「〈アニキと呼びたい従妹〉が初恋だったかも」by id:tough


今でも時々会う相手なので、ちょっと書くのがはばかられる感じもありますが、私が初めて異性を意識したのは、「あなたの好きな叔父さん、お祖母さん、従兄弟たち」の時に書いた従妹だったかもしれません。
最初に会ったのは、夏休みに親の実家に行った時。ひょっこり現れたそいつは、短い髪に真っ黒に日焼けした手足。どう見ても元気いっぱいの男の子でした。私はそいつに連れられて、野原や河原を駆け回って夏を過ごしました。別れの時も「また来いよ!」「おぅ!」といった具合で、私たちの間にはすっかり「男の友情」が芽生えていました。・・・続きを読む