「朝はベッドサイドでまず〈おめざ〉」by id:momokuri3


イエはてなで知った古くて新しい朝の習慣、それが「おめざ」です。


■ 目覚めの「おめざ」 id:CAROLさん
http://q.hatena.ne.jp/1170219143/69819/#i69819

「おめざ」とは、寝ている子供が目を覚ますとぐずるので、なだめるために与えたお菓子のことですが、私も寝起きが悪いので、おめざが欠かせません。
起きたらまず歯を磨くより先に、コーヒーとビスケットかクラッカー。少し胃に物が入ると頭がすっきりしてきて、気持ちよく一日が始められます。
これがないと私はぐずります。


以来私も朝に「おめざ」を導入してみることにしました。目覚めを爽やかに迎えるためには、睡眠中を担当する副交感神経と、起きてからの時間を担当する交感神経の入れ替えが欠かせませんが、胃に物が入ることで、それがスムーズに行えるんですね。
今の季節なら、ミカンが最適。寝ている間は冬でも寝汗を掻きますから、暖房を入れない室内でキリッと冷やされたミカンの瑞々しさが、軽く脱水している朝の体を爽やかに潤してくれます。
甘い物がある時は、寝る前にポットにお湯を入れておき、お茶っ葉を入れた急須と湯飲みをセットにして部屋に置いておきます。翌朝は一晩ポットに入ったままのお湯でお茶を淹れることになりますから、茶葉は低い温度で浸出することで旨味が引き立つ玉露をおごっちゃう。これで和菓子をいただく朝も、実にオツなものでございます。
もちろんCAROLさんお勧めのコーヒーにビスケットやクラッカーもいいですね。私はコーヒーの淹れ方にはちょっとうるさい方なのですが、朝イチのおめざには、固いこと言わずにインスタント。ねぼけまなこで淹れるには、インスタントが最高です。これをベッドサイドでいただくのが朝の楽しみ。このためにちょっと早く起きるくらい苦になりません。こうして「おめざ」でしっかり目を覚まして、涼やかな顔になってからリビングに行って元気にオハヨ!この習慣で「あと何分早く起きていれば」という朝の慌ただしさが無くなりました。
テーブルに着くとあらためて朝のお茶が出てきますが(考えてみると毎朝父や私の起きる前からキッチンに立っている母は偉大)、その前にまずベッドサイドで「おめざ」という習慣は、朝をとても気持ちのいい物にしてくれます。仕事帰りにちょっと寄り道をして「おめざ」を探すひとときもまた楽しいです。


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