「初夏の味覚といったら鮎」by id:watena


鮎は香魚とも呼ばれ、体表の粘膜にスイカやウリに似た爽やかな香りがあります。この香りは体内の脂肪分が酵素によって分解されて発せられるもので、鮎の脂肪の質は食べ物によって決まりますから、養殖物ではこの独特の香りがあまり感じられません。
そこで、今は完全な天然とは言えませんが、川に行って釣りたくなってくるわけです。この解禁がだいたい6月から7月にかけてなので、鮎といったら初夏の味覚なのですね。
清流に恵まれた中上流域に天然の鮎がひしめくと、川原は鮎の香りで満たされます。・・・続きを読む