★(一ツ星)

「睡蓮鉢を使った最も簡単な雨水利用法」by id:MINT


積極的に雨水を利用している人の書き込みを読んで、わが家でもやってみたいと思いました。しかし大きなタンクを設置するほどの資金やファイトはなく、どうしたらいいのかなぁと考えていた時、陶器製の大きな睡蓮鉢が手に入ったんです。それもただで!!縁が欠けてしまったので捨てるというのを、弟がもらってきてくれたんです。さっそく欠けた部分に、新発売らしい凹凸面や水回りにも使えるという万能接着剤を使って、陶器のカエルさんを貼り付けてみました。宣伝通り、しっかり着きました♪
鉢はなかなか大きな物です。直径は50cmくらい。高さも同じく50cmくらいあります。ちょっとしたバケツなんかよりたくさん水が貯まります。
この睡蓮鉢で雨水を貯めるようになって、とても風情のある庭になりました。イメージとしては庭に池ができた感じです。
雨樋の途中から雨水を取り出すには、こういう器具を使いました。
http://www.ne.jp/asahi/kdp/k-design/raincatch.html
実はわが家ではこれを参考に弟が手作りしてしまったんですが(作っている会社の皆さんごめんなさい)、これは必要に応じて脱着できるので、普段は外しておいて雨の時だけ取り付けるようにすると、ビニールホースなどで睡蓮鉢の風情が壊れることがなくて、とってもいいんです。皆さんにもぜひお勧めです。
雨水利用というと大がかりな設備を考える人が多いと思いますが、10リットルくらいの水を貯めるだけなら、とても気軽に行うことができます。このくらいの水なら、こまめな人ならすぐ植物の水やりや打ち水に使ってしまうと思いますので、ボウフラの心配もありません。それでも全東京580万世帯が10リットルずつ貯めたら5千800万リットル。これを週に一度、月に4回貯めたとしたら年間で、えーっと、27億8千4百万リットル?計算合ってますか?実際には降水量に左右されますからこうはならないかもしれませんが、数がまとまったらすごいということはわかります。一軒10リットルを目標に全てのイエで雨水利用。そういうマチが作れたらすてきだと思います。


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ミシュランコメント

弟さんが手作りされたという雨水のアイデア睡蓮鉢、素晴らしいです! ご紹介下さったような雨樋の器具も、大きな鉢にカエルさんの風情も、暮らしを愛すればこそのしつらいで、毎日に溶け込むかたちが本当に素敵だと思いました。そしてお庭の水やりや打ち水に使っていく、この小さな営みがどれだけの大きな節水につながるかというビジョン。とても気軽にイエに美しい風情を作り出すとともに、水の恵みを暮らしに生かす、二つの視線が交わった実践エピソードに、大きなを贈呈します!