「人生と共に歩む、タネから育てる梅の花by id:Catnip


子供の頃の話ですが、道を歩いていたら、梅の実が一つ転がっていました。踏みそうになって慌てて足をどけたのが情の移ったはじまり。このまま誰かに踏まれても可哀想だと思い、拾って家に持ち帰りました。


よく熟した実で、いい香りを放っていましたので、まいておけば芽が出るかと思い植木鉢に植えていたら、父が「梅はそれでは芽が出ないんだ」と教えてくれました。果樹の種には、そのまま発芽できるタイプと、冬越しをさせてからでなければ発芽しないタイプがあり、梅は後者だというのです。・・・続きを読む