「貝殻でキャンドル作り」by id:momokuri3


前にカップなどの中にロウを注いでキャンドルにするアイデアがありましたが、それと同じことが貝殻でも出来ます。くぼみがあって、置いた時に座りのいい二枚貝の片割れなどがありましたら、ぜひ試してみてください。
作り方は簡単です。適当な貝殻を用意し、中に芯を立てて好みの色に着色したロウを注ぎ込み、冷まして固めるだけです。真っ白な貝殻に海のブルーのようなロウを注ぎ込んだりすると、とてもお洒落なキャンドルになります。
貝殻はたいていの場合、置いた時に据わりが悪いので、アルミホイルをねじって輪にしてその上に乗せるなどして、転がったりひっくり返ったりしない工夫をしてください。また実際に点火する場合は、金属製のトレーの中で点火する、カップ状の容器の中に入れて点火する、あるいはキャンドルカバーを被せるなどして、特に小さな貝殻で作った場合は、転がってしまわないような注意が必要です。
貝殻は平たく、あまりたくさんのロウが注ぎ込めませんので、キャンドルとしての実用性は、あまりありません。でも、貝殻を容器にして作るキャンドルは、とてもかわいい姿をしています。いくつか作って並べてみると、なかなかすてきな飾りになります。
実際に点火すると、ロウが浅く芯が短いので、小さな小さな明かりがほのかに灯ります。宮沢賢治の童話に「貝の火」というのがあります。このお話に出てくる貝の火とはとても不思議な宝珠のことのようですが、貝殻のキャンドルの小さな明かりは、ちょっとそんな童話の世界にもいざなってくれるかもしれません。火気によく注意して、安全にお楽しみください。


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