イエ・ルポ 2 #032 PickUp5



みなさまこんにちは、ハザマです。今日は先にひとつお知らせを。この土日明け、31日のの月曜日は、通常ですと“イエコトミシュラン”のスタート日なのですが、1回お休みにさせて頂こうと思います。3月は“イエコトミシュラン”の語らいを2回実施したので、また4月のはじまりに(^^)。その分、今進行中の“リブ・ラブ・サプリ〜FORTUNE”や、水曜日スタートの“リブ・ラブ・サプリ〜SEASON”にいっぱいのメッセージをどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m。


さて、今日はみなさまのあったかなエピソード集となった“イエ・ルポ 2”#032のピックアップ賞・ノミネート賞のご紹介です。「手作りおやつの思い出&レシピ」のテーマ、それぞれの特別な愛情レシピから、あぁうちでも作ってたなぁ!と思い出させてくれた懐かしの定番おやつまで、本当にたくさんのイエの味が集まりましたね。子供たちを楽しませようと考えられたチャーミングなアイデアや、一緒に過ごした小さな時間が、胸にじんと伝わってきました。みなさま今回も心のこもったメッセージの数々を、どうもありがとうございました!


イエ・ルポ 2 #032 ピックアップ賞・ノミネート賞

#032では「あのやさしい味をもう一度!手作りおやつの思い出&レシピ」のテーマでご投稿頂きました。
お母様の愛情がいっぱい伝わってきたおやつエピソードには、こんなものがありました。「つぶつぶのおしるこ」「きな粉と蜂蜜の飴」「母が焼いてくれたクッキー」「たこ焼き器でホットケーキ」「豆腐入り白玉でみたらし団子」「牛乳シャーベット」「チーズケーキ」「パウンドケーキ」…。それに、沖縄のおやつ「ヒラヤーチー」や、私ははじめて知った日本のおやつ「甘食」なんていうちょっとめずらしい味も教えて下さいました。昔ながらのおやつには、「蒸かしイモ」「石油ストーブの上で焼き餅」「干し柿」「はったいこ」「井戸で冷やしたスイカ きゅうり トマト」「よもぎもちとおはぎ」「ぬか漬けとたくあんと甘い麦茶」など、ほんのり郷愁の香りに包まれた素朴な味わいが。そして「手作りプリン」や「食パンの耳でドーナツ」、「冷凍みかん」に「バナナを凍らせたバナナアイス」と、子供の頃に親しんだ手作りおやつに、みなさま懐かしい思い出話で盛り上がりましたね!


そんななかから、下にご紹介するピックアップ賞・ノミネート賞は、一つひとつにイエと家族の思い出が詰まった素晴らしいルポです。その真心のレシピと親子で過ごすあったかなひととき。どうかこれからもこんな愛情に満ちた時間がたくさん伝えられ、育まれていきますように!と心から願ってやまないおやつ物語ですw


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「きびだんごで桃太郎セット」by id:Oregano


幼児期の私は、なぜか桃太郎にハマっていました。猿と犬とキジを連れて歩いたらどんなに楽しいだろうと、それが憧れでした。このすてきな仲間たちを集めるには、どうしても必要なアイテムがあります。それはきびだんごです。私は母に、きびだんごがほしいとねだりました。しかし私はきびだんごがどういう物かを知りません。母も知らないようでした。
母は、なんと図書館まで行って調べてくれました。私も一緒について行きました。そこで岡山の名物「吉備団子」について書かれた本が見つかりました。吉備団子とは、基本的に求肥を団子状にした物です。昔は黍で作られたのかもしれませんが、母は写真を見る限り明らかに餅米粉だけで作られていると思ったそうです。Wikipediaを見ると

