「健康に欠かせないわが家的五穀」by id:tough


まずお米。玄米です。これはもう主食ですから欠くことが出来ませんし、玄米の栄養と健康維持に役立つ効果は改めて書くまでもないくらい皆さんご存じだと思います。


次に麦。白米を炊く時には必ず麦を加えています。麦も精白してしまえばほとんどデンプンだけになってしまいますが、精白しすぎず胚芽を残した麦なら、いい栄養補給源になってくれます。食物繊維やミネラル分が豊富なのも麦のいいところですね。


それから胡麻。わが家では特に黒胡麻を愛用しています。黒胡麻も白胡麻も金胡麻も栄養成分的にはほとんど差がありませんが、黒胡麻は皮の部分にタンニン系ポリフェノール色素を多く含みますから、それがちょっとプラスアルファなのですね。様々な料理に使うほか、食卓にも卓上胡麻擂り器に入った胡麻が常備されています。擂ると香りが良くなりますし、噛まずに飲み込んでしまった分もしっかり消化吸収されますから無駄がありません。なお、胡麻は普通に言われる五穀の中には含まれないことが多いですが、建立曼荼羅護摩儀軌などによると、密教の修行で使われる五種の穀物の中には含まれています。


四つ目は小豆です。小豆というと、あんこやお汁粉など、食事というよりおやつに近い使われ方が多いと思いますが、他の豆類と同じように煮物などに使ってもおいしいのです。たとえばカボチャと合わせた煮物など。地域によってはこの組み合わせは「いとこ煮」と呼ばれますね。わが家流の作り方をちょっとご紹介しましょう。


小豆を洗って一晩水に浸けておきます。
鍋の底にだし昆布を敷いて小豆を入れ、ひたひたの水を注いで、中火でゆっくりと沸騰させます。
煮立ったら蓋を被せて弱火でコトコト約30分。注意点は、膨らんだ小豆が煮汁から顔を出さないよう、時々差し水をすることです。
小豆が煮えてきたら一口大に切ったかぼちゃ適量を加え、塩少々をふりかけて、蓋をして20分ほど弱火で蒸し煮にして、かぼちゃが柔らかくなったら火から下ろして、蓋をしたまましばらく蒸らせば完成です。全く煮こぼさないで作るから素材の成分が丸ごといただけます。


そのほか小豆粥も日常的に食べるといいですね。
最近はこんな「あずきとひき肉のドライカレー」のレシピも見つけて作ってみたら、本当に小豆はカレーと良く合うと家族に好評でした。
http://recipe.kurasse.jp/healthy/recipe0216.html
こちらのページでは小豆の効果を次のように説明しています。


あずきは免疫機能を高める栄養素をとりやすい食材。栄養素のひとつである亜鉛は、十分にとれば免疫細胞のリンパ球の一種で病原体の攻撃を指揮するT細胞の機能が高まり、免疫細胞をはじめとする新しい細胞の生成が促され、「攻める免疫」が増強します。


最後の五つ目は、何と言っても大豆です。栄養豊富でタンパク質にも優れていますから、運動のための体作りにも最適な食品として、学生のころからの私の常備食でもありました。もともと父が豆好きで私も良く食べるようになった物ですから、卒業して自宅に戻り母の手料理が食べられるようになってからも、色々な料理で大豆を食べ続けてきました。
さらにわが家の健康を守ってくれる常備菜としての酢大豆。
http://q.hatena.ne.jp/1265604674/250814/#i250814
これも欠かせない物となっています。


以上、五穀と言ってもありふれた物ばかりですが、これら五種類はわが家の食卓に欠かせません。
なお、これら五穀に関するこだわりは国産品を選ぶことです。以前、日本は胡麻のほとんどを輸入に頼っているという書き込みがありました。以来わが家では産地を確認して購入するように心がけていますが、国産の胡麻は本当に手に入れるのが難しいですね。母も、なぜ国産がお店にないのと驚いていました。今は信頼できるお店を選んで通販で購入することが多くなっています。


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