「週末に海と触れ合う」by id:Dictionary


今でも脳裏によく焼きついている想い出です。
週末になると決まって家族でドライブにお出かけしていました。
行く場所は海のある場所に目がけて行くのです。
父も母も。そして私自身もお寿司や魚介、刺身など海の幸が大好きで、その好みがあってか行く場所は必ず海のある場所でした。
朝から出発してお昼までには着くように行きます。
到着すると腹ごしらえ。
これがまず最大の楽しみです。
行先は神奈川、千葉、茨城、様々な場所に行ったものです。
何度か行った海の家といえばまずは
>焼はまぐり 浜茶屋向島
http://www.99beach.com/restrant/mukoujima/
こちらは九十九里にあります。
はまぐりを焼いたり、海老を焼いたり。
貝のいい出汁がそのまま味わえて物凄く美味しかったです。
焼きながら食べるというのは本当に美味しいものです。
シーズンによってはここに来る前に苺狩りなどをしてから立ち寄る・・なんて事もよくありました。
腹ごしらえを終えたら九十九里浜へ行きます。
夏のシーズンは人が一杯。
車も沢山w
それでも少し海水浴の人達の集まる場所から遠ざけて歩いて行くとあまり人の居ない浜もあります。
そこにビニールシートを引いて家族で遊んだものです。
今思い出しても脳裏に蘇る海の風景。
懐かしいものです。
そしてもう一箇所、とっても大好きだった場所があります。
伊東です。
到着するまでには渋滞もあったりして、熱海のあたりはとても混み合うので朝も早くから出発します。
ここで大好きだった場所は
磯の味噌汁 海女屋 海上
http://homepage2.nifty.com/koaji/shokujitokoro/ito/kaijotei.htm
ここはジャンボみそ汁が飲めるんです。
もう、すっごく美味しい!!!
海の幸の出汁が十分に味わえて、お味噌汁がメインになっちゃうなんて想像もし難いかもしれませんが、たまりません。
そして青さの入ったお味噌汁が美味しいのなんの。
これまでみそ汁に青さを入れたことが無かったのですが、これ以来よく我が家でも青さのみそ汁を作るようになりました。
磯のいい香りが食欲をそそりますよね。
勿論伊東へ来れば腹ごしらえのあとに楽しむ場所は沢山あります。
よく行ったのは、大室山、伊豆シャボテン公園、伊豆ぐらんぱる公園。
こちらへ来るとお土産によく買うのが「干物」
凄く美味しい。
おうちへ帰ってからも旅路の想い出を感じながら食べられます。
海風にあたりながらドライブをし、美味しいものを食べ、海と触れ合い、海の幸とも触れ合う。
当時は必ずそうして週末に両親は私たちを連れて行ってくれていました。
今になって思い返すとそうして連れて行ってくれていた両親にとても感謝しています。
当時は当たり前のようについて行っていました。
だからこそ気付けなかったです。
でも今思い返すと凄く幸せなことだったなと。
私たちが子供の頃、ゲームなど家の中で遊ぶ遊びも多くなり、家の中に居る事や、百貨店に買い物に行くことだったり、自然と触れ合う機会が少なかったように思います。
それでも両親が私たちを毎週末こうして海へ連れて行ってくれた気持ちの裏には自然と触れ合う大切さ、自然の大きさ、偉大さ、そういうものを伝えるためだったのではないかと思うのです。
私に子供が出来た時は、同じように週末に自然を子供たちに沢山与えてあげたいです。
自然と触れ合うことの減った時代になってきたからこそ、そういう自分の経験を子供たちに受け継がせて行けたら良いなと思います。


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