「ないない、なんにもない家」by id:H-H


うちの家は住んで2年になるのですが、
引っ越して来た時は困りまくりました。
築40年の古い団地で、通常家にはある設備がなんにもないからです。


■エアコンのパイプを通す穴が空けられません。
壁が穴の空けられないタイプで、これは小窓を開けてパイプを通し、ゴムでパイプと窓の間の隙間部分をふさいでしまいました。
業者さんは、古い家ではよくあるみたいで手馴れた感じでした。


■網戸がありません。網戸のレールがないのです。
裏が草むらで、網戸なしでは窓はあけられません。
これはエアコンを空気循環機能のついたものにして、窓をあけることを我慢することにしました。


■脱衣所に扉がありません。
そんなバカな。。。
これはカーテンレールをつけてカーテンを取り付けました。


■湯沸かし器がありません。
つまり、お風呂以外温水がでるところがありません。
冬の水仕事はゴム手袋をして、我慢!


■使ったことのない「バランス型ふろがま」
使い方が分からないので、ガスのお兄さんに来てもらって説明してもらいました。
点火するのに「ガチャガチャ」回すんですよ。知ってます?


■室内にもベランダにも排水溝がなく、洗濯機が置けない
室内に高さ30センチの木枠をくみ、その上に設置。
水は2メートルのホースをつなげ、お風呂場までのばし脱水できるようにしました。


■壁紙のない壁
これはペンキを塗っただけの倉庫のような壁でした。
まあ、でも南欧風と思うことにして、今でも壁紙は貼っていません。


どんな家でも引っ越したばかりは、なにも無いでしょうが、
こんなに何もない家は衝撃的でした。
でも「住めば都」二年経った今では不自由だったのがうそのようです。


私の両親が6畳一間のちゃぶ台ひとつから始まった「神田川♪」のような結婚生活を懐かしく話すのを聞いたことがありますが、とても幸せそうにみえたんですよね。
私は後何年ここにいるか分かりませんが、今の家での生活を大事にしていこうと思います。


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