「旅の列車の中での〈地域学〉との出会い」by id:Fuel


あれは高校生の時でした。旅、といっても、お盆休みの親の実家への帰省です。両親は法事の日程の都合があったので先に出発していて、私は学校のクラブの都合で一日遅れでの出発でした。
キップは親が手配してくれたので、豪華に指定席です。隣の席に座ったのは、品格が感じられる紳士でした。列車が出発してしばらくすると、その紳士が「どちらまで?」と話しかけてきました。しばらく話し込んでいるうちに、なんとその紳士には壮大な夢があることがわかりました。・・・続きを読む