イエ・ルポ 2 #009 PickUp5



みなさまこんにちは、ハザマです。桜もすっかり見頃を迎えましたね〜。私はまだ公園に行けていないのですが、先日の晴れた午後、電車の窓からしばし桜景色を眺めました。まだひらきかけだったり、きれいに咲いていたり、いろいろで楽しかったな。この週末はみなさまもお花見第一弾、という感じでしょうか。私もまずはぷらぷらお散歩に出掛けたいと思います。爽やかな春の風を満喫しましょ〜w


さて、今日は“イエ・ルポ 2”#009のピックアップ賞のご紹介です。「イエや地方ならではのイベント、季節行事」のテーマ。季節柄、各地の桜名所の書き込みもいっぱいでしたね。地方のお祭りや地域行事、イエ・イベントのエピソードも盛りだくさん!みなさまの愛しみにあふれたルポを一つひとつ味読させて頂きましたw 今回もたくさんの素敵な書き込みをどうもありがとうございました!

イエ・ルポ 2 #009 ピックアップ賞

#009では「あなたのイエや地方ならではのイベント、季節行事」のテーマでご投稿頂きました。
今回は、さまざまなマチ、イエの四季折々の情景を存分に楽しませてくれたいわしでしたね。地方のお祭りや行事では、「餅つき大会」「どんど焼き」「梅祭り」「3月3日は裸押し合い祭」「雑柑(みかん)が無人販売所に登場」「米の植え付け」「蛍の夕べ」「阿波おどり」「100%手作りの夏祭り」「盆踊り」「子供御神輿」「長崎くんち」「芋煮会」「収穫祭」「毎月朔日の日は」(伊勢神宮朔日参り)…。「はなまつり」や「イースター・エッグ・ハント」など、ぜひひろめたいですね!と盛り上がったツリーも。イエ行事もユニークなものがたくさん。「ペットの誕生日会」「月に二回はオートキャンプ」「和菓子の日」「映画の日」「梅ちぎり」「春恒例・ヨモギの新芽摘みとツクシ取り」「初ものを食す」「家族で分担して全国コンプリートを目指す七福神巡り」「八十八夜には新茶を飲む」「いちご狩り」「プルーン狩り」などなど…。なかでは、ご実家のご家族もみんな一緒に年数回の「日帰り温泉ツアー」なんていいなぁ、という声が上がったり、お彼岸にあんこてんこ盛りの「みだれはぎ」って見てみたいー、と話題になったり、面白かったですw しかしモリ盛だったのは、「花見」と「東京湾大花火祭」のツリー!お花見と花火大会は1年ではずせない全国的日本の行事ですね!
ピックアップ賞には、古きよき日本の叙情が残る神社のお祭り「冬を呼ぶ〈吉浜稲荷の縁日〉と稲荷風」、東京で出会った故郷の伝統のエピソード「御灯祭」、自家菜園がつなぐ家族と人の情景が素敵だった「自宅での収穫祭」、あったかい家族の春の物語「たんぽぽのお花見」、そしてアメリカの地域コミュニティを垣間見せて下さった「ブロック・パーティ」を選ばせて頂きました。
いわしの中で、「2月25日は『リブ・ラブ・サプリ』本とハザマさんのBD!!」というメッセージも、どうもありがとうございましたw 偶然の一致で照れテレですが、うれしいダブル・バースデーではあります。〈イエはてな〉ライブラリーの記念日として、来年の2月はここでどんなイベントしましょうかね(^^)。


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「冬を呼ぶ〈吉浜稲荷の縁日〉と稲荷風by id:iijiman


神奈川県湯河原町に、吉浜稲荷神社という小さな神社があります。
毎年秋に、「お稲荷さん」と呼ばれる大きな縁日があります。
http://yugawara.blog119.fc2.com/blog-entry-90.html


夜店が並び、参道には提灯。昔ながらのお祭りという感じがします。
神社に近付くと、だんだん祝詞の声が聞こえてきます。(スピーカーで流している。)
境内では、参拝者には無料で甘酒を振る舞ってくれます。(夜だけかもしれません。)
今は普通の「お祭り」に見えますが、まだ物流が発達していなかった頃は、この縁日の日に立つ市が町内の「大きな買い物」をする貴重な機会で、今のお年寄りが子供だった頃は、着物などはこの縁日で買って貰ったりしたそうです。
また、この縁日で販売される名物に「抜き柿」というものがあり、お湯につけて渋を抜いた柿が袋に詰めて売り出されます。
一見すると普通のお祭りですが、細かく観察してみると、地方色の残るお祭りです。
また、このお祭りと前後して強い季節風が吹き、これを「稲荷風」と呼びます。
「稲荷風」が吹くと、湯河原一帯は、もうすぐ冬です。


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「御灯祭」by id:w83


御燈祭
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E7%87%88%E7%A5%AD


私の故郷は汽車は2,3時間に一本走るほどの過疎化・高齢化がすすむ地域。近くにある新宮市もその例外ではありません。そういところで育った私は、故郷には何もないところだと思っていました。
しかし学生時代、伯父に連れられ、日本舞踊を見にいったときのことです。いくつかの踊りのあとに、「御灯祭」を題材とした踊りを見せられて、驚きました。派生したものとはいえ、まさか遠く離れた東京で生まれ故郷の文化に触れることになるとは、思いもよらないことでした。
その踊りを踊った舞踊家の人たちの話では、数年前から御灯祭に注目し、舞踊に取り入れられないか研究したそうです。その後も御灯祭自体を見る機会がないまま日常生活を送っていますが、私の故郷にもキラリと光るものがあることを教えられました。


