★★(二ツ星)

「お茶席」by id:vivisan


義母は表の先生なので、自宅に茶室になる和室があり、炉もちゃんとあります。
私もダンナもお茶を習っているわけではないのですが、ダンナは小さいときから義母のお手伝いをしていてみよう見真似でお茶がしっかり立てられます。
前に話していて盛り上がって一度やってみたのがお茶席でした。
おもいきりなんちゃってなんですが、その日は着物できてもらいます。といっても格式ばってやるわけではないので、木綿もウールも可。季節を感じられるポイントがあればよし!にしました。着物が着られない友人は、私のイエにきてもらって、着付けます。
そのときは2月だったので、梅模様の着物やほんのりピンクかかったものを取り入れました。着物でくる友人たちは、帯締め半襟の色を工夫してました。うちで咲いた梅を一枝もらって花瓶にさしてかざりました。お菓子は事前にみんなで買いにいってめいめいの好きなものをチョイスしてきました。
そしてうちのダンナにおうすをいれてもらいます。高価な抹茶茶碗ではないですが、雰囲気をかえるとおいしいです。
いつもよりもみんなしっとりとして優雅な振る舞いでお茶のんでいるんですよ♪
おでかけするのではなく、イエでみんなで着物を着てお茶を飲むだけだったんですが、とても楽しかったです。
秋バージョンも楽しそう。
ひとつやってみようと思っているのはおうちで野点です。
今はキンモクセイの香りがただよっているので、キンモクセイを見ながら・・でもいいかもしれません。もう少ししたらもみじも赤く色づきそうです。
和傘をひっぱりだしてきて、棒にたてて、四角い椅子に赤い毛氈をしいて庭をながめながら着物をきてお茶を味わうというのも非日常を感じられて楽しそうです。
和菓子は今の季節なら栗かな?おいしい和菓子がポイントになりそうです。


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★★ ミシュランコメント

イエの空間やお庭で、旅先さながらのくつろぎ空間・時間を楽しむ…。「お茶席」はその素晴らしい実践例でした! おうちで「野点」も、お庭の木々やしつらい、着物、お茶に季節の和菓子と、豊かさにあふれていて。お部屋に毛氈を敷いて家族に盆点前を振る舞うだけでも楽しいし、ゆっくり優雅に英国式ティータイムを過ごすのも素敵。「旅とはつまり非日常、贅沢な時間」という書き込みがありましたが、まさにそれをイエで楽しむ上級のお手本です!