イエ・ルポ 2 #027 ピックアップ賞・ノミネート賞

#027では「使い込むほどに価値と味わい!我が家の愛着アイテム」のテーマでご投稿頂きました。
普段何気なくイエで使われているモノにも、それぞれ愛着の物語があるって素敵。そう思わせてくれた書き込みがとても多くてうれしくなりましたね。おばあちゃま、お母様から私へと受け継いでいる「鉄なべや土鍋、フライパンといった調理器具」、お嫁入り道具を手入れして使い続けられている「包丁」、ご両親が結婚された時から今も活躍する30年前の「オーブン」、やさしい使い心地の木の「まな板」や「すり鉢(あたり鉢)とすりこ木」、おじいちゃまが贈ってくれた「学習机」、時とともに味わいを増してくる「革製品」や「父の革ジャケット」…。結婚祝いに贈られた「鳩時計」や、大事にお手入れされてきた「居間のフローリングです!」というエピソードもいいなぁって、うっとりでした。なかには、使うほどにいい風合いに馴染んでくる土鍋は「家族で食卓を囲ったときの思い出が詰まってる」「まるで自分たち家族を表わす鏡のよう」といった言葉も見られて、とても印象に残りましたね。また、盛り上がった「本」のツリーでは、従兄弟からもらった本を今度は従兄弟の子供たちへと贈られたお話や、「レコード」の書き込みでは30年前の子供の頃のレコードを自分の子供に…といったエピソードなど、モノをめぐるストーリーが素晴らしかった! 思えば時間というのはモノの属性、モノにはさまざまな時間が刻まれるんだ…って、幸せな実感をくれる語らいでしたw


今回は本当に思いのこもったメッセージばかりで迷いに迷ったのですが、下にピックアップ賞・ノミネート賞のルポをご紹介しますね。読ませて頂きながら、私も愛しいモノに囲まれたイエをつくっていきたい、幸せな物語を重ねていきたいと心から思いましたw


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