「子供部屋を『イエ壁新聞』の編集室に」by id:momokuri3


クラスによっては新聞係があったり、班ごとに順番で作ったりしているところもあるのではないでしょうか。模造紙に色々な記事を書いたり貼り付けたりして作る壁新聞。楽しいですね。


これをぜひイエでも作ってみませんか。紙の大きさはA3でもB4でも、部屋の壁面の都合で自由に選んでください。直接貼ると壁が傷みますから、大きなコルクボードなどが用意できるといいですね。


新聞の記事になる話題は、日常のどこにでも転がっています。その年初めて落ち葉を拾ったら、そういうのは大ニュース。家族で出かける行楽などは、もう記事にすることだらけですね。その他何でも。子供が集めてきた記事を中心に、大人もちょっとだけ、山椒は小粒でピリリと辛い的な気の利いた記事を提供していきましょう。


記事が集まったらすぐ新聞作りに取りかかれますね。編集室は子供部屋。編集長も、もちろん子供です。ころあいのいい所で、編集長に招集を依頼してください。
「壁新聞編集開始〜、みんなボクの部屋に集合〜」
「はーい!」
「了解ッ!」
あくまで子供がリーダーです。


大人は、子供部屋が新聞の編集室になるような雰囲気作りをする役目。具体的には、専用の筆記具や文房具などを一揃えセットにして、子供部屋に置くことなどです。使う時だけ他の部屋から持ってきてもいいようなものですが、やはり専用の道具が一揃え揃っているというシチュエーションは、子供心をくすぐります。


適当な箱を用意して、マーカーやフェルトペン(マーカーは紙の裏に染み出さない水性のポスターカラーマーカーがお勧めです)、ノリやハサミ、物差し、その他必要と思われる道具を詰め込みましょう。子供はこれだけでもワクワクするのではないかと思います。


そして箱の上面や側面に壁新聞の題字を書いて貼る。これで、この箱がある部屋こそが壁新聞編集室の証しです。それが置かれた自分の部屋を見て、きっと子供は晴れがましい気持ちになると思います。


さぁ、子供部屋に集まって作業を開始しましょう。「今月のメインの記事は何かな」「ハイキングのこと」「よーし、編集長は絵を描いてよ、お父さんはそれに合わせて写真を何枚か」「お母さんもお弁当の写真撮ってあるわよ」。なんて、結局大人がうまく誘導してあげることになりますが、できるだけ編集長を立てていってくださいね。


出来上がったらそれを子供部屋の壁に仮に貼って眺めながら、ご苦労様会を開きましょう。場所はもちろん新聞作りの続きで子供部屋。ちょっと普段と違う豪華なオヤツなどが出てきたら、きっと子供は大喜びです。作っている最中も楽しいし、作り終わった後も楽しい。そんな壁新聞作りを目指してください。


ご苦労様会が終わったら、壁新聞をリビングに正式に貼って、今回の新聞作りは全て完了です。次回はまた来月?それとも次のシーズン?それは編集長の子供に考えてもらいましょう。


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