イエコト・ミシュラン #039 ピックアップ賞・ノミネート賞

#039は「暮らしに水の恵み!雨を楽しむ&役立てるイエ・プランコンテスト」のテーマでご投稿頂きました。
さすがは〈イエはてな〉のみなさま、まずはイエで雨を活かされている例がいろいろ。「天水桶」「家庭菜園の水やり」「雨水をメダカや金魚の水に」など、日常的な雨水利用はもちろん、イエの壁に試みられている「雨で汚れが落ちる光触媒」といった新しくクリーンな化学的技術もご紹介下さいましたね。またオーストラリアで盛んな生活用水としての利用に学ぶ「山林の保護を」というメッセージも素晴らしかった。暮らしの中の楽しみでは、「雨の音を子守歌に」「ガラスをつたう雨」「雨音を聞きながらのんびり過ごす」「たまには雨に濡れてみる」「雨上がりの虹を楽しむ」「台風が過ぎたあと、空を見上げる」「松葉の雨雫」「晴耕雨読……本を読もう」などなど。忙しい日々の中で、ふと訪れる心穏やかで美しい時間も雨の恩恵、というメッセージがいっぱいでした! なかでは、雨音は自然のやさしいゆらぎを感じさせてくれるという「1/fの雨音」や、「雨宿りという贅沢な時間」のさまざまなエピソードが印象的でした。さらに、「雨が降ったら傘さして 傘がなければ濡れてゆく そんな人生がちょうどいい」という小説家の灰谷健次郎さんの詩をご紹介下さった「雨が降ったら…」も、いつも心でつぶやいていたい素敵なメッセージでしたね!


そんななかから、暮らしに豊かな時間をもたらすユニークな発想や、素晴らしいアイデア・実践例など、(一ツ星)〜★★★(三ツ星)のピックアップ賞&ノミネート賞を選ばせて頂きました。自然の恩恵をあらためて教えてくれるメッセージ、そして日本人ならではの自然風景への澄み渡った情緒的まなざしも感じさせてくれた語らいでした!



»“イエコト・ミシュラン”のプレゼントはコチラ