最近の製品は黍の割合がかなり低く、使用していない商品もある。


と書かれていますから、その時の母の判断は正解だったようです。
帰りにスーパーに寄って、白玉粉を買ってくれました。そして和菓子用のお砂糖である和三盆と水飴。私はただ帰りにスーパーに寄った記憶しかありませんでしたが、母に聞いてみたら、そういう買い物をしたということでした。私はこれがきびだんごになるのかと大喜びで、いいというのに自分で持つと言い張って、スーパーの袋を抱えて意気揚々と歩いていたそうです。まだお団子になっていないのに、今にも猿や犬やキジが出てきそうに思えました。
家に帰ると早速きびだんご作りに取りかかってくれました。求肥の作り方には何種類かあるらしいのですが、母は、桃太郎のきびだんごは日持ちするお団子だったに違いないからと、最も食べ頃の状態が長く保てる蒸し練りという方法で作ってくれたそうです。これはまず白玉粉に水を加えて練り、一度蒸してから、砂糖と水飴を加えてさらに練り上げていく方法です。
こうして作られた求肥の生地を取って丸め、そのままではベタベタしますから、普通はここで餅取り粉でもまぶすところでしょうが、母は栄養価を高めようと、きな粉をまぶしてくれました。桃太郎は強い男の子ですから、優良なタンパク質が欠かせないというわけです。
できあがったきびだんごは、それは見事な物でした。私は、これなら誰が見てもきびだんごと言うに違いないと思いました。さっそく試食してみました。それまで食べてきたお菓子に比べると地味な味でしたが、きなこがおいしくて、それなりにいけるという印象でした。
母が、白い布を細長く折って鉢巻きにして、おでこの所に桃の絵を書いた紙を貼ってくれました。鏡を見ると、どこから見ても桃太郎です(笑)。私は犬のぬいぐるみと、干支の猿の置物と、キジに関する物は見当たらなかったので、鳥なら何でもいいやということだったのでしょう、なんとお風呂アヒルを持ってきてテーブルに並べ、このきな粉味のきびだんごを大喜びで食べていたそうです。
後日またこのお団子を作ってもらい、小さなお弁当箱に入れて風呂敷に包んで腰に結びつけてもらって、お散歩に行ったこともありました。犬とすれ違うと、一つ下さいお供しますと言われないかとドキドキしていたのを覚えています。
お団子は公園で食べました。きびだんごで強くなった気がして、滑り台の上で「うぉー」と叫んでいたような気がします。これでは桃太郎ではなく怪獣ですね(笑)。
懐かしくなって、即席にご飯をお団子大に丸めて、それにお砂糖を入れたきな粉をまぶして食べてみました。優しい甘さと香ばしさが郷愁を誘いました。


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「母の手作りパン+弟考案のレインボーあんパン」by id:MINT


母が楽しそうにパン生地を仕込みます。私もそれを見てわくわく。この後は、粘土細工のような楽しいパンの形作りと、そして焼き上がったパンで迎えるおいしいおやつの時間が待っているからです。発酵には時間がかかりますが、その間、私と弟は、いつもの五倍くらいニコニコして過ごしました。もちろん発酵を待っている間は姉弟げんかなんかしません。これから迎える楽しい時間を想像したら、けんかなんかする気が起きるわけありません。
今思うと、母は中種法でパンを作っていましたので、本当は前日からのていねいな準備があったわけですが、子供の私にはそれは知るよしもありませんでした。
私はそわそわしながら、もういいかなぁ、ふくらんだかなぁと聞きます。仕込んで10分くらいから聞き始めますから、いつも答えは、まぁだだよ。かくれんぼみたいです。
やっと一次発酵が終わりそうになると、指に粉を付けてフィンガーテスト。最初のころは母がするのを見ているだけでしたが、そのうち私にもやらせてくれるようになりました。生地の中心をそっと押して、穴の様子で発酵の進み具合を確かめます。「酵母の声を聞くのよ」と母が言います。時にはわざと最適な状態を通り過ぎさせて、これが過発酵よと教えてくれることもありました。
最適な発酵具合になったら、生地を分割して休ませます。その間に、どんなパンを作るか相談です。私はロールパンのようなパンらしいパンが好きなのですが、弟はあんパンを欲しがります。それも、粒あんこしあん、白あん、うぐいすあん、色んなあんこをレインボー状に仕込んだ特別製です。弟は最初、お絵かきでこのアイデアを考え出しました。それを私が母に見せたら、これはすてきと採用になって、本当にレインボーあんパンが実現したのです。それ以来、弟はこの材料を揃えるだけでも大変な特別あんパンを、いつも欲しがりました。
ベンチタイムが終わったら、私と弟も参加しての形作りです。この時が一番楽しい時間。弟はいつもこの時に凝りすぎます。ガンダムみたいな精密なロボットの顔を作ったりしますが、二次発酵で膨らんで、せっかくの造形は見る影もありません。
弟のガンダムアンパンマンに変わるころ(笑)、オーブンがいい感じに予熱されています。さぁ焼くわよ。うわぁい!つや出しの卵水を塗ってオーブンへ。しばらくするといい香りが漂ってきて、それは家中に広がります。温かな、幸せの香り。家中がパンの香りに包み込まれると、まるで母に抱かれているような気持ちになってきます。私は椅子に反対向きに座って、背もたれに頬を当てて、うっとりとその幸せを味わいました。弟はパンだパンだとはしゃぎながら踊っていました。
母は今も現役でパンを焼いてくれます。私もパン作りが好きでよく焼きますが、やはり母のパンはどこかが違います。同じ酵母を使っても、食感が違うんです。種の仕込み方、発酵の見極め方、酵母との語らい方が違うのかなぁと思います。今も母のパンは私のパン作りの目標です。


