「糸電話で遊ぶ」by id:offkey


子どもの頃、糸電話で遊んだ記憶がありますが、あれはどういうわけか普段と同じような内容の話をしていても随分と興味深く聞こえたものです。
ご存知のように、紙コップと糸があればすぐできてしまう糸電話。オーソドックスなものはしごく簡単で、紙コップの底の中心に外側から糸を通し、中で爪楊枝か何かを使ってそこに糸を縛りぬけないようにすればできあがりです。話すときは糸をぴんとはってしゃべりますが、糸がたるむと本当に聞こえなくなるのは当時不思議に思ったものです。
それにしても、今思えばせっかくなのでもっといろいろな糸電話を試してみてもよかったです。
たとえばどこまで聞こえるか、長い長い糸電話。
紙コップと糸を使ってるけど、他につくれるような品物はなかったかな?
ところで糸を2本や3本にしてみたらどうだったんだろう。
他にも素朴に実験してみたいことが出てくるでしょう。
そんな疑問に一部答えてくれるサイトがありました。
郡山市ふれあい科学館スペースパーク 科学の広場
http://www.space-park.jp/events/square/2003/0410/index.htm
糸の部分をいろいろ変えて実験した模様と、糸電話の歴史が紹介されています。
それから
わくわく親子ふれあい理科教室というサイトの中で糸電話の理科教室が行なわれた模様のページを拝見したのですが、長い風船を糸代わりにした電話、これが曲がっていても聞こえてしまうというのですね。面白いです。
http://wakuwaku-rika.org/2007s/200705s.html
ところで、今まで糸電話はあくまでもコミュニケーションの道具として語ってきましたが、楽器に変身しているのを発見してしまいました。
ストリングラフィという楽器で水嶋一江さんという方がパフォーマーとして活躍されてるそうです。糸電話の紙コップ両方から糸を出してそれを張り、糸を弾くとチューニングによっていろいろな音がでるということ。
http://www.stringraphy.com/index_j.html
糸電話から楽器へ、プロの方のような楽器は作れなくても、幾つか弦を作って音を出して遊ぶのは楽しそうです。


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