「街路樹の新緑を誉めながら歩く新スタイルの自然観察ウォーキングはいかが?」by id:MINT


みんな花を見ると、まぁすてき、と賞賛の声を上げます。森や林の木々も、自然を求める人たちを引き付けます。なのに都市の中の街路樹は、まぁすてきとも言ってもらえないし、自然はすばらしいなぁとも言ってもらえません。でも、街路樹は町の中の貴重な緑として、人間以外の小さな生き物のためにもがんばってくれています。そこで、街路樹という名のマチの新緑をほめながら歩くウォーキングはどうでしょうか。
まず街路樹の木の種類を調べましょう。いろんなのがあります。このページは東京の代表的な街路樹を取り上げたものですが、東京だけでもこんなにたくさんの種類があるんですね。
http://home.interlink.or.jp/~s-araki/index2.htm
木の種類、名前がわかると、とても親しみがわいてきます。私はまず地図に街路樹の名前を記録しながら歩きました。歩いている内に木の種類が変わったら、その木を見上げて名前を呼びかけながら、すごいね、葉っぱが薄くて緑の光が透き通ってるよ、幹の横っちょからちっちゃな芽が出てるのかわいいね、などといろいろ誉めます。これが観察になります。誉めれば誉めるほど色んな観察の結果が心に残ります。もちろん歩いている間に新しい発見をしたら、立ち止まってそれも誉めます。
こうしてウォーキングしていると、都市の中でも、とても充実した自然観察ができます。木の名前は覚えられるし、何々の木の通りという記憶で知らない道もどんどん覚えられて、いいことずくめです。このウォーキングを行うと、次に出かける時には、仲良しになった木に会いに行く気持ちになります。今度の週末はどこの木に会いに行こうかな、なんて考えるお出かけも楽しいです。


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