★(一ツ星)

「海草の押し葉でいろいろアート」by id:MINT


海に行くと、いろいろな海草が打ち上げられているのを見ることがあります。まずそれで押し葉を作ります。


1.海草は真水できれいに洗い、平たいバットなどに水を入れて、その中に放ちます。
2.濡れても頑丈な厚紙にガーゼを乗せた物を用意し、それで海草をすくい取り、ピンセットなどで形を整えて水から引き上げます。ガーゼは乾燥した後、海草をはがしやすくするためのものです。
3.まな板などを斜めに立てかけて海草が乗った厚紙を貼り付け、水分を切ります。
4.水切りができたら、表面にもガーゼをかけて新聞紙などに挟み、重石をして数日乾燥させます。新聞紙はまめに取り替えると乾燥が早くなります。


こうして作った海草押し葉は透明感があってとてもきれいです。透明アクリル板を2枚重ねたフォトフレームに挟んで飾ったり、台紙を使わず直接フィルムに挟んでラミネート加工してそれでモビールを作ったりといった透明感を生かす使い方がすてきですが、ほかにも色々な使い方が考えられると思います。


海草押し葉を作る段階で厚紙に重ねるガーゼを省略すると、できた押し葉は紙に密着します。それを利用して、何種類かの色の異なる海草を素材に貼り絵のようなことをしても楽しいです。できあがった海草貼り絵の表面保護は、ラミネートするか、本の表紙保護用のフィルムなどを貼り付けるといいと思います。


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ミシュランコメント

えぇー!海草で押し葉が出来るの?!と驚いた人は、私だけではないはず。だけど詳しく教えて下さった海草アートの作り方を読んで、まさに押し花や押し葉と同じ感覚で楽しめるんだと即ナットクでした! そして想像していくと、海草は定まったカタチではないので、さまざまに複雑な模様が織りなされる…自然の偶然のカタチがまるで現代アートのように。赤い海草、緑の海草、と少しずつ重ねたりしながら、大きな画用紙にアート作品が出来るかも…などと考えて楽しくなりました。透明感を活かしたり、モビールにしたりというヒントから、作るものもいろんなアイデアがひろがりそう、面白い自然遊びです!