「木の葉の名刺でごあいさつ」by id:Oregano


小学生のころ、木の葉を名刺に見立てて、わたくしこういうものです、なんて遊んだことがありました。葉っぱを何枚もポケットに入れて、教室の中でもみんなと名刺交換。楽しかったです。
そんな楽しかった子供時代を思い出させてくれる名刺用紙に出会いました。「五箇山和紙 押し葉入名刺」という製品です。風合いのある名刺サイズの和紙に、押し葉が一枚一枚添えられています。
[rakuten:tonamino:802984:detail]
五箇山というのは平家落人の里だった所らしく、みやこの文化の香りを伝える手漉き和紙の産地として、古くから良質の和紙を作り続けていた場所だそうです。桂離宮の解体修理の際にも特に五箇山の和紙と指定を受けて使われたということで、その質の高さがうかがわれます。そういう上品な和紙に自然の情感たっぷりの木の葉が、とてもよく似合うのです。
さっそく50枚購入しました。まだ印刷はしていません。どういう風に印刷するか迷っているのです。達筆な人なら筆で手書きしたら最高に風情のある名刺が作れそうです。私は感光樹脂で版を作り、かすれを生かした昔の活版印刷のような印刷にしてみたいと思っています。そして木の葉の名刺で、また「わたくしこういうものです」をやってみたいと思います。
手漉き和紙が作れる人なら、自作の押し葉入り名刺用紙を作ってみるのも味わいがあってすてきでしょう。


»このいわしのツリーはコチラから