★★★(三ツ星)
先日のいわしで書いた親戚の子が、ついに東京にやってきました。アパートも決まり新生活がスタートしましたが、一人の部屋はつまんないと、なぜかわが家に入り浸っています。そこで降って湧いた今回のミシュランテーマ「コミュニケーション空間作りコンテスト」。うちの家族もいつもイエはてなを見ていますので、さっそく父からいい提案がありました。
「家族の新しいコミュニケーション空間として、○ちゃんの勉強スペースにもなる“イエ図書室”を作ろうじゃないか。」
構想はこうです。図書室といっても、本に埋もれた部屋ではありません。具体的には、現在応接スペースとして使っている部屋には幅2間の広い窓が付いているので、その下にハンバーガーショップのカウンター席のような長い板を渡し、そこを図書室の自習机のように使っていこうというものです。
着想のベースは、"イエコト・ミシュラン" #053「自由な発想とアイデアで!くつろぎスペース作りコンテスト」に出てきた
■ くつろぎの読書空間 id:Fuelさん
http://q.hatena.ne.jp/1266814621/253998/#i253998
でした。
さっそく昨日、計画は実行に移されました。本来ならこうしたカウンター机などは手作りしたいところですが、板を買いに行こうと出かける途中、通りがかったリサイクルショップで会議用みたいな長机を発見。色は白で傷も少なく、なにより板を買うより安いということで、これを2つ買って済ませることにしてしまいました。
この机をポンポンと窓の下に並べ、椅子を置いて、両側に本棚を持ってきたら、あっという間にすてきなスタディスペースが出来上がりました。幅広の窓と相まって、白い机の明るさがとてもいい感じです。あとは後日、天井にライティングレールを取り付けて、自由な位置に照明が配置できるようにすれば完璧です。
元々置いてあった応接セットはちょっと配置換えをして部屋の隅っこに追いやられてしまいましたが、これがまた勉強疲れのくつろぎに最適です。あー、私も学生時代に、こんな伸び伸びしたスペースで勉強したかった!
親戚の子もこの新しいスペースを見て、「これ私のため?私のために用意してくれたの?すごいすごい」と大喜びしてくれました。
さて、このスタディスペースのコミュニケーション効果ですが、肩を並べて机に向かう、この一体感が何とも言えませんね。早速、親戚の子も含めて家族みんなで肩を並べてこの机で読書などしてみましたが、まるで家族がクラスメイトのよう。こういう家族の時間の過ごし方というのも本当にいいものだと実感できました。もちろん会話も弾みますが、それは真面目に勉強している人がいる時は、ちょっと控えめにw
本格的に集中して行う受験勉強などには不向きですが、家族のコミュニケーションと生涯学習型スタディスペースとして、この「イエ図書室」計画、お勧めです。