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「自宅での収穫祭」by id:staples54


家で作った野菜を友人・知人らと午前中に収穫、
お昼は白いおむすびと畑直送の野菜でみんなでわいわいと談笑しながら舌鼓します。


そして帰るときに袋いっぱいの野菜を持って帰っていかれるのを家族全員で玄関に出て笑顔で見送ります。


“家族がおいしい、おいしいと言ってばくばく食べるのよ”と電話が掛かってきたりして“よかったね。また収穫祭しようね”と、家族で語らいます。


畑に種を蒔くのは実は多くの人の笑顔とつながっているのかもしれません。


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「たんぽぽのお花見」by id:CandyPot


子供の時に住んでいた町には、一面のたんぽぽ畑のような場所がありました。一年生くらいの時だったでしょうか。家族でそこにお弁当を持ってでかけて、ハイキングみたいなことをしたんです。たんぽぽがきれいで、お弁当がおいしくて、本当に楽しいひとときでした。
ところが翌年、私は春にひどい風邪を引いてしまいました。今年もたんぽぽ畑にお弁当を持って行こうと言われていた直前でしたので、それがだめになってしまって大ショックでした。風邪を引いて鼻が出るのに、さらに泣いて泣いて鼻水をたらして、もう大変な騒ぎだったと言います。
もちろんたんぽぽは急に咲き終わったりしませんから、風邪が治ってから、たんぽぽ畑に行くことはできました。でも父はどうしても予定が空けられなくて、私と母だけの小さなハイキングになりました。それがとても残念でした。それから一年、家族みんなでたんぽぽ畑に行ける日を、楽しみに楽しみに待ちました。そんなことがあってから、私はたんぽぽが特別大好きな花になりました。そして、私があまり楽しみにするものですから、わが家の恒例行事として、たんぽぽのお花見ハイキングが定着したんです。
引っ越して新しい町に来てからも、たんぽぽの咲いている場所を探して、春になると家族で出かけました。以前のような一面のたんぽぽ畑はありませんでしたが、それでもたんぽぽのお花見は続けました。私が高校生になってからその習慣は一時途絶えましたが、それが最近また復活しているんです。最近はずいぶんたんぽぽの数が減りました。でも、黄色と緑の春らしい姿を求めて、家族でお弁当を持って出かけます。今年もやります。父も母も楽しみにしてくれています。桜のお花見もいいですが、わが家では、たんぽぽのお花見も欠かせない季節の行事になっています。


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ブロック・パーティby id:asukab


年に一度のご近所親睦会。夏真っ盛りの夕べ、ディナーを済ませた後、ご近所の人たちと集まってするパーティです。日本語では小規模の隣組(一区画)パーティみたいな感じかな。通りに住む人たちが参加するので、その通りをその時間だけ通行止めにして、大胆にも通りのど真ん中に椅子を置いて輪を作り、簡単なスナック、デザートをいただきながら親睦を深め、市からおまわりさんを招き防犯意識を高めたりします。
何しろ米国は引っ越しが多いので、常に人の出入りが激しく、顔見知りでない人々もたくさんという状況です。そんな中で日本の隣組のようなシステムがあることを知り、一見ばらばらに見える米国コミュニティを見直しました。やっているところとそうでないところがあるのは、リーダーシップの違いです。うちは主人がブロック・キャプテンで頑張ってくれているので安心。ご近所のおばあちゃん方からも頼りにされています。


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「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」


「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
テーマ「リブ・ラブ〈ハッピー&フォーチュングッズ〉スナップ」から、今日の一枚をご紹介!
id:Lady_Cinnamonさん、ご投稿ありがとうございました。




お客さまを笑顔にしてくれる和盆 
うちの和盆はお客さまを笑顔にしてくれます。友人からは渋い趣味と言われるのですが、『笑い』という幸せを招く一品なのでございます。 
時々手入れに来てもらう庭師さん。高齢の方が多くなりました。日本茶もお好みなのですが、意外とハイカラさんで珈琲や紅茶がお好きなのです。そんなハイカラさんに「純和風のお盆」で「西洋の飲み物」を運ぶと、『なかなか粋だねぇ』と毎回笑っていただけます。 
写真は先日3月3日に作った、ミニケーキ型のちらし寿司と手作りお雛様を飾ったもの。普段のお祝い事は家族がお客さま役なのですが、今回は私がお客さま役。月曜ということで深夜の桃の節句になってしまいました。でも、この渋いながらも艶やかな和盆で、ちょっと豪華な気分。疲れを忘れるような幸せ感に満たされました。


スナップコメント

華やかな模様がほどこされた和盆、まさにお客様仕様ですね!
お客様にお盆で飲み物を差し上げる、その心にぴったりの逸品。
心のこもったコーヒーがこのお盆で出てくると、笑顔になっちゃいますよw
雛寿司もよく映えて可愛い〜!お客様用の和盆いいですね、私も欲しくなりました。
−ハザマ−


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