「365ヶ所お掃除カレンダー」by id:Catnip


1日1ヶ所、普段あまり手を付けない場所を磨いてやるスケジュールカレンダーです。
最初の一年は、毎日どこを磨くかを考えて過ごします。たとえばバスルームのドア。バスルーム側は風呂掃除と一緒にやると思いますが、反対側はめったに拭かない人が多いのではないでしょうか。一気に全面やろうとすると忙しい時は出来なかったりしますから、未来永劫続けるスケジュールとするために、ガラスの上半分とか下半分とか、サッシの枠とか、上面、側面などの部分に細かく分けてスケジュール化してもOKです。
本棚の本の上の埃なんていうのも、たまには払いたいですね。蔵書の多い人は、滅多に手に取らない本が多く、気が付いたら何年分の埃だこれは、などという本も少なくないかもしれません。本棚一棹ずつでも、一段ずつでもいいですからスケジュールに加えてみましょう。
小さな所も入れましょう。たとえば和室なら襖の取っ手。普段開閉しない押し入れの取っ手など、枠の部分に埃が貯まっていたりするものです。こういう小さな部分も数多く入れておくと、それに当たった日は気が楽でいいですね。
あるいは屋外の散水用の水道の蛇口とか、ポストとか、家の裏側の窓の外側とか。探すと滅多に磨いたことのない場所はけっこうあると思います。
最初の一年は、とにかく実行出来ても出来なくても、1日1ヶ所、そういう場所を探し出してカード化することに努めます。
翌年からは、そうして作ったカードをよくシャッフルして、各月の日数分の枚数に取り分け、カレンダーに転記していきます。一気に365日分を転記するのは大変ですし、スケジュールというのはあまり先まで決まっていると気が重いですから、転記作業は各月の月末に翌月の分、などとするといいと思います。転記するまではカードを見ないことにしておけば、あそこをやるのはいつかなと楽しみになって、面倒だった家の仕事が面白くなってきます。
もちろん旅行に出かけたり、色々忙しかったりして、予定が消化出来ないこともあるでしょうから、そういう未消化分は大掃除の日などにこなせばいいことにしておきます。習慣として定着させていくためには、無理をして嫌にならないことが大切です。
こういう365ヶ所お掃除カレンダーはいかがでしょうか。特にベーシックなお掃除に普段参加していない“主婦以外の人”にお勧めします。住まいの内外を365ヶ所も見つめながら毎日を過ごしていると、イエへの愛が違ってきます。


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