「薬」「干支のモノ」「階段・梯子」+「縁起物」

#035テーマ

」「干支のモノ」「階段・梯子」+「縁起物


“リブ・ラブ・サプリ〜FORTUNE”フレーズ
「今日も、たくさんの美味しい〈最上薬〉をいただきま〜す!」by ハザマ


“メッセージ”
前にどこかで聞いて気になっていた、「上薬・中薬・下薬」という言葉。これは、漢方薬の分野で二千年前からある考え方なんですね。どれがいいということではなくて、役割を示したものだそうです。「上薬」は「命を養う」もの、副作用がなくて長い目で健康を維持促進するもの。「中薬」は「性を養う」もの、強壮剤の部類で服用に注意が必要なもの。「下薬」は「病気を治す」もの、毒もあるので長期の服用は避けるべきもの。さまざまな漢方薬はこれらの分類を基本として、症状に応じてうまく使い分けるという考え方を持っているんですね。


私はこの三つの言葉と一緒に「上薬は食物だ」と聞いた覚えがあって、何となく納得していたのです。しかし、調べてみてもそんな意味のことは見当たらない…でもよーく考えると、あてはまるんですよね。命を養うもの、毎日摂っても副作用がなくて健康を維持促進するもの…漢方薬に入っていなくても、普通に食物や食事を指していると思えます。そういえば、食物それぞれの持つ栄養成分も、よく薬効的な表現が使われますよね。たとえば、酢やタマネギや蕎麦は「血液サラサラ」、ブルーベリーは「目がよくなる」とか。


うちの母もよく言ってました。「コンニャクはカラダの砂おろし」「ゴボウは腸のおそうじ」「大根おろしはおなかの毒消し」「レバーで血が増える」…。「ワカメやこんぶで髪が強くなる」っていうのはホントかな? 「ネギを食べるとかしこくなる」というのはウソでしたが(笑)。


でも、食物は「上薬」に違いない。同じ「上薬」なら、苦い漢方薬より美味しい食事。毎日のごはんが「最上薬」ということではありませんか?!
「上薬」は、もとより「下薬」を使わなくてもいいように、つまり病をまねかないように摂るものですから、毎日いただく美味しいごはんがカラダに一番大事な薬なんだ。そう思うと、私のようについおろそかになりがちな一人暮らしの食事でも、たくさんの種類の最上薬をいただきま〜す!と、色とりどりのお膳に手を合わせちゃいます。先日の鉄不足発覚以来、こんなことを気にとめはじめてから、とみに食べ物をありがたく美味しく感じるこの頃ですw


(「上薬・中薬・下薬」は下記のサイトをご参照下さい。)
「薬のうんちく」
http://www.infoaomori.ne.jp/~gakum924/yaku1.htm


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