「金時生姜で作るジンジャースパイス」by id:Lady_Cinnamon


私はジンジャーパウダーやシナモンの入ったチャイ(ミルクティー+スパイス)や、ラッシュ(エスプレッソコーヒー+スパイス)が好きです。


またカレーなどスパイシーな料理に使うときのスパイスも、刺激的なチリペッパーだけでなく、体の芯から温めてくれるジンジャーと、リラックス効果のあるシナモンが欠かせません。



●カレーを作った時のスパイス各種
詳細はクリック
詳細はクリック


さて本題ですが、ジンジャースパイスにはちょっとこだわりを持っています。


秋の終わりから冬、静岡は晴れが多くとても乾燥した気候が続きます。その時期には干し柿など干しものに適した時期なんです。


スーパーやファーマーズマーケットで金時生姜を5〜15個くらい買ってきて、ジンジャークラッシュとジンジャーパウダーを作ります。普通の生姜でもできますが、金時生姜よりは辛みの利いたスパイスになります。


<作り方>
金時生姜を洗ってよく水を切ってから、ジップロックに数個入れ、硬いもの(すりこぎ等)でたたきます。生姜がつぶれて細かくなったら、本体を取り出してさらに包丁で細かくします。


この時ジップロック内で生姜汁が残ります。水に溶いて葛粉と砂糖を混ぜ葛湯にしたり、お酢と砂糖と醤油を混ぜてお刺身をカルパッチョにしたり、砂糖と醤油とみりんで生姜焼きのタレにしてしまいます。


さて、粒状態になった生姜をざるにあけ、日当りの好い所で乾燥させます。湿度の低い地域・季節なら2〜3日でジンジャークラッシュの出来上がりです。このジンジャークラッシュを紅茶の茶葉とミックスさせると、ほんのり甘みのあるホットな紅茶になります。ミルクやシナモンなどを加えると、チャイの出来上がり。



●ジンジャークラッシュと紅茶の茶葉

写真の薄黄色い粒々が、乾燥させたジンジャークラッシュです。
この量で急須1杯分。ジンジャーはちょっと多めの配合です。配合はお好みで調節して下さい。


ジンジャークラッシュが沢山出来たら、さらにミルミキサーにかけてジンジャーパウダーにします。パウダー状の方がカレーや生姜湯を作る時、オリジナルブレンドに出来るので便利です。ただ、予想以上に辛味もありますので、ドリンクの場合は入れすぎに注意です。


生姜湯やチャイなど冬限定のホットドリンクに思いがちですが、夏は冷たいドリンクとしてお勧めします。砂糖とジンジャーパウダーをお湯で溶いた後、キンキンに冷やした炭酸水(ミネラルウォター)を入れれば、ジンジャーエールになります。


冷たいのだけれど、生姜の作用で体の芯から温めてくれ血行を良くし、むくみ対策や夏バテ予防に良いそうです。免疫力も上げてくれますので、季節の変わり目やクーラーによる冷え性が気になる方にもお勧めです。


»このいわしのツリーはコチラから