「日本のハーブ、ヨモギで枕作り」by id:YuzuPON


ヨモギ枕が安眠によいと聞いて、即席で作ってみました。構造は、去年のいわしに出てきた簡単に作れる菊枕の話を参考にしました。
まずヨモギを摘みます。一本丸ごと引っこ抜いて使えば手間無しですが、やはり固い茎などが含まれると困ると思い、茎の先端の柔らかい葉だけを摘むことにしました。ヨモギはどこにでも生える強い草なので、都会でもちょっと歩けば簡単にまとまって生えている場所が見つかります。
続いて摘んだヨモギをまず水洗い。本当は洗わずに干した方が早いのでしょうが、都会の空気は汚いですから、一応よく洗いました。水切りしたヨモギはペーパータオルに挟んで、さらに水をよく取り除きます。
そして広げて陰干しにしましたが、これにはかなり時間がかかりました。約10日ほど干しましたが、まだ完全にカラリとしていない感じだったので、最終的にはシリカゲルを詰めた密閉容器に入れて乾燥させました。天日干しにすればもっと早かったのでしょうが、香りが飛びそうだったので直射日光は敬遠しました。
あとは、乾燥させたヨモギを木綿の袋に詰めてキルティングのように縫い目を入れて、枕カバーの下に入れる「ヨモギシート」にして完成です。この作業は恥ずかしながら母にやってもらいました。ミシンを使おうとしたら、糸のかけ方も知らないことが判明。みっともないですね(笑)。
さて、こうして作ったヨモギシートを枕カバーの中に入れて寝てみると…。おぉっ、草原の香りがします。よもぎ餅の香りもします(笑)。何だか心がとても落ち着くようで、たしかに安眠できる気がします。野原の香りに包まれて眠る簡単ヨモギ枕。自作のヨモギシートを付加するだけなので、枕が変わると眠れない人でも安心です。ヨモギを見つけたらぜひお試しください。


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