イエ・ルポ 2 #003 ピックアップ賞

#003では「これは旨いよご当地もの!地方ならではの味」のテーマでご投稿頂きました。
旨いもの談義はお得意の「イエはてな」(笑)。さすが、ズズズラリと並び、味の想像どころか、旅に出たい気分にさえさせられました。有名どころでは、滋賀県の「ふなずし」、名古屋は「味噌煮込みうどん」に「みそかつ」、新潟の「こしひかり」、秋田の「きりたんぽ鍋」、仙台の「笹かま」、大阪の「どて焼き」に広島の「広島焼き」、仙台の「笹かま」、熊本の「からしれんこん」、沖縄のドーナツ「サータアンダギー」、「越前そば」に「越前ガニ」、「伊豆諸島のクサヤの干物」、「函館名物いかそうめん!」…。私がはじめて聞いためずらしいものには、秋田の「寿司ハタハタ」、長野の「かんてん冷麺」、「新潟へぎそば」、「奄美名産・黒糖焼酎」、「湘南名物?しらす丼」、「黒玉子 箱根」、九州の「だご汁」、「加古川近辺限定、かつ丼ではない〈かつめし〉」などなど。そして「カレーパン 箱根」「そばめしと神戸」「たこ焼きに入れるもの」「サンドパン上越・南高田・小竹製菓)」「東京下町、永遠のおやつ〈もんじゃ〉」といったB級グルメ、さらに各地の銘菓も枚挙にいとまがないほどいっぱい。海外からは、「米国北西部の味、鮭」やコーヒーランド・シアトルの「フレーバーコーヒー」も。各地方の特産物から生まれた味、今に受け継がれる郷土料理、それぞれの成り立ちや由来を持つ料理にものがたりを感じるとともに、ツリーの中に出ていた、家庭の中に生き続ける郷土の味の豊かさというお話がとても印象的でした。
ピックアップ賞は、今回もいっそくじ引きで決めたいくらい迷いましたが、ひとまず、全国の押し寿司マップを作りたい!というほどの豊富さが話題になった「いわゆる押し寿司系」、盛岡の三大麺とともにご紹介下さった「じゃじゃ麺」、離島独特の寿司文化をルポ下さった「伊豆諸島・小笠原諸島に伝わる〈島寿司〉」、ご当地もの23品を含む農林水産省の「郷土料理百選」、そして銘菓を代表して、無病息災を願って受け継がれてきた「結城の〈ゆでまんじゅう〉」を選ばせて頂きました。
今回からみなさまのご投稿テーマによるいわしですが、これは本当に素晴らしいテーマでしたよね。一つひとつのマチをものがたる食文化、時代を経ても変わらないものがあるってやっぱりいいなぁ!


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