「桜色のファブリックで部屋を飾る」by id:TinkerBell


カーテンの掛け替えはとても効果的お部屋のイメチェン策ですが、大きなカーテンは出すのもしまうのもなかなかの大仕事。
でも、フルサイズのカーテンをロングドレスにたとえたら、ミニスカートに相当するようなサイズのカフェカーテンなら、掛け替えお手軽。
思い立った時にすぐ出来ます。


丈の短いカーテンですから、手作りも簡単。
気に入った布があれば、ちょっとのミシン掛けですぐにかわいいカフェカーテンが作れます。
私は春用に、桜を思わせるような花柄の布でカーテンを作りました。
カーテン越しに差し込む光は部屋中を彩りますから、これだけでがらりと部屋が春めいてきます。


この新しいカフェカーテンは、窓辺にもう一つの思わぬ効果をもたらしてくれました。
春眠暁を覚えずと言いますが、このカーテンを取り付けた窓辺に椅子を持っていって読書などをしていると、実に心地いいまどろみがやってくるんです。
カーテンなしの窓辺でうとうとするのはちょっとはばかられますし、かといって締め切ったカーテンのこちら側では春眠がやってきません。
その点、窓の一部しか覆わないカフェカーテンは、程よい目隠し効果と窓の外の春を感じながらまどろめる効果がうまくブレンドされて、絶妙の春眠スポットを実現してくれるんです(笑)。


すごくリラックスしますよ。
本格的に眠ってしまうと春風邪を引いてしまいそうですが、心地よい春のまどろみを感じるには最高です。
あるいは夕暮れのアンニュイ感をカフェカーテンの華やかさで軽く中和しながら、窓辺で楽しむティータイムなんていうのもすてきです。
物思いに耽りつつも暗くなりすぎない、これもすてきなひとときが楽しめます。


こんな穏やかな春色の楽しみ方と併せて、ど派手な春色の楽しみ方もやってみましょう。
たとえば常識破りの真っ黒なテーブルクロスに、桜色のテーブルランナーやランチョンマットを合わせるんです。
名付けて夜桜コーディネイト。
こういう色の取り合わせをすると、穏やかな桜色が一転ショッキングピンクのような華やかさにランクアップ。
大人の雰囲気のディナーやパーティーに最適な、お洒落なテーブルが演出できますよ。
テーブルの上に飾る花は、もちろん桜ですね。


桜色のテーブルクロスに純白のテーブルランナーの組み合わせも、穏やかなパステルカラーと思いきや、意外な華やか。
くっきり黒、くっきり白といった無彩色との組み合わせだと、なかなか派手になるようです。
逆に穏やかな春色を楽しみたい時は、生成りとの組み合わせなんていうのがいいかもしれませんね。


ちょっと悪のりして、ソファにも桜の花柄の布を掛けてみました。
白地に桜吹雪が舞い散っているような柄で、面積が広いとかなり派手な感じです。
うわー、寝転がると、桜の花に埋もれている雰囲気が楽しめますよー。
アクセントとして、すみれ色の風呂敷で包んだクッションを1個だけ置いてみました。
残りは生成りのカバーです。
桜色とすみれ色はとてもよく合い、キュッと引き締まった感じになりました。


こんなふうに色々楽しむ室内の桜色。
合わせる色しだいで、かわいくも、大人っぽくも楽しめます。
皆さんも自分らしい桜色の楽しみ方を編み出してみてくださいね。


»このいわしのツリーはコチラから