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「マーガリンとお砂糖のサンドイッチを持ってレンゲを摘みに行きました」
by id:chinjuh


わたしは子供の頃、実はそれほど甘いものが好きじゃありませんでした。チョコレートは好きですが、キャラメルはそうでもない。アンコは嫌い、ケーキはスポンジ生地がダメといった具合です。煎餅なども、あれば食べるけれど、好んでほしがりはしなかったので、あまり間食が好きではなかったんだと思います。
それでも、思い起こすとなつかしいものはありますよね。他の方がすでに書いてますが、パンの耳のおかしはとても懐かしいです。うちではパン食をする人がいないのですが、祖母や母がどこからかパンの耳をもらってきて、油であげて砂糖をまぶしてくれました。甘い者がそれほど好きじゃないわたしも喜んでつまんだ記憶があります。
そうそう、普段はパン食をしないのに、お弁当を持って出かけるときには甘いサンドイッチを作ってくれました。食パンにマーガリンをたっぷり塗って、そこにお砂糖をかけるんです。これが美味しいんです。なんでこんなものが美味しいんだろうって思いますが、ジャムなんかよりずっと好きでした。
昔の田んぼは冬のあいだにレンゲソウの種をまいておくので、春になると一面の花畑になります。今日は友達とお弁当を持ってレンゲソウを摘みに行くからねとお願いすると、祖母が食パンを買ってきて、マーガリンと砂糖のサンドイッチを作ってくれました。それをプラスチックの籠につめて出かけます。
レンゲソウは空気中の窒素を根っこにためるので肥料になるそうです。田植えの前に鋤込んでしまうものだから、子供がいくら摘んでも怒られませんでした。わたしたちはレンゲソウで冠や腕輪を好きなだけ編んで、作ってもらったお弁当をたべたりして日が暮れるまで遊びました。
大人になってから、レンゲソウの咲く風景が懐かしくなり、水田をやっているところまでいけばまだ見られるんじゃないかと思い、探してみたのですが、今は昔より田植えの時期が早くなっていて、肥料も良いものがあるので、誰もレンゲソウなんか作らないんですね。休耕田もなくなって、休ませておくくらいなら宅地になってしまう。
そろそろ暖かくなってきたので、おやつを持って遊びに行きたいですね。一面のレンゲソウ畑は見られないかもしれないけれど、マーガリンとお砂糖のサンドイッチを作って出かけたいです。


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「手作りフレンチクルーラーby id:TinkerBell


私の思い出のお菓子は、なんといってもフレンチクルーラーです。
お店で売ってるのと同じでないと子供が喜ばないからと、研究に研究を重ねて作り方を編み出してくれたドーナッツ。
でも、お店で売っているのよりずっとずっとおいしいんです。
私も作ってみたいと思ってレシピを聞きましたが、なぜか教えてくれません。
あんなにおいしいのに、まだ完成されたレシピではないから教えられない、ということのようです。
そこで私なりに工夫して作ってみました。


