「春を告げる花」by id:sumike


春の花というと、梅、桃、桜が中心ですが、ほかに春を告げる花で、私が好きな花として白木蓮(はくもくれん)と辛夷(こぶし)があります。
木蓮辛夷(こぶし)は、区別がつかないほどよく似ていてどちらも葉より先に白い花を咲かせます。
見分け方は花びらが9弁で淡いクリーム色、上向きにチューリップのような咲きかたをするのが白木蓮
花の下に小さな葉っぱをつけていて、花びらは6弁、純白の花が辛夷(こぶし)です。
今はちょうど白木蓮辛夷が綺麗に街を飾る季節、大柄な花を支える枝は思いのほか細くて華奢なんです。


木蓮は地球上で最古の花木と言われています。
木蓮の化石も発見されているそうで、なんと一億年以上も前から今のような姿だったそうです。
はるか悠久の時を経て、今もなお同じ姿で咲いているということに、感動すら覚えます
しかし、こんな感動も子どもには何のことやら?のようです。
先週末に保育園の帰り道を息子(3才)と歩きながら白い木蓮が綺麗ね〜って話していたのですが息子は
「もくれんってあれ?ガーガーのくちばしね」
って、つぶやきました。
ガーガーとは友達が飼っているアヒルのことですw
確かに、そういわれると淡いクリーム色の白木蓮がだんだんアヒルのくちばしにも見えてきて、子どもの想像ってすごい!
って改めて思いました。
今の時期は白木蓮を多く見かけますが、もう少ししたら紫色の木蓮も咲き出します。
皆様も街の中に咲く、くちばしを捜してみて下さいませ^^


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