春分の日に種を蒔く」by id:Fuel


「権兵衛が種まきゃカラスがほじくる」という歌(?)がありますが、この権兵衛さんは、どうも実在の人物だったらしいのです。権兵衛さんのお父さんは上村兵部という名の武士でしたが、何があったのか、侍をやめて大和の国(現・奈良県)から熊野をへて、そして便の山(びんのやま、現・三重県北牟婁郡紀北町海山区)にやってきたそうです。そして寺子屋の先生になり、村の娘と結婚をして、それで生まれたのが権兵衛さんだったそうです。
権兵衛さんは成長し、鉄砲撃ちの名手と呼ばれる猟師になったそうですが、お父さんの願いはお母さんを助けて田畑に精を出してもらうこと。・・・続きを読む