「鬼門の言い伝え」by id:YuzuPON


方角に関する言い伝えの代表格は「鬼門」ではないかと思いますが、私の一族では鬼門は「気門」であると言い伝えられています。気の出入り口ということです。鬼門から裏鬼門に向けて気脈が走っているので、鬼門を清浄にしていないと汚れた気が入ってくるという考え方です。結果的には鬼門にトイレを置かないなどという一般的な言い伝えと同じになりますが、「鬼」という存在を考慮しないところが普通と違います。
よく鬼門封じとして鬼門に木が植えられますが、わが家では植物の生命力にあやかって、家の中に健康的な気が流れてくるようにという気持ちで植えています。
鬼門に出入り口を作らないという風習は、わが家では鬼門に作れば出る時に、裏鬼門に作れば入る時に気脈に逆らって歩くことになるので避ける、というふうに言われています。
こういう言い伝えには地域性がかなりあると思いますが、皆さんの地域ではどうでしょうか。色々調べてみると興味深そうですね。


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