あのやさしい味をもう一度!手作りおやつの思い出&レシピ

#032 お題
あのやさしい味をもう一度!手作りおやつの思い出&レシピ」を教えて下さい


“ルポ・タイトル”
「いつも牛乳さんが主役、母のミラクルミルクおやつ」by ハザマ


ルポルタージュ
おやつの思い出といえば、毎日牛乳、牛乳、牛乳さん…とまるでお唱えのように言っていた母の声が耳にタコです(笑)。元気に強く大きくなるには牛乳!といつもおやつの主役でしたね。幼い頃の私は牛乳が苦手でそのまま飲めなかったこともあったと思います。でも、母は無理に牛乳を飲めとは一度も言わなかった。代わりに、おやつは牛乳中心の発想で、たっぷり摂れるようにと考えて作ってくれていました。そして牛乳だけは美味しくて安心なものをと、大きな瓶に入って毎日届けられる産直のものだったのを覚えています。


ホットケーキにプリン、果物と牛乳のジュースやシャーベット、フレンチトーストにもドーナツにも牛乳をいっぱい。牛乳そのままは苦手でも、牛乳の入ったおやつはミラクルに本当に美味しくて、フルーツ・ミルクジュースなどもゴクゴク大好きでした。
でも…忘れられないのは、常に牛乳の割合が多かったメニューの味。プリンなど、お店のものをはじめて食べた時には、まるで別物のような味の違いにびっくりしたものです。母のプリンは、牛乳どれだけ入れた?というくらいしゃぶしゃぶの味なの(笑)。牛乳の中でイチゴをつぶして食べるイチゴミルクも、牛乳の方がたっぷり過ぎだし、フレンチトーストもタマゴとお砂糖のコクよりミルク味という感じで。
当時は私たち子供もそれを普通の味として美味しくてよろこんでいたのですよ。でも後に普通のレシピで作られたものを食べて、あれぇ?みたいな!


たしかに濃厚なプリンやフレンチトーストは美味しい…。だけど、母のミルク味は特別! 後に知った味のあまりの衝撃(!)とともに、余計に忘れられないのです。あのやさしいミルク味は母の愛の味。私もその味を受け継ぐべき?かどうかは迷っていますが(笑)。


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※今回の「いわし」ご投稿は3月26日(木)正午で終了とさせて頂きます。
※今回のピックアップ賞は3月27日(金)に「イエはてな」にて発表いたします。
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