「夏のエディブルフラワーを氷中花に」by id:Fuel


夏のエディブルフラワー、食べられる花としては、トロロアオイの花などがあげられると思います。花がオクラに似ていることから花オクラとも呼ばれるこの花は、天ぷら、湯がいて三倍酢などのほか、生のままでも食べられますからサラダの彩りにも最適ですが、一日でしぼんでしまうはかない花ですので、お店で売っていることはほとんどありません。自宅で育てている人だけのお楽しみです。
この花が咲いたら、一緒に大葉なども数枚摘んできて、台所のバットを製氷皿代わりにして、水に沈めて凍らせます。花の色と緑が鮮やかな氷中花ができあがります。その氷の上に刺身などを盛りつけて食べると涼味満点。冷や酒をグイッとやりながらこんな器で食べる肴は最高です。氷が溶けたら、出てきた花や大葉はもちろん食べられます。
最近はエディブルフラワーとして多数の花が食品売り場で売られています。何の花かわからないと若干季節感は薄らぎますが、大葉をあしらうことで夏らしさが表現できると思いますので、トロロアオイがない人も、ぜひこんな氷中花を試してみてください。とても涼しげな食卓が楽しめると思います。


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