★★(二ツ星)

「梅醤油」by id:vivisan


うちではこの時期に限ったことではありませんが、梅が大好きで、よく料理に梅を使います。梅干をきざんでつくった梅肉あえは、食欲を増進させるだけでなく、梅のもつクエン酸が疲れをやわらげてくれる優れもの!
それと併用して昨年は市販の梅醤油を購入していろいろな料理に使いました。
ドレッシングとしても使えるし、お刺身醤油としても使える。うどんやそばのつゆとしても最高です♪冷やっこに垂らしても可能♪また煮物にお醤油の代わりとして(って本来お醤油ですが)も使えて万能です。ただ、季節もので量もそんなに多くないので、すぐになくなってしまいました。
しかし、今年梅で何かできないかなぁ?と思い調べてみたところ、青梅をお醤油に漬けることで梅醤油を作れるということを最近知りました。
うわ!これならば、イエでも作れる!しかもつけ終わった梅も煮物とかにいっしょに入れればいい味がでるかも!これは一石二鳥です。
梅がでまわっている今の時期に仕込んでおかねば・・ということで、青梅を購入してきました。


* 材料
o 青梅 1kg
o 醤油 1000cc(梅の風味が欲しい人は少し少なめでもよい)


作り方は簡単です。
* 梅はきれいに洗い、半日から一晩水につけておく。これはあくをとる作業です。
* 梅酒や梅ジュースをつくるときに使うガラス瓶を消毒します。
* よく梅を乾かすまたはキッチンペーパーなどで水気をふきとります。
* 瓶の中に梅をいれ、醤油をいれます。その際、梅がかわかないようにラップで蓋をしてあげるとよいでしょう。ガーゼをいれる人もいます。
* あとは梅酒や梅ジュースとおなじく冷暗所でねかせます。期間は半年ぐらい。


保存は冷蔵庫などにいれたほうがよいですが、いろいろ調べてみると一年間ぐらい常温でもカビることがないようなので、私も経過をみながら常温保存してみようかなと思います。
市販の梅醤油だとだとさすがに賞味期限が冬までもたないんです。これならいつでもつかえそう!半年後が楽しみです。
梅干や梅酒をつけるときにあまった少量の梅でもできそうですね。


この間時代小説で、細かい鰹節と梅を煮たものがでていました。梅醤油として使った梅といっしょに煮てみようかなと思います。
きざんで煮物に入れるのもいいですね♪楽しみです。
私的におすすめは、お刺身醤油として使うこと。これ、ホントおいしいです。
簡単にできますので、今年は一味違う梅醤油でお料理に幅をもたせてみてはいかがでしょうか?


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★★ ミシュランコメント

つねづね、梅の実はさまざまに活躍してエラい食材だなーって思っていましたが、このアイデアレシピでさらに格上げです(笑)! 梅醤油はさぞかしいい香りでお刺身や冷奴や煮物汁にと多彩なお料理を美味しく仕立てるでしょうし、漬けた実は煮物にしたり刻んで和えものに活用したりと、あますところなく味わい尽くせる。これ一つ漬けておくだけで、365日の食卓がどんなに香り豊かに彩られることでしょう! オススメのお刺身梅醤油は想像するだけでゴックン、ほかにもどんないただき方が美味しいかといろいろ発見していくのも楽しそう。日本の食卓の定番にしたい優秀レシピに、★★を贈ります!