では材料です。
薄力粉が70g。
無塩バターが60g。
卵が2〜3個。
ラニュー糖と塩、それぞれひとつまみ。
そして水が100ml。


http://q.hatena.ne.jp/1181882586/98362/
あと、こちらの書き込みでご紹介しているように、イエで上手に揚げる魔法のアイテムはオーブンシートですから、
約8cm角ほどに切った物を二十数枚用意してください。
上記分量で作ると、二十何個くらいできあがります。
ご家族で食べきれないお宅では、お裾分けするご近所様や、お茶会に呼べるお友だちもご用意下さい(笑)。


まずお鍋に水、砂糖、塩、バターを入れて、中火で温めます。
バターはヘラなどでよく溶かしておいてください。
煮立って全体に白い泡が立ってきたら、薄力粉を一気に加えて火を止めます。
煮立った鍋の上でフルイを使うわけにはいきませんから、粉は必ず先にふるっておくようにしてください。
木ベラで手早くまとめたら、続けて粉っぽくなくなるまでしっかりと混ぜていきます。
お鍋を再び火にかけて、弱火で優しく熱しながら2〜3分ほど練り続けると、生地がもっちりとしてくると思います。
生地が鍋肌から離れるようになるまで、力強くしっかり練ってください。


火から下ろして、溶きほぐした卵液を少量加え、よく混ぜます。
卵が生地に馴染んだらまた少量の卵液を加え、を繰り返して、
ヘラですくい上げると薄い膜を引きながらゆっくり落ちていくくらいの固さに調節します。
卵液で固さを調節するというのもアバウトな感じですが、
作り方の手順上、水では調節できませんので、卵液でします。


さぁ、絞り出しです。
用意するのは絞り袋と星型の口金。
絞り袋に生地を入れ、用意しておいたオーブンシートの上に絞り出します。
小麦粉の袋を見ると、
「熱湯で練った生地の場合、必ず星型の口金で絞り出し、表面を粗くしてください」
って書いてありますよね。
これを守らないと揚げている最中に生地が破裂して飛び散ることがありますから注意してください。
またせっかく星型の口金で絞り出しても、絞り出してから時間がたってしまうと、
形が崩れて表面を荒らしておくという効果が薄れてしまいますから、
絞り出したらすぐに揚げるようにしてくださいね。
これが安全のためのお約束です。


油は低温。160℃くらい。
天ぷらの衣をたらすといったん底まで沈んで、どっこいしょという感じで浮いてくる温度です。
鍋底で一呼吸静止しているくらいが160℃前後と思えばいいと思います。
さて、ここからがちょっと神わざ。
オーブンシートに生地を絞り出したら、それをひょいっとひっくり返して、シートを上にして油の中に入れていくんです。
初めてする時はボタッと落ちてしまいそうでハラハラしますが、
慌てて油に入れようとするとバシャンと跳ねて大変なことになりますから、
焦らずに落ち着いてやってくださいね。
揚がってくるとオーブンシート自然に剥がれますから、
そうしたら油の中から取り除いて、
ドーナッツ本体は時々返しながらうっすらと色づくくらいに揚げていきます。


揚がったらよく油を切って、
パウダーシュガー30g、水大さじ2、レモン汁小さじ1、お好みで蜂蜜を加えて湯煎したアイシングに浸して乾かす、
あるいはパウダーシュガーをふりかけるなどのお化粧をしてできあがりです。
アイシングで仕上げる場合は、揚げ方が足りないとべったりした感じになりますので注意してください。
湯煎したチョコを付けると、チョコフレンチも作れます。


と、色々な情報を参考に私がやってみたのはこんな感じです。
母に、どう?と聞いてみたら、おいしいよと言ってくれましたが、
母が作ってくれたドーナッツとは、まだどこかが違うんです。
私がうーんと悩みながら試食していると、あなたも子供ができればわかるわよ、と言われました。
母いわく、私のドーナッツは、彼氏に食べさせてあげると喜ぶドーナッツなんだそうです。
何が違うんだろう。もしかして、太さや大きさ?
また実験してみたいと思います。
母の作ってくれたあの味が、私のドーナッツの目標です。


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「庭で育てたカボチャでパンプキンパイ」by id:YuzuPON


