「茎わさびは今だけ」by id:Lady_Cinnamon


わさびというと、大半の方が薬味の本わさびを想像されると思いますが、薬味に使われる部分は地下茎の部分です。丁度今の時期になると、『茎わさび』というものが街頭に並びます。


春先にわさびは柔らかい葉を茂らせ、白い小さな花を咲かせます。葉わさび・花わさびとも言うのですが、この茎から葉・花の部分が柔らかい今の時期だけ、茎わさび料理ができます。


茎の部分をざく切りにし、醤油や三杯酢などに付け込みます。1〜2日でピリッと辛いお漬け物になります。醤油漬けをさらに細かく切って、海苔の佃煮に混ぜ込むとこれまた絶品。朝ごはんのお共にはもちろん、おにぎりの具にしても美味しいのです。


葉・花の部分も一緒に漬けても美味しいのですが、チャーハンなどの炒め物の最後にパッと散らすと、高菜チャーハンとはまた違ったピリ辛チャーハンになります。


わさび産地でしか新鮮なものは手に入らないかもしれませんが、手に入るようでしたら一度お試しを。


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