「5月5日は自転車の日!!」by id:TomCat


実は、5月って「自転車月間」なんですよ。そして5日が「自転車の日」です。


これは、81年5月に「自転車の安全利用の促進及び自転車駐車場の整備に関する法律」(現在は『自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律』)が施行されたことにちなむもので、交通安全の促進と自転車の正しい知識の普及を図る目的で、自転車月間推進協議会というところが制定したそうです。


なんにしても、5日は自転車で走ります。この時期、自転車は本当に気持ちがいいですよ。鯉のぼりと同じ空気の中を「泳ぎ回る」って感じがします。


もちろん安全を促進する日ですから、自転車の整備も欠かしません。しっかり整備した自転車で、安全の模範となる乗り方を心がけます。歩道上の走行は歩行者優先。自転車は左端を徐行です。飛ばせばかっこいい、気持ちがいいというんじゃダメ。徐行すべき所はきちんと徐行。停止すべき所はきちんと停止です。自転車にも、車と同じ配慮が必要です。


安全は自らが作り上げるという考え方が徹底してこそ、自転車の普及促進が図れます。そして環境が守られます。時々いわしでも話題になりますが、今、イエラボ編集長の小山薫堂さんが「東京スマートドライバー」なんていう運動を展開していますよね。安全こそスマートドライビング、事故防止こそ渋滞を防ぐ最大の省エネというわけです。これ、自転車も全く同じだと思うんですよ。いくら健康に良く環境に負荷を与えない自転車も、安全が図られなかったら普及していかないんです。


東京スマートドライバー」では、「HOMEDRIVE」なんていうアクションも展開しています。褒めるドライビングです。てめー、もたってんじゃねえよ、煽ってんじゃねえよといちいち人の悪いところばかり罵りながら走るのをやめて、他人の走行のいい点を見つけてそこを褒めながら走ってみましょうという提案です。


自転車なら、すれ違う人達と直に触れ合えます。あ、マナーのいい人だな、安全を大切にしているな、譲る心のある人だな、そんな人を見つけたら、ニッコリ笑顔でありがとうの会釈。こんなのが自転車なら、本当に簡単に自然に出来てしまいます。歩行者に対しても、車のドライバーに対しても、自転車からなら色んなサインが送れます。人の暮らしの速さに合った乗り物だから出来ることです。


そんなこんなで、5月5日は自転車の日。ちょっといつもと違うポリシーを持って自転車に乗る日にしてみましょうよ。


ご自分で整備する自信が無い人は、いい機会ですから、プロの自転車屋さんに点検整備お願いしてみましょう。自転車にも定期点検が必要です。その際、ぜひ日常の点検項目なども教えてもらってください。


そして、車の免許をお持ちでない方は、一度交通法規も勉強してみてください。ルールというのは、全員が同じ基準を守り合ってこそ、始めて効果を発揮するものなんです。原付の免許が取れるくらいの知識があれば十分です。


5月5日から始める「スマートサイクリング」なんていうのを、イエラボの弟分であるイエはてなから提唱してみたいなあ。安全、快適、自分も地球も健康になる、そんなスマートサイクリングで、楽しく走って行きましょう!!


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