お寺のおしょさんがカボチャの種を蒔きましたベンベン。「ねぇ、これを蒔いたら芽が出るの?」「さぁ、種として熟しているかどうかわからないけど蒔いてみる?」「うん!」というようなやり取りをして料理中のカボチャの種をもらいました。ちょうど今ごろの、春の始まりの時期でした。
その時のカボチャは煮付けになっていました。子供に煮付けは、あまり面白くありません。「ねぇ、カボチャってパイとか作れるんだよねぇ」「手間がかかるけどね」「もしこの種が実ったらパイ作ってくれる?」「実ったらね」。約束しました。


適当に蒔いておいたら、なんとちゃんと芽が出ました。父に教えてもらいながら、親蔓と早く出た子蔓1〜2本をだけを伸ばしていくように摘芯しました。元気良く育って花が咲いたので、また父のアドバイスで人工授粉のまねごともやってみました。カボチャの受粉は朝7時ころの時間を見計らって行います。雄花の花粉を雌花につけて、わくわくしながら学校に行きました。まるで帰ってきたらもう立派なカボチャが実っているような気がしました。
カボチャの収穫は、開花後1ヶ月ちょっとくらいです…が、あんなに愛情を注いで手間をかけたのに、いい実はひとつも取れませんでした。がっくりしていると、父が教えてくれました。
植物の品種改良というのは難しいけれど、ある特徴とある特徴を掛け合わせた一代限りの雑種ならわりと作りやすい。お店で売っているカボチャはたいていそうやって作られている。でもそうして作られたいい特徴が子供である種に受け継がれるとは限らない。たいていの場合受け継がれない。このカボチャもそうだったんだねと。
がっかりした私に、翌年父が、これならおいしいカボチャが育つはずだぞと、ちゃんとした種を買ってくれました。もう二年目なので、育て方は慣れています。自分で摘芯も人工授粉もして、今度は本当にいい実が取れました。観察日記も付けました。
取れたカボチャのいくつかは煮付けや天麩羅になりましたが、ついに念願のパンプキンパイも作ってもらえました。私はパイというと三角に切られた物か、マックやミスドで見る一人サイズの物しか知りませんでした。しかし作ってもらったパイは大きな丸です。子供にとっては、一瞬これは何という食べ物なんだと叫びたくなってしまうようなカルチャーショックでした。全部一人で食べていいよと言われて食べ始めましたが、とても一人では食べ切れませんでした。でもおいしかったです。二年がかりで育てたカボチャでしたから、感激もひとしおでした。
それからもしばらく、カボチャのマフィンや、カボチャのプリンなどのおやつが登場しました。どれもおいしくて、この年は夢のような年でした。父が私の育てたカボチャの天麩羅を肴にビールを飲んでいたのもいい思い出です。


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「おはぎで残った餡子で小倉トーストby id:vivisan


ちょっと手作りお菓子といいにくいかもしれませんが、中部圏では小倉トーストってけっこう普通にあります。
私が始めて食べたのは、母がおはぎを作ったときに余った餡子で作ってくれた小倉トーストをお菓子代わりに作ってくれたものです。・・・続きを読む

「プリンのようなシュークリーム」by id:tough


きっかけは、買い物に付いていった先で、シュークリームとプリンが特売だったことでした。しかしその時私は乳歯がグラグラで口の中が落ち着かず、おやつを食べる気にならなかったんです。後になって、シュークリームとプリンというこの魅力的な二つのおやつを逃したことをとても後悔しました。
後日そんな愚痴をポロリとこぼしたら、母が「いいこと考えた」と立ち上がって台所に行ってしまいました。・・・続きを読む

「おじちゃんのアイスクリーム」by id:atomatom


親戚の家で1度だけ食べたことあります。手作りのアイスクリーム。
何でも、叔父が本で作り方を学んだそうで、どこだったか多分、ドイツの農家なんかはこうやってアイスクリームを作ってるんだっていう触れこみでした。
魔法瓶の中に牛乳と砂糖を入れ、その魔法瓶をバケツの中に。バケツには氷水と塩。塩は氷水が凍ってしまわないように凝固点を下げるため。真夏だったので氷水はむしろ溶け始めていましたけど。・・・続きを読む

