「今年の郵便週間は被災地支援の願いを込めた《ひまわりプロジェクト》で!!」by id:TomCat


「東北東日本大震災復興支援ひまわりプロジェクト」というのが始まっています。これはFM局のDJやスポーツDJとして活躍している高杉’Jay’二郎(DJ JIRO)さんが提唱しているもので、義援金や救援物資などを出してくれた人にひまわりのタネを贈る、という活動です。
http://himawari-pt.blogspot.com/


このプロジェクトには、誰でも参加できます。必要な物は、ひまわりのタネと、それを小分けにして入れる袋、そして上記ブログのURLとプロジェクトの趣旨を簡単に記した説明書だけ。説明書は必須ではありませんが、突然ひまわりのタネを贈ってもビックリされてしまいますから、一応有った方がいいかなということで。


→ひまわりプロジェクト 趣旨説明ページ
 http://himawari-pt.blogspot.com/p/blog-page_2430.html


準備が出来たら、あとは被災地支援に協力してくれた人を見つけて、その善意に出会えた喜びを込めて、笑顔と一緒に「ありがとう、これ、お返し」と、ひまわりのタネをプレゼントしていけばOKです。参加登録手続きなどは要りません。


ね?素敵でしょう?もちろん義援金の募集団体などにもこの運動は広がっていますが、全く第三者の立場の私達も、あなたの行いに出会えて幸せですと「お返し」しちゃっていいんです。そういう、善意と感謝の思いを結び合わせて被災地支援の輪を広げていくプロジェクト。そのためのお約束のキーワードが「おかえし」です。必ずこの言葉を添えて、自分からの感謝の心を表しながら贈っていきます。これを、郵便週間にちなんで、手紙でやってみませんか?


さあ、義援金振り込んできたよとか、コンビニの募金箱に入れてきたよとか、はてな義援金窓口ポイント送信してきたよとか、市役所で集めていたから救援物資を届けてきたよとか、そういう話を聞かせてくれた人をリストアップしていきましょう。そして、その人達に手紙を書きましょう。短くてもいいですから、心を込めた手書きがいいですね。私は、次のような文面を用意しています。


「あなたが今回の大震災のあと、○○してくれたことを知りました。感謝のお返しとして、ひまわりの種を贈らせてください。
なぜ私から『お返し』なのかって? それは、あなたの善意を知り、その気持ちが私にも伝わってきたからです。私の心にも届いてきたくらいですから、あなたの善意は、きっと被災地の人々を大きく励ましていくに違いありません。
よかったら、同封したタネを植えてください。このタネと同じものを私の家でも育てます。育つひまわりを見るたびに、被災地のこと、そしてあなたのことを思います。いつか被災地にも、このタネの子孫を贈れたらと思います。」


もちろん便箋はひまわり柄。私は自筆のイラストに、罫線、上記ひまわりプロジェクトのURLと趣旨説明ページの内容、さらにひまわりの育て方を説明したサイトのURLを添えたものをプリントアウトして自作便箋を作り、それに文面を手書きする予定です。わざわざプリンタを使うのに本文は手書きする。ここが「郵便週間」ならではのこだわりですねw


タネは、郵送中に潰れてしまうと残念ですから、私は「ロ」の字型にくり抜いたダンボールを重ね、上下をさらにダンボールでサンドイッチにした簡易箱を作って、その中に入れて送ろうかと思っています。なお、封書は定形郵便物として差し出す場合、厚さの最大は1cmまで、80円で送れる重量は25gまでと決められていますので、同封する手紙も封筒も全て含んでこれ以下の厚さ・重さに収めるように注意しないといけませんね。


あるいは、ちょっと料金は割高になりますが、筒に入れて送るのも楽しいかなと思っています。長さ14cm、直径3cm、重さ50gまでなら120円で送れます。筒で届いたら、お、何だ? なんて、インパクトありますよね。


こんなふうにして、周りに善意の花をいっぱい咲かせていく。これが私の、今年の郵便週間プロジェクトです。タネのまき時と週間行事がうまく合いますから、きっとこのアイデア、大きく花開いてくれるんじゃないかと思います。


赤十字と共同募金会で行っている義援金は9月30日までずっと受け付けていますから、私自身、春にまいたひまわりが立派なタネを実らせるまで、息長く何度でも募金していこうと思っています。タネを受け取ってくれた人も、きっとそう思ってくれるに違いありません。


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