「昔の日本から学ぶ」by id:offkey


谷崎潤一郎は『陰翳礼讃』の中で、昔の日本の薄暗い空間について卓越した文章を書いておられましたが、夏、部屋でこうこうと明りをつけていると暑苦しい、という意味のことを述べておりました。現在でもこのことに変わりはなく、やたら明るい部屋はどうも暑苦しく感じてしまいます。おまけにテレビはあるは、パソコンはあるわで暑苦しい機械がたくさん増えており、安眠には程遠く感じられます。

そこで、昔の日本にならって、寝る時間より少し前から明りを消してみるのもいいのではないかと思います。・・・続きを読む