「親子で作る白煎餅」by id:momokuri3


色んなおやつがありましたが、楽しかったのはお煎餅作りでした。お煎餅といっても、普通のお煎餅とはちょっと違います。わが家では白煎餅と呼ばれていた、何の味付けもしない真っ白なお煎餅です。その白煎餅に、胡麻味噌や柚子味噌を挟んで食べます。焼きたてのアツアツの白煎餅と香り高い味噌。大人好みの味に思えなくもありませんが、私はこれが大好きでした。・・・続きを読む

「スイートポテト(友人のお母さん直伝)」by id:aekie


友だちのお母さんがお菓子作りの上手な方で、遊びに行くたびにお手製のお菓子やケーキをふるまってくれました。私の家ではおやつが禁止でしたので、友だちの家でしか食べる機会がなかったのでとてもうれしい思い出です。サツマイモなんて焼き芋しかないと思うなかれ!スイートポテトの味わいはご飯があることも忘れ、そればかり食べてしまったこともしばしばありました。・・・続きを読む

カップケーキ色々」by id:Fuel


母がやたら凝っていました。基本は、単にホットケーキミックスを溶いてレンジでチンするかオーブンで焼くかのどちらかだったと思うのですが、それに様々なバリエーションが加わるんです。
まず簡単な所では、ドライフルーツやナッツなどが混ざる物。ほぼあらゆるドライフルーツやナッツが順繰りに使われました。チョコチップや、甘納豆なんていうバリエーションもありました。・・・続きを読む

「寒天、きな粉、黒砂糖で、くず餅のようなおやつ」by id:iijiman


【材料】2人分
粉寒天・・・3g(小さじ半分強)
水・・・300cc+100〜150cc
白砂糖(黒砂糖でもよい)・・・小さじ半分程度
黒砂糖・・・適量。大さじ2〜3くらいあれば充分、水に溶く。
きな粉・・・お好みの量。1人あたり大さじ1〜3くらい?・・・続きを読む

「外は今川焼き、中は中華まん、父の特製不思議おやつ」by id:TomCat


わが家には、ちょうど家庭用タコ焼きプレートのような、今川焼き用プレートがありました。ずっしりとした鋳物製で、ちょっとサイズも大きく、やたら重たいのです。したがって、細腕の母がそれを使っていた所は見たことがありませんでした。
しかし、その家庭用というよりイベント用じゃね? みたいなプレートが、時々大活躍するのです。それは何かの用事で母が出かけている休日でした。・・・続きを読む

「カステラのラスク」by id:azukiazu


手作りのカステラもよく作ってくれましたが、美味しかったのがカステラのラスクです。
カステラを好きな大きさにカットします。
私は、少し薄切りの長方形にしていました。
オーブンを余熱しておきます。
クッキングシートかアルミホイルにバターを薄く塗っておきます。・・続きを読む

「牛乳かん!」by id:akilanoikinuki


私が小さい頃は、父がたまに作ってくれていました。
そのやさしい味が大好きで、自分で火を使えるようになると、すぐに作り方を教えてもらいました。
子供の頃は正体不明だった棒寒天をにとかすやり方も父に教わりました。・・・続きを読む

「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」


「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
テーマ「リブ・ラブ〈アミューズメントグッズ〉スナップ」から、今日の一枚をご紹介!
id:omotimotittoさん、ご投稿ありがとうございました。




「ランタンと仮装グッズ」
ハロウィンパーティー用に買った、カボチャのランタンです。
にっこりしてかわいいので気に入ってます♪
後ろに写っているのはちょっとした仮装のための、肉球つき猫の手グローブです♪
全身仮装は恥ずかしいけど、ハロウィンパーティーを盛り上げたい時に便利ですよ♪
肉球がプニプニときもち良いです♪



スナップコメント

秋のハロウィンにあったかそうなパーティグッズたちですね〜♪
このジャック・オ・ランタンも怖くなくて可愛い(^^)。
それにこの猫の手くらいのプチ仮装ならみんなで盛り上がれそうですね。
うちでは猫たちに手作り衣装でプチ仮装してもらってますが(笑)。
−ハザマ−


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