体では、寒い冬にこそ「うちエコ!」をと、大寒の前後を中心に様々なキャンペーンを行ってきました。
大寒二十四節気の中の1日であるとともに、この日から立春に至るまでの約2週間のことも大寒といいますから、ぜひ私たちもこの期間を「イエ・エコ!旬間」と位置づけて、より一層の省資源・低炭素暮らしを工夫して実践していきませんか。


この季節にお勧めしたいものの一つに「エコ鍋」があります。エコロジーに配慮した鍋。それがエコ鍋です。
チーム・マイナス6%」(現・チャレンジ25キャンペーン)がまとめたCO2排出削減のための「鍋6か条」は次の通り。

◆「鍋6か条」
一、鍋を食べて暖まり、暖房の設定温度を控えめにすべし。
二、鍋を効率よくつくるべし。
三、鍋はみんなで食べるべし。
四、鍋を調理する際は、火加減にも気をつけるべし。
五、鍋をするときは調理器具にもこだわるべし。
六、買出しにはマイバッグやふろしきにこだわるべし。


まず第一条。鍋は食べると暖まりますから、暖房温度がいつもより低く設定できることに注目してください。フーフー汗を掻きながら食べるのも鍋の醍醐味かもしれませんが、体の温まり具合に応じて上手に暖房を調節していくのが、現代のスマートな鍋奉行のアクションでしょう。


第二条と第三条は、みんなで集まって食べる鍋料理の利点を生かせばそれがエコにつながると言うことですね。みんなで準備や後片づけにもに参加すれば、その時間帯の個別の部屋の照明や暖房も節約出来てさらに効果的です。


第四条は火加減。鍋底の外に火がはみ出すほどの強火は、燃料を消費するわりには効果的に熱が伝わりません。はみ出した分の火は無駄ということですね。


第五条は調理器具の工夫。熱源はカーボンニュートラルな木炭などが最高だと思いますが、ちょっと卓上で使いやすい熱源ではありませんから、普通はカセットコンロか電熱器具ということになるでしょう。あとは熱源に適した大きさ、形状、素材の鍋ということになりますね。素材はもちろん保温性の良い土鍋が最高だと思います。鍋底は丸い物より平らな物の方が熱効率はいいようです。


第六条は買い物の時からのこだわりですね。私はエコバッグや風呂敷の利用はもちろん、出来るだけ地産地消の素材を選んでフードマイレージを下げることや、自転車や徒歩での買い物、あるいは車ならまとめ買いをすることにして何度も車を出さないなどの心がけもお勧めしたいと思います。


この「鍋6か条」を上手に実践すると、一世帯あたり一冬に19回鍋をやると想定した場合(回数はミツカン『家庭における鍋料理のトレンド調査』集計概要による)、CO2排出量を最大約9kg減らすことが出来るそうです。これを日本中の全世帯がやると、そのCO2削減量はなんと最大約475,974tにもなります。
http://www.team-6.jp/report/news/2006/11/061130b.html


21世紀型鍋奉行とは、この「鍋6か条」を指揮する者とみつけたり!!皆さんもこういう鍋奉行になって、地球環境に貢献してください。私も名奉行を目指します。


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