「朝一番に鏡を覗いて自分にオハヨウのごあいさつ」by id:TinkerBell


高校生の時に友だちに教えてもらった、自分に自信が持てるワザのひとつがこれ。
部屋に少し大きめの鏡を用意しておいて、毎朝それに向かって、にっこり微笑みかけるんです。
朝イチの顔は、ぼーっとしているし、髪の毛はもしゃもしゃだし、正直言ってかなりブス。
最初のうちは顔の筋肉もまだ半分寝ていますから、表情もあまり豊かではありません。


でもだんだん目覚めてくると、ニッコリいい笑顔が作れるようになってきます。
そしたら最高の笑顔で、自分にオハヨウ!
これで今日一日、自分のことが大好きでいられます。
これで一日、自分に自信を持って過ごすことができるんです。


内向的だった私は、高校生になってだいぶ社交的になってはきましたが、まだまだここ一番というところで自分を表現することを恐がってしまう性格が抜けませんでした。
いえ、「自分を表現することを」なんてレベルじゃないんです。
突然目の前に誰かが現れると、まず一度は必ず視線を逸らして下を向いちゃうみたいな…。
少し時間がたって心の準備が整えばちゃんとコミュニケーション出来るのですが、こういう癖は相手を嫌ってるみたいに誤解されそうで、実際それで誤解を受けたこともありますから、直したいなと思っていました。


そしたら友だちが「それは自分をもっと好きになればいいんじゃない?」とアドバイスしてくれたんです。
そのためのアイデアとして、朝一番に大好きな自分と対面することを楽しんでみたら?鏡に向かってオハヨウって微笑みかけてみようって提案してくれたんです。
自分に最高の笑顔を向けることができれば、自分のことが大好きになる。
自分のことが大好きになれば自分に自信が持てて、誰とでも積極的に関われるようになるんじゃないかって。


一つのやり方が全ての人に同じように効果的なのかどうかはわかりません。
でも、このやり方は、私には効果てきめんでした。
朝一番にいい笑顔が作れるようになるためには、寝る前の気持ちも大切です。
だから、寝る前にも笑顔で自分にオヤスミナサイ。
鏡に向かってウインクして、人差し指で投げキッスしてみたりすると、あらすてき、私ったらミュージカルのヒロインみたい、なんて。
おやすみ前の色んな決めポーズを考えたりするのも楽しいです。


そうすると朝の目覚めもとってもさわやか。
お布団を被って、まだ出たくなーい、なんて思う朝も、さっと元気に起きられます。
朝の顔はさっきも書いたようにめちゃくちゃ変な顔ですが、それでも私はこんなふうに微笑める。
そういう朝の一瞬が、自分に自信を持ってすごせる一日の土台になってくれます。


このあと洗顔を済ませて髪を整えると、もう朝の私はぴっかぴか。
ボーっとした顔で洗面所の鏡に向かうのとは段違いの顔をしています。


まえにどこかで、小さな筋肉でも動けばそこから信号が発せられて、自律神経のスイッチを目覚めのモードに入れてくれる、みたいなことを読んだ記憶があります。
笑顔を作るのも顔の筋肉。
ですから、朝一番の笑顔作りは、爽快な朝を迎えるための「小さな体操」でもあると思います。
そろそろ私もお肌年齢が気になる年ごろですが、いくつになっても、その歳にふさわしい笑顔で朝が迎えられる自分でありたいと思います


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