「自由研究:カレー作り」by id:Dictionary


子供から大人まで大好物のカレー。
カレーが苦手な子供は少ないのではないでしょうか。
給食でも昔から一番に人気を勝ち取っていたのもカレーですよね。
そこで、このカレーを題材にして自由研究をしてみるのは面白いと思います。
親子で一緒にカレー作りをするのですが、勿論カレールウは使用しません。
自由研究というからには、スパイスからすべて調達してきて、調合していきましょう。


カレーは数々のスパイスを組み合わせて調合していくことで出来る複雑な味のハーモニーだと思います。
そして、自由研究ということで、今回はカレー作りから、試食、そしてカレーのスパイス一つ一つの特徴や栄養、また、効果までを調べて学び、レポートしていくというのがポイントです。
まず、例として我が家で作るカレーから考察していきたいと思います。


・材料
鶏肉300g
玉ねぎ1.5個
生姜
にんにく2かけ
ホールトマト1缶
=ここからはスパイス=
ガラムマサラ
ターメリック
クミン
コリアンダー
カイエンパウダー
シナモン
クローブ


油を熱して、にんにく、玉ねぎ、トマト、スパイスを炒め煮します。
鶏肉は他の鍋にて炒めておきます。
ブイヨンを加え、ゆっくり加熱していきます。
塩で調味し、そこにチキンを加えます。
好みでココナツミルクや生クリームを加えるとマイルドでコクのある味になります。


さて、試食です。
普段食べるカレールウで作ったカレーと違う味わいにお子さんたちも驚くことでしょう。
そして試食が終わったら、ここからがお勉強タイム。
スパイスのお勉強。
スパイスにはとても凄く体に良い役割をもたらすものが多いのです。


ターメリック・・・ウコンでよく知られているものです。
肝臓機能を高めてくれる効果があると言われています。。
クミン・・・馬芹ともいわれ、胃薬としても有名です。
コリアンダー・・・炎症を和らげたり、デトックスに良いと言われています。
カイエンパウダー・・・唐辛子として有名ですね。防虫殺菌効果もありますし、実は筋肉痛などにも良いのです。
シナモン・・・桂皮といって生薬としても有名です。
体を温める作用があると言われています。。
クローブ・・・消化不良や胃痛に良いとされています。


こうして解るように、カレーのスパイスのほとんどが生薬としても別名で扱われているものが多いのです。
つまりカレーというのは薬にもなる食事と本来のカレーは言えるかもしれません。
こんな風に勉強をかねた自由研究、そして大好きな子供たちに人気のカレーを組み合わせて学ぶというのは楽しく学べる良いチャンスです。
夏はキャンプやバーベキューなど、外でカレー作りが出来るチャンスも多いかもしれません。
夏に辛いものを食べて食欲増進、夏バテ解消もこめて、今年の夏はこんなユニークな自由研究はいかがでしょうか!



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